CAB DRIVER 僕らは ドラマ を独り占めにいく
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Last Up-date '04.06.11
[Crew]
■脚本:矢柴俊博

【プロフィール】
俳優養成所やパントマイム集団への参加を経て、早大在学中『僕らはドラマを独り占めしにいく』を旗印にCAB DRIVER創設。以降全ての本公演に出演。同時に全ての企画立案を担う。また、作品により脚色および演出も担当している。舞台おいても、圧倒的なリアルさと、細やかな息遣いを体現できる希少な存在。はかなげな、時にエキセントリックな役者としての存在感で、近年映像の世界にも進出。のみならずCD製作にも積極参加。音楽ユニット『POCO凸凹BAND』では別人格でハレンチに活動中。

【『停電の夜に』への参加にあたって】
沢山、結婚式の雇われ司会者の感激のような、空々しい形相の役者をみかける。時々、生まれたての赤子の爆発を思い出させるような、無垢な形相の役者をみかける。沢山、実はただ金が欲しかったんだ、としか思えないような形相をした役者をみかける。時々、愛する者を決して裏切らない、とでもいうような形相の役者をみかける。沢山、絹ごし豆腐のように傷一つないような、のっぺりした形相の役者をみかける。時々、生まれたときからこの世の寂しさを背負っているかのような形相の役者をみかける。何かを見ているような、何かを感じているような、何かに突き動かされているような、何か掟があるような、そういう詩的な形相をした俳優に、僕もなりたい。小説のファンには「夫役 矢柴」でゴメンナサイ。しかし「この世の全てのカップルの聖なる倦怠期に、停電の夜のドキドキを贈る。」・・・つもり。・・・贈らせて、ください。

【射延コメント】
「近頃ブラウン管や映像の現場を賑わしているが、本当は舞台でこそ真価を発揮する俳優。彼にしかない光は、決してカメラで捉えることはできないし、劇場の空気を繊細な動き1つで、ごっそり変容させてしまう芝居は、劇場にしか体感する手だてがない。陽と陰のダイナミクスこそが、『彼をまた観たい』と向かわせる潜在的な根拠なのだ。」


*   *   *


■演出:射延憲児

【プロフィール】
'97年のCAB DRIVER本格始動以降、全ての作品で演出として関わる。戯曲への丹念なアプローチと、場の状況における登場人物への微細な演出で、CAB DRIVERが評される『丁寧な作品創り』の礎を築く。腰の低い演出がウリの、そのキャラクターには、意外にも役者としての客演依頼がちょくちょく来ているのだという。

【『停電の夜に』への参加にあたって】
いつも演出にたずさわって「あ。(この作品)自分のことだ。」と傲慢にも思いながら現場を過ごしている。そして今回は、もしかしたら過去最高の感度で思っているかも・・・。脚本。あとは初めてクレジットされるこの役割を、矢柴と最後までつきつめるのみ。急げ!

【矢柴コメント】
「いわゆる演出家というと、なんだか“独善的”な感じがあったりしますが、彼はどこまでいってもマイルド。それってつまり、物事を受け入れる度量があるということなんだと思っている。一方的な“演劇の論理”にとらわれることなく、繊細な目線で演出ができる。そういう演出家です。」
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