Takuya Asano official Website

アート・絵画・現代アート・美術系のイベント・団体展出品作品8

浅野琢也(Takuya Asano)

あさの たくや
〔これぞドラム缶アートの王道!
「海溝不況」をアーティストとして表現した作品。

2009年3月第62回 日本アンデパンダン展、出品インスタレーション作品
「デス・ドラム0903日本海溝、深い闇」
(日本美術会)国立新美術館・六本木

「デス・ドラム0903日本海溝、深い闇」

 



 
上の画像をクリックすると動画が観られます。
インスタレーションコーナーの雰囲気もご覧下さい。

2009年 アンデパンダン展(新国立美術館・六本木)
              インスタレーション解説書
タイトル「デス・ドラム0903(日本海溝、闇の底)」 作家 浅野琢也

コンセプト=ピカレスク(悪漢文学)の、定番!ドラム缶にセメント詰め。
      作品に近づくと、気配を感知して鳴り響く銃声(玩具の音)。
      周囲はデンジャラスなKeepOUTのバリケードテープ
      (黄色いコーションテープ)
      稼動展示する手法にドラマ的要素を加えたインスタレーション。
      コンセプトは「恐怖をイメージしてもらう」作品展示をする。
      怨まれない生き方・日本海溝ほど深く怨まれる生き方・想像の
      世界に留めてほしいものです。怨念は静かなほど怖いでしょう。
      今の日本は、政党や政治家に上級官僚のコンプライアンス
      (法令遵守)に加え司法は、公正かつ適切な判例の積み重ねが
      不況だから特定の産業を守る判決で公正さが崩れています。
      船の上から水葬にする場合は、袋に入れて終わり。
      映画のシーンにありそうで、セメントをコネル、舟に足だけ入れて
      身体が見えて演技するのはありますが、映画『西部戦線異常なし』の
      ラストシーンの蝶を採ろうとして命尽きる手や映画『ターミネーター』の
      溶鉱炉から手を出す名シーンともダブリますが稼動作品なので印象に残ると
      思います。映画「キネマの天地」で自殺する前に映画をみたら「バカバカしくて
      大笑いしてしまい自殺するの忘れた」みたいな軽いノリで生きると精神を
      病まないかも知れない。劇中に松竹蒲田の企画会議で「全部戦線異常あり」に
      籠の鳥裁判の社会派映画の企画をサーカスの空中ブランコの時に流れる
      曲「籠の鳥」に変えて「モダン籠の鳥」にしたりギャグにしてしまうあたり
      なるほどと感じてブラック ジョークな作品にしました。
      現在社会に怒りを感じて「どう手を出そうか」と考えている人に「バカバカ
      しくてやめた。
」と感じてもらえるかも知れません。
      私の呼吸器の疾患は死と隣り合わせの病気なのでメメント・モリ
      1人でも自覚しています。
      このテーマは「アサノタクヤ」作品であるから「アサノセメント」
      を連想してブラックユーモアとして鑑賞してもらう。
      
 
上の画像をクリックすると動画が観られます。
使用材料=美術館の床を傷つけない配慮からポリ容器のドラム缶を展示する。
     容器の上に手の造形物を電池式ターンテーブルに乗せて回転させる。
     セメント漬けの人間が入っているように見せることで興味を引く。
     近づくと小さな銃声を出しリアルな感じにみせる。
     アサノセメントアサノタクヤを引っ掛けたブラックユーモアを
     楽しんでもらう。

 今回の景気後退は、半世紀前の1957年7月から58年6月にかけての
「鍋底不況」に似ているように感じられる。しかし闇が深く底が見えない。
おまけに抜け出せない!!
「コンクリートから人へ」と単純にいくものだろうか?


今の日本は、【海溝不況】状態である。
 
この作品の為に様々な模型を入手しました。「手をつなぎましょう」
とか「この指とまれ」「手のひらを太陽に」みたい明るい発想の出来る
社会への反面教師になってほしいものです。
今の時代背景ではポリシーは「手打ちはしない!」っていう
オーラが出てそうです。手はモチーフとして様々な表現が可能です。
Death・Drum デスドラム

次の新しい作品
「good bye」グッド・バイ」にリンクします。


【日本アカデミー賞など21冠に輝く伝説の映画・ガールズシネマの珠玉の名作】
http://www.sakuranosono-movie.jp/top.htm


「櫻の園」桜華学園の新学校制服のデザインをしました。
2009年4月3日 さくらのそのDVD発売開始です。
 

(「櫻の園」をクリックすると公式サイトで予告編の動画を見られます)

(セーラー服「セーラーカラーの前開きポレロとジャンパースカート・リボン」のデザイン
マスターパターン・洋裁の型紙(設計)を担当
前売り券の特典のコラボポーチの発案とラッピングのアドバイスまで行いました。
2008年11月8日公開。配給は松竹。監督は中原俊 さん 主演は福田沙紀さん。
キャスト 福田沙紀 武井咲 杏 大島優子(AKB48) 寺島咲  はねゆり さん
特別出演 上戸 彩さん 菊川 怜さん 米倉 涼子さん
主題歌:「若葉」スピッツ  さん 
詳細は、公式サイトや劇場配布のチラシをご覧下さい。


浅野琢也へのメール トップ


写真の無断転載と直接リンクを、お断りします。(C)Takuya Asano