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 美都の起業経営奮闘記〜新米ビジネスウーマンの挑戦 Vol.24 2003/11/15

       http://www2.gol.com/users/misana/mito.htm   by 佐成美都

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《今日の格言》
 
     「成功している自分を確認することがモチベーション。」

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  読者の方に「なんでそんなに元気なの?」とご質問いただきました。
  答えが、この言葉です!
  
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今日のメニュー 

 (1)美都の独り言
 (2)ニッポンの起業家たちよ!
 (3)中国のパワー
 (4)誰が悪い?

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《美都の独り言》

朝の9時から夜の11時まで。
週7日労働の日々が始まりました。

何でそんなに元気なの?って最近よぉーく聞かれるけど、
やっぱさ、気持ちの問題だよね。

例えば。
大好きな彼・彼女と、
朝一番でドライブに出かけました。
一日中あちこちをまわって、たくさんお喋りもして、
帰り道では熱いスキンシップで盛り上がっちゃって、(きゃー!)
当然、帰宅は深夜になりました。

その結果、あなたの疲労度は?
同じだけの時間、会社で仕事をしたときと比べて、どう?

「疲れた」って一言で言っても、
身体の疲れだったり、精神の疲れだったり、心の疲れだったり、
いろいろあると思うんだけど、
やっぱりプライベートで“楽しい”ことしてるときって
仕事の疲れ具合とは違う人が多いと思うんだよね。

で、何が言いたいかというと、
美都の場合は、仕事が、
皆さんにとっての「恋人とのデート」に匹敵する楽しさ・興奮のモトってことなのよ。
もちろん、心の安らぎ、とか、リラックス、って意味では、
美都にも愛する人との時間は大いに必要。

でも、美都は、全然やりたくない仕事をイヤイヤやってるわけじゃないし、
むしろ、自分の夢に向かって、冒頭のように「成功してる自分」を日々確認しながら、
より高いところに向かってパワフルに、野望を持って突き進んでいる。

だから、必ずしも、
同じ労働時間だけでは、その疲労度を比べることはできないわけです。

皆さんにもぜひ、
そういう仕事をしてほしいな、と美都は陰ながら願っています。
恋人とのデートに出かけるのと同じくらい、
会社に行くときにワクワクできたら・・・
そんな人生、スゴイと思わない??

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《ニッポンの起業家たちよ!》

これって今までで一番、
このマガジンのタイトルにふさわしい内容の記事ねーと
自画自賛しながら書いています。(笑)

実は美都も最近まで知らなかったんだけど、
日本の政府が「起ちあがれニッポン」というスローガンで、
“ドリームゲート”っていう起業・独立支援のプロジェクトをやってるんだって。

おいおい、そんなのどこで告知してるんだよ!?
全然聞いたことないぞ??って
思わず美都も眉間にシワ寄せちゃったんだけどさ。(笑)

サイトをのぞいたら、まぁあなた、
すっごい情報が満載で驚いちゃいましたよ。
あぁ、もっとヒマな学生のときに見つけて読んでおけば・・・と嘆いても遅い。
まぁ起業しちゃった後で読んでももちろん今後の役に立つわけですが。

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中でも美都が一番気に入っているのは、
政府が無料で配っている「ニッポンの起業家図鑑」という
全160ページの見事なカラーの冊子。

旅行会社HISを立ち上げた澤田さんや
TSUTAYA創業者の増田さんを始めとして、
名だたるニッポンの起業家100人の勇気と独立への第一歩が
惜しげもなく綴られています。

澤田さんの
「旅は冒険。ビジネスは人生を賭けた大冒険」
増田さんの
「やった者勝ち。やった人間にノウハウがつく」
などの値千金の言葉たちを、
どうぞ貴方も美都のように寝る間を惜しんで読んでくれいっ!!(笑)

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どうやらこの冊子の無料配布のプロジェクトも今月いっぱいらしいので、
★お申込は今すぐ ⇒ http://www.dreamgate.gr.jp/aff/af.php?ue=471,4

(システムが不安定でつながらなかったら、また少し後で再挑戦してね)

あ、冊子はメルマガを無料購読する人に無料で送られてくるものです。
メルマガに興味がなくても、冊子だけでも絶対もらう価値アリ!です。

夢に向かって頑張る貴方も、
これから夢を探したいキミも、
必見だぞっ!

