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アート・絵画・現代アート・美術系のイベント・団体展出品作品16

浅野琢也(Takuya Asano)

第61回 平和美術展 稼動インスタレーション作品

作品タイトル

希望の馬!?

2013年8月(美術家平和会議)東京都美術館・上野


 

 床1メートル80センチメートルの大作です。
 展示物は、ボタンを押すと「パカパカパカ ヒーヒーン ブルル」と音がして鳴く仕掛けです。

『希望の馬!?』の動画も観られます。(AVIファイル)です。

(画像ファイルの画質は、あまり良くありません。音も、しません。)

希望の馬!?】の解説

絵馬が出来る前は、神社に馬を奉納して
いたそうです。
馬は昔から神聖な動物として「五穀豊穣」や
「疾病回復」などの願い事を書き、奉納する
絵馬として日本でも今でも残っています。
風水においては「仕事運」「財政運」を
上げたい時は人が馬に乗って大勢来る
という祈りを込めて人が出入りする玄関などに
馬の置物を置くと良いとされているそうです。

鶴だと平凡なので記念になるように小さな絵馬を
1人1個サプライズでプレゼントしました。
絵馬に、平和への希望や願いを込められるように
してみました。

(願いや希望は自由に書けるようにして台の上に置いて
無くなると補充しました。)

『リアルファーの馬』

会期中に、お盆の時期もありますのでナスやキュウリ
に棒の足を付けた馬の代わりにもなりそうです。


『 マザーグースの歌』
『釘が不足で』 (For want of a nail ?)
 釘が不足で 蹄鉄打てず 蹄鉄不足で 馬は走れず
馬が不足で いくさに勝てず いくさに負けて 国をとられた
何もかも 一本の釘の せい
というものがあります。

蹄鉄は、西洋では『魔よけ』にもなるそうです。

鶴だとマンネリ化したのと今年の8月に開催された長崎の
原水禁の大会に参加する人に千羽鶴にして持参してもらいました。

そのため絵馬に、平和への希望と願いを込めてもらう作品を発表
しました。
会期中に、お盆の時期もありますのでナスやキュウリ
に棒の足を付けた馬の代わりにもなりそうです。

競馬の歴史
走り続ける競馬の競争馬

日清・日露戦争の、軍費調達(かいば代)調達
軍馬育成の国策で賭博を黙許し馬券発売した
のが日本の競馬のはじまりです。
競馬で勝っても一時所得として課税されます。
負けた馬券は、経費と認められないそうです。
希望に「?」が付きそうです。

そのため「希望の馬!?」というインスタレーション
作品を出品しました。


『変花(へんか)』F4号アクリル画

平和美術展のチャリティー用作品コーナーに展示しました。
TPP条約で遺伝子操作どころか遺伝子組み換えまで
認められるかも知れません。枯れ葉剤を撒かれた土地でも
育つ「そら豆」もあります。飢えをしのいだ後で人体が
受ける影響は解りません。もし組み換えを失敗すると、
こんな変な花が出来るかも知れません?。
花が咲き実をむすび、生物が食べたりした未来は、
どうなるのでしょう?

「誕生!祝福?(キャベツ畑・人間プラント)」へリンクします。



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