えっと。今年になってはじめての更新だったりします。5ヶ月振り。
休止しては復活し、また休止しては復活しの日記なので、今やどれだけの人が見に来てくれるのか非常に疑問ですが。
とりあえず「生きてる証」として、気が向くままに更新しようと思う。うん。
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昨日、2年ぶりに電話があって、半年降りに話をした。
分かったのは、あの頃からお互いいろいろな事があったんだなということ。
今それが分かって、なんとなくほっとしている。
「福祉の仕事をしている」と言うと、たいていの人は「大変だねー」と言う。
確かにそうかも知れない。
しかし、それと同じぐらい「偉いねー」とか「将来役にたつよねー」とも言われる。
これにはいつも「??????」と思っている。
この場合の「偉い」は社会的地位が高いとかいうわけではない(多分)。
つまり「(人間的に)立派だねー」とか、「良くやるねー、そんな仕事」という意味だと捕らえているが、私はそうは思わない。
確かに、誰にでもできる仕事では無いと思う。しかしそれは福祉の仕事は「貴いから」とかそんな思いあがった理由じゃなくて。
人と直接関わるのが苦手という人もいれば、他人の排泄の介助なんて生理的にできないなんて人もいると思う。おばあさんが同じことをえんえんと話しているのを黙って聞いているのなんてぜーーーーったい我慢ならんという人もいるだろう。
そんなよっぽどの理由が無い限り、何とか出来るのがこの仕事だと思う。
つまり「福祉の仕事をする」だけならできる。それだけで。
しかし、プロとして立派な福祉従事者となろうと思ったらそれだけでは足りない。技術や知識はもちろん、もっとも重要なのがその人の人間性だと思う。っていうか、この仕事は最終的には人間性がものを言う。
あ、もちろん「福祉の仕事についている人は、人間性に優れている」なんて言っているわけでないよ。念のため。
それに、福祉という言葉から献身的なイメージをもたれがちなのであるが、それは何か違うと思う。
言ってはなんだが、私はすべてを投げうってまで利用者に何かしようとは考えていないし、ましてや「人のために何かしてあげたい」などどいう思い上がった思想は持っていない。確かに同じ福祉従事者でも「人のために」「人のために」とのめり込む人もいる。そりゃ時にはそういうことも必要になる時があるのかも知れないが、いつもいつもだと自分が壊れてしまうし、そうやってのめり込む人が必ずしも良い援助(支援)をしているとは限らない。
自分が仕事としてできる(受け付けられる)範囲に福祉の仕事があって、それがやりたい(嫌でなはい)からやっているだけのことである。そりゃ、それが何かのためになるんだったらまぁそれでいいんじゃないの、それぐらいの考えでしか無い。かなりクールかもしれないが。
なので、うっかり「偉いねー」なんて言われてしまうと、自分が偽善者にでもなったかのようなそんな心地の悪さを感じる。
「将来役にたつか?」これには「今福祉の仕事をしているということが、将来自分の親等の介護をする時に役にたつ」という意味と「将来的に有望な職業」という意味とが含まれていると思う。
前者のは、今の自分を考えた場合明らかにノーと言える。そりゃ全く役にたたないわけではないと思うが。
一般に福祉関係の仕事と言った時に「老人介護」を思い出す人が多いと思う。っていうか、福祉にあまり知らない人はまずそう言うイメージしか湧かないと思う。がんばって身体障害者の介護だろう(車椅子押してるみたいな)。
が、一口に福祉の仕事と言っても非常に幅が広い。対象者だって老人、身体障害者のほかにも知的障害者、児童、精神障害者、母子世帯等々挙げればきりがない。また、直接処遇だけが福祉の仕事ではない。施設の指導員や寮母さんや在宅介護のヘルパーさん、保育園の保育士さんから病院のソーシャルワーカーとか児童相談所や役所の福祉関係の窓口の相談員なども福祉従事者だ。