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《中国のパワー》

かつては東洋の魔女と呼ばれた日本の女子バレーボールも、
いつの間にかオリンピックに出場できないほどになっていたとは・・・

でも今夜、そのオリンピック出場権をかけて、
王者中国と戦うらしいねー

テレビ見てるヒマはないけれど、
心の中でちゃーんと応援しております・・・

でも中国はもう優勝決まってるんだし、
じゃー負けてくれてもいいんじゃん??
なぁーんて。
元スポーツ選手とは思えない発言でした。(笑)
すみません。

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まぁでも中国って国は、
ほんとにスゴイよなぁー

その国土と人口は日本から見るとタメ息もんだけど、
オリンピックでも強い種目が多いしさー
(人の多さからして競争率が日本とは違うから、当然と言えば当然・・・?)

それに何と言っても、
これからの時代はビジネスで大注目の国であります。
もうさすがに、商売していて中国を無視していられないことくらい、
誰も否定しない時代になりました。

ちなみに美都パパは「それ見たことか!」という目で美都を見るんさ・・・
というのは、美都が大学に入って第二外国語を選ぶとき、
ドイツ語をやりたいって言ったら、
「絶対中国語にしろ!これからは中国だ!」って美都パパが主張したのね。

結局美都は抽選でドイツ語からもれてフランス語をやるハメになったんだけど、
今思うと、確かにあのとき中国語をやっていたら、
美都の人生はもっと違ったかもしんない・・・と思うことなきにしもあらず。

実はうちの会社には中国人の社員もいるので、
個人的にNHK講座などで勉強したこともあるけど、
やっぱ難しいからねー
漢字がわかるから、なぁーんて話は全然通用しないのよ、あなた。

というわけで、スペイン語をかなりマスターした今の美都としては、
次の狙いは間違いなく中国語でございます。

そして3〜6年くらいの視野で、
中国にも何らかのカタチで進出するつもり。もちろん商売の話。
(まだ旅行で行ったこともないのに・・・気が早いか??)

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そんな野望を胸に、
美都が最近お世話になっている中国の情報源サイトといえば、
★こちら ⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/

ちなみにこの方は単なる中国ネタの主人公というだけではないっ!

私のマガジンのテーマである、
「起業」「経営」というまさにその点においても、
最先端を行く方なのであります!

そう、中国のパワーに魅せられ、
日本でのキャリアをかなぐり捨てて、
身一つで中国へ渡り、
中国人といきなり会社を始めてしまったっ!!

その無謀さと勇気と決断力に、
美都は惹かれちゃいますねぇ〜
(実は“顔”にも惚れちゃったんだけどぉー・・・赤面)

中国に興味ある方も、ない方も。
夢に向かって頑張るリアルな日常の姿に興味のある方は
ぜひっ!!

★パワーを分けてもらおうぜぃ! → http://w269.o.fiw-web.net/

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《誰が悪い?》

めちゃくちゃ忙しいこの時期、
猫の手も借りたい我が社では、マジで借りちゃってるんだよね。(笑)
まぁ猫の手じゃなくて人の手なんだけど、臨時スタッフとでもいいましょうか。

知り合いで、仕事が見つからなくて困ってる人を招集して、
急遽お手伝いしてもらっている。

さて、当然のごとく?問題は起きるわけです。
慣れてないからさ。

というわけで、皆さんもちょっと考えてみて。
次の出来事を読んで、
いったい、誰が悪いのか?

