MACWORLD Expo/SF #2(2001.01.15)

009 まずはアップルブースに突撃して,新PowerBokkを実際に弄りまくりました。でも,自分の番になるまでには,数十分の待ち。どのユーザもじっくり触ってみたい気持ちは同じですからね。
どんな製品でもそうですけど,展示会場で見る分にはあまり大きくは感じませんでした。でも,実際に自宅とかで使うと,きっと大きいんだろうなあ?
それにしても薄い!しかも画面が大きい!しかも美しい!まさしく,新製品のコンセプトを外見から感じるとことができました。このあたりもアップルならではですよね。
いろいろ触ってみて感じたのは,画面がとっても見やすい(写真だと分かりませんけど)という点と,思ったよりは重いかな?という第一印象。でも,女性の手でも,写真のように簡単に持ち上げることができるので,あくまでも感触の範囲。何しろ,薄いので,その分,期待よりは重さを感じたということなんでしょうね。
デモマシンごとにデモできる内容は異なっているようで,それぞれのマシンは全てネットワークブートで起動していました。POOHが触ったマシンでは,iTunesを試すことができ,接続してあったヘッドフォンで視聴した範囲では,抜群のクォリティ。女房も,音質の良さに感動していました。
ちなみに,ブートしていたシステムはMacOS 9.1。新システムの目的のひとつが新機種対応ということはこれまでの伝統なわけですが,システム自体の速度改善も手伝ってか,無茶苦茶快適な操作感でした。(デモ機は常に早いですけどね)
後,電源のコンセント部分は見てませんんでしたけど,ケーブルそのものは細かったですよ。まあ,モバイル環境でも5時間使えるわけだから,基本的には電源コンセントの大きさは気にならないかもしれませんけどね。








010 次なる目標は,当然MacOS X正式版。
このコーナーの混雑ぶりも凄かったですけど,何とかコーナーのお兄さんに頼んで,短時間だったですけど,自分で操作させてもらいました。これまた余談ですけど,アップルブースの担当者は,どの人もとても親切で,順番待ちをしている時も,"何か困ったことない?"と声をかけてくれました。POOHが攻め込んだコーナーのお兄さんは,POOHが使っている間,ずーと隣のおじさんに,Windowsとの違いについて丁寧な説明をし続けていました。最近のアップルさんって,本当にフレンドリですよね。
で肝心なMacOS Xですけど,アップルメニュー,メニューの時計,ドックの吹き出しメニュー等をチェックした後,気になっていたツールバーのカスタマイズ機能に挑戦。最初はどのように操作するのか分からなかったのでお兄さんに聞きながらの操作。分かってしまえば,とても簡単にカスタマイズできるので,少し感動ものでした。これなら,悪評だったツールバーも,ユーザに気に入ってもらえるんじゃないかな?
後,写真には撮らなかったけど,システム関連のフォルダには,MacOS 9でお馴染みのアイコンが付いていました。ジョブズ氏のレビューにはなかったけど,他にもClassic環境に近づける努力が随所に隠されているのかもしれませんね。



011 テーマ毎の専用コーナーを一通りチェックした後は,周囲をぶらぶら。
アップルのレビューコーナーは各回とも大賑わい。iTureやiDVD,MacOS X等を大きな画面を使って紹介していました。コーナーの近くには,回転する新PowerBookの姿も。
ちなみに,回転する新PowerBookを熱心に撮影していたのは,Mac○○編集部の○○さんでした。ご苦労さまです。



012 アメリカで開催されるExpoで感じるのは,見学者の層の厚さです。実は,展示会場の他に,いくつかのUser Conferenceにも顔を出したんですけど,来場者の年齢層が本当に厚いですね。写真でもお分かりのとおり,かなり年輩の方々も多数来場しており,どなたも積極的に質問していました。もしかすると,このあたりの層の厚さが,アップルを支えているのかもしれませんね。
こういう光景も見ていると,POOHも50や60歳になっても,相変わらずマックユーザしているんじゃないかなあ,と思ってしまいました。実際もそうかも....



013 今回のExpoの印象は,"盛況"の一言に尽きます。Windows系の展示会には行った経験がないので分かりませんけど,マックの場合はユーザ自身が足を運んで,直に情報を集めているっていう雰囲気でした。アップルの社員も皆さんも,一人一人の質問に時間をかけて応対しており,メーカーとユーザのリレーションシップの大切さを改めて感じたイベントでした。
それにしても,アメリカのお年寄りって,本当にパワフルですよね。歳をとっても,まだまだ現役,しかも真剣に新しいものにチャレンジしているっていう感触を,展示会場で感じ取ることができました。POOHも負けてはいられません!
会場で気になったのはPalm系ベンダーの動向。幸いにもPalm本家はでかいブースで気合いが入っていたし,HandSpring社もマックとの親和性を強調しながら,30分おきにレビューをしており,いずれも人気のコーナーと化していました。Palmとマックの関係も健全なようです。




014 最後に宿泊したW Hotelの紹介。レビューの冒頭にも書きましたけど,室内はとっても都会感覚でお洒落な感じでした。地の利の関係上,Expo関係者がロビーにひしめき合っていましたけど,普段は落ち着いた雰囲気なんだと思います。
最近のホテルの多くがそうでしょうけど,インターネットにT1回線でLAN接続できる設備をサービスしてくれます。24時間の接続で約10ドル。メールだけだと高いサービスですけど,Expo関係のサイト情報やサンフランシスコの観光情報をWebで閲覧するのも含めれば,決して高くはないんじゃないかな?DHCPで接続でき,チャージする直前に確認のダイアログも表示してくれるので安心。今回は,CLIEハの情報を同期している都合でVAIOを使いましたけど,次回はチタン仕様のPowerBook?



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