芸者を「ねこ」と隠語で呼んで
いた。子供は七歳まで人間と見なさず
間引きで殺しても黙認されていた。
罪の意識も七つの祝いと、お札でチャラ
親の子殺しも娘を売る人身売買も
戦後の売春防止法が出来るまで続いていた。
自由恋愛と抜け穴を使い
管理売春は飯盛り女みたいな
個人営業で残っていた。
児童虐待は問題視され公になったが
公然と続いていた。
妾・手かけは昭和まであり「妾の子」
非摘出子が存在している。
世間の目もあり子供に辛い仕組みだった。
昔、子殺し・娘を売る・親がいた。
自分の命と引き換えに子を守る母猫の
話【猫は生きている】は、正反対な親の
愛を感じた。人間とネコを比べて生き物
としてどっちが正しいか疑問を感じた。
トルコ風呂がソープランドと名前を変え
ているが男と女の関係は続いている。
避妊技術も進化したが妊娠・性病などは
完全に無くなっていない。
性欲は日常生活で嫌悪感や憎悪感を
持つ人の配慮でコンビニでアダルト本の
取り扱いを止めるなど意識が変わってきた。
敗戦後、寿産院事件があった事を知り衝撃
を受けてイメージを表現してみた。
人類が猫と檻の中で闘ったなら
「ヒトは日本刀を持って初めて対等と言える
だろう」と大山倍達の答えを思い出した。
「泣く子と地頭には勝てぬ」というが
泣く子に児相を189の時代になった。
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