各領域を転々としてきた人でもない限り、同じ福祉と言えども違う領域については結構知らないのが現状である。基本的な福祉の精神や理念等は理解があるだろうし、また全然関係が無いわけではないので、ずぶの素人よりは多少役にたつかも知れない。が、その程度。今まで知的障害オンリーで来た人が老人介護のプロとしてすぐやっていけるわけが無いし、老人介護を主とするヘルパーさんに精神障害者のソーシャルワークをしろと言ったら、それはかなりの無理難題だ。
なので、福祉従事者と言っても直接老人介護をしている人でも無い限り、親が寝たきりや痴呆になった時、自分の持つ知識や技術の全部が役に立つことは無いと思う。従って自分ができない部分は人の手を借りることになるのだろう。ただその人が明らかにいい加減なことをしようとした場合には、多少知識がある分だけちくちくとやり込めたり(やなやつ)、他にあったサービスを探すことぐらいはできるかも知れない。
後者については、、、、長くなりすぎたのでまた明日(っていうか今度)。
昨日の続き。
「福祉関連の仕事は将来有望か?」
いろんな所でいわれている通り、今後も必要とされる仕事であることは間違い無いのだけど。有望であるかどうかはちょっと疑問だ。今の日本の福祉政策を見ていると。一見力を入れてやっているように見せ掛けて、実はなるべくなら金をかけたく無い、世論がうるさいから、諸外国からの圧力で仕方なくやってるのが見え見えだから。資格制度すらも整っているようで、整っていない。例えば、就職するために、あるいはキャリアアップをするために何か福祉関連の資格を取ったとしても、それが仕事になるのはほんの僅かだ。 具体的に挙げるとホームヘルパー2級(1級)とあと介護福祉士あたりが何とか該当するだけで、他はがんばって取ったとしても医者や看護婦のようにそれで食っていけるわけではない。社会福祉士しかり精神保健福祉士しかり福祉住環境コーディネーターしかり。(もともとそれらの資格が生かせる職場で働いていて、ハクをつけるために取るとかなら多少意味があるのだが)
今、特に30代以降の人(特に女性)でホームヘルパーの資格をとって再就職を、と目指している人も多い。
介護関連の仕事には「ヘルパー2級(もしくは介護福祉士)」が必須条件になっている場合も多いので、多かれ少なかれ福祉の現場で働こうという気があるのなら、持っていて損は無い。今ならかなり求人もある。
しかし、フルタイムで働こうと思ったらちょっと厳しい物がある。
福祉の現場はわりと年令制限が緩いところが多いとは言え、特養や老健等の入所施設で、それもフルタイムで介護の仕事をしようとした場合、このへんは一般企業ほどではないが同じ資格を持つ者であれば若い人を取りたがるようだ。宿直もあるしどうしても体力勝負となってくるので。
それに今はまだ良いのかも知れないが、介護保険の導入以降、施設の経営状況が思わしく無くなってきている所も出てきている。人件費を節約するために極力パートでまかなおうとする施設等今後たくさん出てくるだろう。(実際管理職と主任指導員、医者、看護婦の他は全てパートでまかなっている施設も既に存在する)
また、訪問介護のヘルパーなどは圧倒的にパートが多いのが現状だ。
あと、待遇について。
正職員の場合、公立公営施設の場合はもちろん社会福祉法人の施設の多くは、基本的にその地域(県または政令指定都市)の自治体の公務員の給与表に準じている。夜勤や宿直のある所はこれに手当てがつく。
これを多いと取るか少ないと取るか。
仕事柄、体力的にきつい上、感染症などの病気をうっかり拾ってしまったり、利用者の他害で労災なんていう危険性もある。公傷私傷問わず、腰痛持ちなんてざらざらいる。のめり込みやすい人だと精神的に病んでしまう人もいる。
自分の仕事のきつさを強調するつもりはないが、簡単に考えただけでもこれだけ出てくるのを考えると、給与について安すぎるとは思わないが、特にもらい過ぎだとも思っていない。ちなみにパート職員の場合は普通のアルバイトよりもちょっと良いかなー程度である。下手すると同じぐらいの所もある。
あ、民間の訪問介護ステーション等の給与については、どうなってるか知らないです。たぶん独自で決めているのだと思うけど。
