チェンバレン・ウースター 「541番図柄」ティーカップと受け皿(1810年頃)
Chamberlain-Worcester Pattern #541 Tea Cup and Saucer Ca.1810
薄い磁体、丸みを帯びたやわらかな形、つやのある染付け、そして金彩模様と上品な作り。こうした特徴や取っ手の形状(や取っ手の上の点状の金彩)からも、本品がチェンバレン社製と判じることができるが、裏面の記された図柄番号(541)が、製造メーカー判定の決め手となる。パネルの中に描かれているのは、「インド」の小枝とされているが、「インド」は日本のことを意味している。梅の花であろう。
マーク:裏面に赤色で「541」
Mark: <541> painted in red on the bottom