特設:Yoko Blaqstone Album Back To My BaseMattHomePage

Yoko Blaqstone「Back To My Base」ジャケット写真

Yoko Blaqstone Album 『Back To My Base』

2005年3月16日(1月19日発売予定を延期) ¥2,381(税込¥2,500) GIZA studio GZCS-5003

発売延期のYoko Blaqstone「Back To My Base」ですが、入手しました。1/19発売予定だった分です。聴いてみた限り、何の問題もないんですね。印刷も見た限り問題なさそうだし、表紙の写真はとっても「綺麗※注」で惚れ惚れしちゃいます。延期理由はわかりませんでした。どこか誤植でもあったか、権利的な手続きか、あるいは社内の政治的問題かもしれません。

何度も聴きました。はまります。グルーヴ感がたまりません。アルバムを入手してから立て続けで聴いた回数で言うなら、昨秋のFayray「HOURGLASS」や年末のGarnet Crow「I'm waiting 4 you」を上回ります。音楽的にレベルが高い上に聴きやすさもあって、筆者的にはAAAクラスでしょう。倉木麻衣提供曲「GIVE IT TO YOU(Stepping∞Out)(8曲目)や「GET ME OUT(Kiss)(9曲目)も期待通り良好だし、それを凌駕するかのような「いつまで・・・」(3曲目)や「クリスマス・イヴの街に」(5曲目)、「(I'm so proud)To Beg For Your Love」(12曲目)など聞き所たっぷり。正式発売の日が待たれます。期待していいです。

正式版発売されたら・・・「やっぱ買うよな。これだけいい音楽聴かせてもらったんだから、ちゃんとしたCDも買ってあげないと罰が当たるよな。」とまあ、筆者はすっかり財政無視没入モード。 (Jan.25.2005改稿)

※注:Yokoさんが綺麗だという意味も含まないわけではありませんが、主に写真・印刷的な意味(筆者の専門は印刷。学生時代に写真を撮っていました)で言っています。ジャケット写真ではぼかしたり階調とばしたりして誤魔化してある写真が多い中で、光のまわり具合も良く、綺麗な階調でいい色が出ています。多少修正してるのかもしれませんが、下手にぼかしていないのも好感が持てます。表情のとらえ方も秀逸で、いいポートレート写真の見本みたいですねぇ。そして、その素材の良さを生かして丁寧に製版・印刷しているようで、とってもいい色を出しています。取り込んで画像データにする際も、出来るだけそれを再現できるよう、気合いを入れて作ってみました。網点を消すためにどうしてもぼけてしまうのですが、その点だけはご容赦を。

・「Mai Kuraki」の名前がないのがまずかったみたい

正式発売日が決まりました。3月16日です。変更はタイトルと歌詞みたいですね。

8曲目:「GIVE IT TO YOU Lyrics written by Keith Bazzle」
→「Stepping∞Out Lyrics written by Mai Kuraki English lyrics written by Keith Bazzle」

9曲目:「GET ME OUT Lyrics and Music written by Yoko Blaqstone」
→「Kiss Lyrics written by Mai Kuraki English lyrics and Music written by Yoko Blaqstone」

正規発売版の歌詞を聴かないとわかりませんが、Mai-K名義の「Secret of my heart」収録「Stepping∞Out」と発売延期版の「GIVE IT TO YOU」は明らかに歌詞が違いますから、たぶん倉木の歌詞を英訳したもので再録音したのでしょう。まあこのへんは「Executive Produced by KANONJI ROKAKU」とある長戸大幸さんがお怒りになったのか、倉木と歌詞の権利でもめたのか、いずれにせよB-ing内の問題のようです。原因は何であれ、闇に葬られることなく発売されることになって一安心。新録の部分は聴いていないのでわかりませんが、ご期待ください。 (Feb.10.2005)

・結局曲の中身は同じじゃん

発売日前日に正式発売版を買いました。どこが変わったのか知りたかったのが半分、いい音楽を聴かせてもらったのだから、ちゃんとした売り上げにしてあげたいという義務的な気持ちが半分。はっきり言います。板は別物ですが、普通に聴く分には全く同じです。オープニングだけ若干長さが変わっていますが、聴いてもわかりません。他には、印刷色が一部違うくらいのものです。歌詞も変わっていません。「GET ME OUT(Kiss)」のところで歌詞カードがちょっといじられていますが、本質的なものではありません。正確に聴き比べたわけではないですが、音楽としての意味は同じと考えていいと思います。まあ、そんなこんなでこの一件、「Mai Kuraki」の名前がないのがもっとも大きな問題だったと考えていいでしょう。何だかなぁ・・・2ヶ月待たされた理由として、これが納得できるかどうかと考えると、筆者は納得できかねますが。 (Mar.19.2005)

Yoko Blaqstone「Back To My Base」ジャケット写真裏
matty@gol.com , (c) Copyright 2005 Yoshihisa Inagaki All rights reserved.