1月下旬から2月頭にかけて職場で不幸が続いた。
私は、職場の互助会の役員なんてものもやらされているので、久々に全員出勤となった今日は、不幸があった人を見つけては香典を配って回っていた。「渡して」というより「配って」と言う表現がぴったりくる。それぐらい重なった。
とはいえ、互助会の仕事なんてこんなことがなければなかなかやらないもので、去年の4月にこの仕事を引き継がれたのだが、互助会の会則が一昨年の4月から変わっていたことを今回初めて知った。だって、古い会則がファイルの一番上に閉じてあって、新しい会則が5、6年前の資料に紛れてたんだもん。そんなの、気がつかないってば。
それはさておき、どこが変更になっているのかチェックする。
結婚祝い金、家族の香典、義父母の香典、出産祝い金、、、、、このへんは変更無し。
問題はここ。
旧)本人の入院(7日以上)・・・5000円
新)本人の入院(7日以上)又は傷病による2週間以上の休職・・・5000円
おい、こら、ちょっと待て。。。
ちょうど去年の今頃、私は腰を痛めて休職した。
入院は6日間だったけど、2ヶ月程休職していた。
でも、もらってません。5000円。多分去年の互助会の役員も会則が変わってたことに気がつかなかっただけだと思う。
本来もらえるはずのお金なのでもちろん欲しいのだが、1年経った今さら主張するのも図々しいし、役員が自分自身なのでこっそり帳簿に付けといてこっそり抜き取ると言う手もあるのだが、それだと互助会のお金を横領しているみたいでちょっと嫌だ。でも、欲しい。5000円はけっこう大きい。
てなわけで、去年の互助会の役員に相談したら、こう言われた。
「あ、すみませんでした。じゃ、抜きとっといてもらえます?5000円」
寂しかった。
でも、今さら封筒に包んで「ハイ」と渡されるのも変な感じだし。
中身が変わらないからまぁ、いいかと思った。
金欠のくせに、こんな贅沢をしにいった。初めてです。ええ。
髪を切りに美容院に行くのとは違って、爪の手入れなんぞはやろうと思えば自分でできる。
誰もが羨むような美しい爪の持ち主だったら、、、とは言わない。せめて普通にマニキュアを塗れば、そこそこ映えるごく普通の形の爪の持ち主だったら。アートを施してもらうわけでもない、手入れだけのためにこんな所には行かないだろう。高いし。
かくいう私の爪の形は、いわゆる「男爪」で、爪の形が短く、小さい。
特にひどいのは右手の親指で、横幅が縦の2倍は軽くある。
ヒトに見せると「おもしろ〜い」などと言われるが、持ってる本人にしてみたら何も良いことはないのでちっとも面白くない。しかも、左右はおろか、同じ手でも親指・人さし指・他3本の指先の形がバラバラなので、自分でやると爪を同じ形に揃えるのすら難しい。
まぁ、こんなにも悪条件が揃いに揃ったものよ、、、と思う。
こんな私の爪が、プロの手にかかるとどうなるのか?多少お金はかかっても一度は見てみたかった。
普通の爪をきれいにするのは当たり前。こんなぶっさいくな爪でも、そこそこ見れたものにするのがプロというものよねっ、ねっ、ねっ、、、てな具合に非常に期待して出かけた。
多くのヒトは「この程度か、、、」と思うかも知れない。
それでもやっぱりプロの為せる技。これでももとの状態とくらべると、かーなーりー綺麗になっているのです。行く前の写真を取っておけばもっと分かりやすかったなー。ちぇ。
そのうえ、仕事柄爪をのばすのは御法度だし、派手なネイルも出来ない。やってここまでなのである。
ネイルサロンでは、やすりで形を整えて、クリームを塗って、温めて、ハンドマッサージをして、甘皮にローションつけて処理して、甘皮切って、オイルをつけてまた処理して、爪の表面を整えて、磨いて、ベースコート塗って、マニキュア塗って、トップコート塗って、乾かして、最後にまたオイルで仕上げた。
ふぅ、書いてるだけでも疲れる。所要時間1時間弱。ここまで自分でやろうと思ったら暇で暇で死にそうにならない限り出来ない。それに、マッサージはすっごい気持ちよかった。マニキュアは1日仕事すれば多分剥げてきてしまうのだろうけど、それでも時間とお金が出来たらまた行こう、と思う。