入所施設の職員の場合、基本的に交代勤務で大体夜勤や宿直がある。私の勤めているところは幸い完全夜勤制(2交代)をとっているのだがこれは稀で、福祉施設の場合完全宿直制、あるいは夜勤・宿直併用制(1人が夜勤で1人が宿直等)のところがほとんどだ。つまり、24時間、36時間勤務なんてのもザラだ。
また、交代勤務なのでどうしても休みは不規則になる。平日の昼間に街で買い物をしていると空いてるのが嬉しくて勝ち誇ったような気分になるが、平日9時5時で働いている人とどこかに行こうとすると、なかなか休みがあわない。
これは「人様が働いている時に休んで、休んでいる時に働くのが私の仕事」と割り切っていればそんなに苦ではない。なので、去年のクリスマスも今年の正月もGWもほとんど働いている。←特にひとりもんはこういう時こそ稼ぎ時(笑)福祉の仕事というと、どうしても女性向きのイメージをもたれることが多い。向いているかどうかは別にして、実際現場は女性が多い。なのに、女性にとって働きやすい職場であるかというとそうとは限らない。
女性への待遇については女性が多い分、他の一般企業よりも多少保障されている感もある。が、施設によって大きく左右されているのが現状だ。そもそも施設は連休自体が取りづらいので、ひどい所だと出産休暇・育児休暇等が保障されてない所もある。(もちろん形としてはあるのだが、実際とれない、前例がないという意味で)
通常、妊娠した場合、夜勤や宿直はできないためその分パートや臨時職員を雇うか、事務職や同じ法人が通所施設を持っていればそちらへ配置転換する等で対応することが多い。しかしそれができない(やらない)所で勤めていた場合、どうしても辞めざるを得ない。知り合いの職場では産休・育休は保障されているが、逆に出産適齢期の既婚女性が多いため「産休1人○回まで」と制限がある。いわばバースコントロールである。そうでもしないと勤務が回っていかないそうだ。
あと、女性職場ならではの軋轢もある所にはあるらしいしー。どうしても。
うーん。。。。書けば書く程暗くなってきた。なんで私はこの仕事をやってるんだろう。。うー。(つづく)
先日の日記から、はや3ヶ月が経ってしまいました。もう、日記というより「季記」とでもいった方がいいのかも知れん。
あの日記を書いた直後に、同僚が御懐妊。しかも今年中に退職するとのこと。書いてる当初はもちろんその気はなかったのだけど、ちょっと予知日記っぽくなってしまったような。←???
あれの続きは、また別ファイルにでもして作っておこう。時間があったら、、、って、ろくすっぽ日記も更新してないのにそんな時間あるのか??そんなこんなで仕事の方がバタバタしている中、アクアビクスにハマったり、ツーリングに出かけたり、たまーに国試の勉強もしたり、マロニー先生が泊まりに来たりとプライベートもそれなりに充実させてた。っていうか、それぐらいしないとバランスがとれないような気がする。彼?もういい。ちょっと疲れたかも。
んで、それに加えてついに大型二輪の免許を取りに行くことにした。
普通二輪をとって約1年。今乗っているバイクが、どうにもパワー不足なのでもう買い換えを考えている。
んで、どうせだったら大型に乗りたいってのがまず1つ。あと、年々運動神経は確実に鈍っているし、今後もし何か生活環境の変化があると、取りたくてもなかなか取りにいけなくなるのは目に見えている。なら、今取ってしまおうと。(お金ないけど)というわけで、早速教習所に申し込んできた。
お約束の取り回しと引き起こし。取り回しはともかく、引き起こしは9月にライディングスクールでやった時よりもずっと楽だった。同じCB750だったのに。何でだ?教習車はでっかいバンパーがついているからか?
しかし、いくらちょっと楽だといっても、教習では引き起こしないで済ませたいもんだ。。。
第九を聴きに行った。
クラシックなんて、滅多に聴く機会がなかったのだけど、結構いいかも。
その後、お食事。
ウチからこんな近所にこんな美味しい店があるとは知らんかったよ。うん。