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ミントン 「816番図柄」 プレート (1812-14年頃）
Minton Pattern #816 Plate Ca.1812-14

　山中の水辺に橋がかかり、橋の中央に人物が、そして左右に建物が配されている。上部の木の描き方は「ウィロー・パターン(Willow Pattern)」にも似ている。中国風の風景図であろうが、教会のようにも見える奇怪な建物や派手な色合いなど、違和感を覚える点も多い。ただし、初期ミントンとしては、かなり豪華な図柄であることは確かである。
　裏面マークは、一般に「セーブル・マーク」と呼ばれている。L又はJを２つ交差させた形が、セーブルのマーク（の一部）に由来するとされているためである。

マーク：裏面に青色で「交差するLの下にMと816」（写真右上）
Mark: <Crossed Ls & M over 816> painted in blue on the bottom (plate right above)