FileLaunchの「拡張ファイルツール」に登録してある「ファイル検索」は、ファイルの検索結果をただ画面上に出力するだけのそっけないもの(将来、本体側にも連携機能を追加してもっとちゃんとしたものにする予定)ですが、qshdlg 0.5.0を使用して、もうすこしユーザーフレンドリーなものにしてみました。
容易に導入できるように一応ipkにしましたが、fl_find.shファイルを置き換えているだけです。「追加/削除」に項目が増えるのがいやな場合は、解凍して直接コピーでも問題ありません。(FileLaunchアンインストール時に削除されます)
従来同様、「拡張ファイルツール」から「ファイル検索」を選ぶと、検索対象入力ダイアログが開くので、ファイル名(部分名で検索するときは、test*.*などのようにワイルドカード指定)を入れると、検索結果をqshdlgを使用してリスト表示します。リストの中から選択してOKボタンを押すと、FileLaunchの画面に戻りますが、選択したファイル名の位置に画面が移動しています。(タイミングによっては、FileLaunchの画面に戻ってからワンテンポ置いて画面が移動します。)
ただし、制限事項が一つあります。間に空白を含むファイル名は表示されません。
2004/02/20 sudoツール qshdlg0.5.0対応版 fl-sudotool 0.5.0をリリース
sudoツールの中でqshdlgを使用しているスクリプトについて、qshdlg 0.5.0 の仕様変更にあわせた対応版、fl-sudotool 0.5.0をリリースしました。qshdlg 0.5.0を導入された方は、これも合わせて導入してください。また、インストール先(本体メモリー/カード)はfilelaunchとあわせてください。
2004/02/18 0.2.1-2リリース
インストール後処理スクリプトがA300を考慮していなかったため、修正しました。A300で0.2.1を導入して、起動しない状態になっていら、0.2.1をアンインストールしてから、0.2.1-2をインストールしてください。おそらく起動するようになると思います。
導入されるファイルは全く同一なので、すでに0.2.1をダウンロードして正常動作している方は更新の必要はありません。
2004/02/17 0.2.1リリース
以下の追加・修正を行いました
VGAインプットスタイル・画面横分割状態を例にすると、「0」が左右に等分割(0.1.2までと同一)の状態で、-1は画面分割位置がそれより左に80ドット移動した位置、2は右に160ドット移動した位置になります。プレビュー画面のサイズは、右側のファイル選択画面と同一サイズになります。
コピーなどのときに、手作業でファイルを選択した後、新しいものに古いものを上書きしてしまう可能性がないかどうかを確認するときなどに使用できます。
具体的には、画面の左右にかかわらず
フォーカスがあるかどうかは、選択しているファイルが青色で表示されるか、灰色で表示されるかによって区別できます。0.1.2までは複数選択していると、フォーカスが無くても青色で表示されていましたが、0.2.1より、複数選択していてもすべて灰色で表示されるようになりました。
VZファイラーやその他の二画面ファイラとほぼ同一の動きになりますが、以下の短所もあります。
なお、対称化していても、プレビュー画面は必ず右側に表示されます。
2004/02/10 0.1.2リリース
FileLaunch本体には変更ありません。周辺部分に以下の追加・修正を行いました。
ちなみに、「sudoを使用する」設定の場合も、実際にsudoが使用される(ルート権限で実行される)のはSD/CFカードへのコピー・移動・書庫解凍の場合のみです。
2004/02/07 0.1.1リリース
TinyViewerを一から考え直し、より汎用性を高めたアプリです。従来からあるリアルタイムプレビュー、ファイルを指定してのQtアプリ起動機能を引き継ぎつつ、コマンド/スクリプト起動機能を大幅に強化し、かつファイル選択画面をDOSのVZエディタの発想で作り直しました。linuxのコンソールコマンドを、ターミナルを意識することなくGUIから使用できます。もちろん日本語ファイル名や空白を含むファイル名も問題ありません。
本質的にはファイルを指定してのアプリケーションランチャーであり、その機能を利用してファイラーとしても使用できるようにあらかじめある程度のカスタマイズを施しているものです。バッチ的に実行できるもの(実行の最中に対話的にyes/noを入力する必要がないもの)であれば、コマンド・スクリプトを組み合わせることで、さらに高度なファイル管理操作もカスタマイズ次第で可能になります。
QVGA画面で実行することも念頭において設計していますが、今のところSL-Cシリーズインプットスタイル専用です。QVGA画面やビュースタイルでは画面がはみ出します。
設定できる項目が非常に多いため、ドキュメントが相当の大きさになっていますが、基本的な機能を使う分には、ドキュメントすべてに目を通す必要はありません。最初のうちは、削除などの、しくじると取り返しのつかない操作を避けて、割と無難な機能だけを使っていれば、ドキュメント無しでも使い方は飲み込めると思います。
なお、高機能化した分、TinyViewerより大幅に巨大になっています(多分動作も重くなっている)し、confファイルの互換性もありませんので、TinyViewerの代替アプリではありません。TinyViewer自体は、新機能追加は停止しますが、バグフィックスなどのメンテナンスは今後も継続します。
また、製作過程でLHaについて調べているときに、sourceforgeで配布されているLHa for UNIX autoconf版(1.14iをベースにした分裂版)では、書庫格納・展開時のファイル名コード変換に対応していることを知りました。これを使えば日本語ファイル名を含むlzh書庫をPCとZaurusの間で正しく取り扱えるため、Zaurus用にビルドして、同時に再配布します。