この文章は崎田さんから送られて来たメールをそのまま転記したものです。

写真は今の所"Shinsuke"が撮影した物を使用しています。

改行、強調などは私が勝手にしました。

10月17日 PART2

さあ、いよいよALL POINTS BULLETINの登場だ。

今回のクライマックス。なんと特別ゲストがランドール・ホ ール

トリプル・ギターだ。

マイクとのバトルなんて信じられない。

さあ演奏がはじまった。

オロジナル・ナンバーとスキナード・ナンバー がプレイされる。

リード・ヴォーカルはマイク。

"SIMPLE MAN" "GIMMIE THREE STEPS" 

出てくる出てくる。

"I KNOW A LITTLE" 

やっぱり上手いよマイクは。

ランドールも今は引退してるとはいえ全然衰えず。

強力なバ トルが続く。

もう皆お祭り騒ぎ。YYYYYEEEEEAAAAHHHHH!!!!!!!!!

アンコールのラストは感動的。

日もどっぷり暮れ、少ない照明の中アーティマスがドラムをはなれ前へ出てくる。

そしてスピーチ。

もう彼が何をしゃべったのかおぼえていないが、これだけははっきりと耳に焼きついている。

「ロニー・ヴァン・ザント、スティーヴ・ゲインズ、キャシー・ゲインズ、

ディーン・キルパトリック、アレン・コリンズ!!!」

アレンの母のエヴァさんが紹介され彼女は客席で皆に手を振り歓声に応えている。

そのままランドールが聞覚え のあるアルペジオを奏でる。

もう異様な興奮状態。

マイクがゲイリーのパートをスライドを使わずに弾く。

そしてアーティマスがマイク・スタンドの前で切々と歌いだす。

"If I leave here tomorrow, Would you still remember me?" 

言葉にならないほど感動的なヴァージョンだ。

彼の高くそ してか細い歌声が心に響く。

"I can't chaaaaage" 

ここでいったん演奏は終わる。

そして彼は短いMCのあとドラム・セットに戻りそこから果て しなく長いギター・ソロが始まった。

素晴らしいアレンジだ。ドラマティックとはまさにこのこと。

最高だぜアーティマス!最高だぜAPB!

ホテルに戻り冷えた体をあっためる。すると電話が。

メアリーからだ。今から部屋へ行くというのだ。

待ってい るとブライアンとメアリーやってきた。そして私にプレゼントを渡してくれた。

ジョージアの綿花、サザン・ロ ック特集の雑誌、そして貴重なテープ。

何から何まで本当にこの人達のおかげだ。素晴らしい人達だ。

本当にあ りがとう。

真夜中に泥酔状態でいたずら電話をかけてくるようなお茶目な面もあるけどね。

『続く』