学歴・受賞・資格などの証書を
入れるワニ模様の筒は、人間
の経歴という内面を飾る証書の
入れ物だ。
パプアニューギニアに「セピック族」と
いうワニの身体装飾をする部族がいる
刺青とかタトゥーみたいにする感覚だ。
皮膚は、ワニのウロコのようになる。
我々は学歴や受賞暦や資格などの
経歴を皮膚でなく心の装飾にして
内面を飾る。
アンデパンダン展は、非審査でうり受賞が無い。
無いハズの場所に賞状を入れる筒が大量に展示
する以外性を表現した。
春は別れと出会いの季節・卒業・進学・就職・の
時期だ。人生で決めた進路を思い「もし・だったら」
と頭をよぎる。人生の節目を渡し舟みたいな賞状を
入れるクロコダイルの型押しの筒にのるウサギと
自力で泳いで渡る亀を対比させた。
鑑賞してくれた方々、それぞれの未来や将来を過去に
積み上げたことを想いだし模索して観賞してもらう
作品である。
パプアニューギニアのセピック川流域にジャングルの中で
生活している「セピック族」という部族がいまる。
彼らは、独特の文化を持っていて、男子が成人するため
体にワニのウロコの模様を彫る。
ワニのケースは、学歴や受賞に資格を得て賞状を手に入れる
時の筒状のケースだ。自己満足にしかならない「心の装飾」で
終わるか人の役に立つ職業につき結果や成果を残すことが
出来るか分かれるが奨学金を借りてでもで進学するか未来を
予測して進路を決める段階では、判断が難しい。
卒業証書や賞状を入れる筒は
ワニ模様だ。
筒に目を付ければワニに見える。
自己責任論は選択可能な環境が
用意されてこそ成り立つ。
選択肢の無い人に求めるのは、
利己的人間だ。相手の事を考え
ない利己主義が増加しいる。
ギャンブルを研究して
イグノーベル賞・経済学賞で
生きたワニを平気で触れる人は、
賭博に嫌悪感を持たないという
研究が受賞した。
生きている限り生きるには金が、
必要だ進路選びとは金と時間を
種銭にした人生を賭けた命がけ
のバクチだ。
桜は散って拡散する。
惑星は、宇宙空間の
チリが集まり原始星
になる。人の評価も
拡散して常識として
固定する。役割を終え
忘却しブラックホール
で立ち消える。
卒業の季節は進路。
それぞれ違う道。
桜は散って拡がり舞う。
実りがあるか知らない。
誰でも輝く瞬間はある。
花火・激しく一瞬の輝き
星・静かに長い輝き
希望は人それぞれ。
星は宇宙のチリが集まり
中心の原始太陽の周囲は、
原始惑星系円盤の渦の中
微惑星・岩石惑星・氷惑星
水金地火木土天海冥
周期と場所が位置。
惑星はチリが何億年も
かけ固まって大きくなり
大地となり人、地に足つく。
正三角形のカレイドスコープ
ベーシックトラスト(基本的信頼)幼少期の
子どもが親からの絶対的信頼感を感じ
られて形成される。
特に抑圧的教育の度が過ぎると親を
信頼するということができなくなる。
ベーシックトラストの欠如は、親の養育
態度の影響を受ける。
自分で変えようとしなければ一生変わら
ない。
ベーシックトラストの欠如により青年期
以降も「生きにくさ」を生み出す。
基本的信頼こそダイバーシティへの鍵
である。
【万華鏡】
1816年にイギリスの物理学者デイビッド・
ブリュースター(1781〜1863)により、
発明された。
正三角形のガラスの集合がベーシック
トラストな感じである。
有利子奨学金で進学
『いなばの白うさぎ』
川を超える為にワニの
背に乗る。奨学金を
踏み倒す若者みたいだ。
『うさぎと亀』山の頂上を
目指すが途中に川があっても
自力で泳いで進める。
(勉強する為の学費と生活費)
原材料
世帯から支出され金は、他の家族の
夢・希望・目標・娯楽・機会の我慢や
諦めを強要し1人の為に他の兄弟を
切り捨てたり他の家族が働いて仕送り
して工面したエネルギー。
一族を代表して家族の夢や希望を手に
する為に進学する周囲の期待とかなり
不平等なエネルギーが入っている。
(注)妬み・嫉み・不平等感も缶に
含まれる。
出世して家族全員に様々な形で
返済しなければならない。
効果
人生を有利に生きる推進力が
得られる。
副作用
兄弟・姉妹に不平等感を与えると
妬み・嫉み・不平等感によって
親の介護・葬儀・相続の時に精算
させられる。生前分与の主張など
出世払いの期限は出世する見込み
が無いと判断される時らしい。
学歴社会・奨学金制度・大学全入時代・少子化・子供の貧困など
問題意識を持ってほしいと問題提起になってほしいと感じています。
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