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社員Aさんに臨時Cさんの指導を頼んで、
Cさんがとんでもないミスをして、
で、怒られる社員Aさんの言い分とは:
「この見本と同じようにやって、って言ったのに全然同じにやってない!」

そうか、じゃー“同じ”にやらなかったCさんが悪いのか?

う〜ん。
そうは簡単に言い切れない、と美都は思う。

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この、“同じに”って言葉は実はけっこう問題なんだよ。
例えばね、あなたが住所と名前の書いてある封筒を見本として渡されて、
「これと同じように書いて」とさらに何も書いてない封筒を渡されたとする。

おそらく「常識的に」考えて、
見本の封筒に書いてあるのと同じ住所と名前を書けばいいと思うよね。
あぁせめて、縦書きか横書きかも同じにするかも。

でも例えば使ったペンは?ボールペンなのか油性ペンなのか?
筆の字だったら「筆ペン使う?」って聞くかもしんない。

で、あなたはあなたなりに考えた「同じ」に仕上げて依頼主に渡したとき、
「同じって言ったのに、字の大きさが違う!」って言われちゃったら?

う〜ん。
「同じって言ったら同じなの!」って言われたら、
じゃー名前のポジションが封筒の上から何cmのところから始まっていて、
一つ一つの漢字のポジションも全て重なるようにすべきか。

あぁ、でも筆体は絶対同じにはできないよー
同じ人が書いたって「全く同じ」は難しいじゃぁーん・・・

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というわけで、この例え話で何が言いたかったかというと、
“同じ”が果たして「どこまで」同じなのか、
その判断って、人それぞれの仮定や常識が大きく左右するもので、
特にその常識を共有してない人と、説明なしに“同じ”の基準を共有するのは
極めて難しい、ってことね。

例えば新入社員だったり、慣れない仕事を任されたような現場では、
その職場の常識や大前提ってものを体で覚えるまで、
昔からいる社員がいくら「同じに」って言っても、
新しい人にはその“同じ”がどんな“同じ”なのか、
理解するのは難しいかもしれない。

だから美都的には、
社員Aさんには、もう少し親切に説明・指導してあげてほしかったと思う。
Cさんは全てが初めてのことで、「同じに」って言っても“何が”同じなのか、
判断はかなり難しかっただろうからね。

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ただ、そう言ったときにAさんは、
「でも他の人はそれでちゃんと出来てましたよ!」

う〜む。
そうなんだよねー
実はこうなると「センスの問題」ってフレーズが頭に浮かんじゃうんだけど、
慣れないことをやらせても、
けっこう簡単にコツをつかんで、すぐに出来るようになっちゃう人も、
確かにいるんだよなー

過去の臨時スタッフを思い起こしたときに、
「同じにやって」で問題が起きずに済んでた経験があるから、
今回も臨時Cさんに対してそういう指導をしたわけよ。

(ちなみに過去の臨時スタッフで一番センスが良かったのは、もち美都よ。ふふ)

人にはいろいろと個人差があって、
得手不得手もあり、
上に立つ人間は、そういう人それぞれの特性を見極めた上で、
適切な指導をする責任があると思います。

ただ、現実的に仕事の現場を見たときに、
“即戦力”って言われる人たちが求められるように、
たとえその特定の仕事に経験がない人でも
(すなわち通常は“即戦力”とは判断されない人でも)
新しいことを学んだときに、いかに早くその仕事特有のコツや常識を覚えて
戦力として活躍できるか、ってのは
非常に重要なポイントであって、
採用や評価の基準になることは間違いないよね。

だってそういうセンスがあったら
その人自身が早く仕事ができるようになるだけじゃなくて、
指導する立場の社員の時間や労力も、たくさんセーブされるわけじゃない。
頭使って細かく言わなくてもポイントをわかってくれて、
ミスの尻拭いをする必要もなければさ。

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というわけで、今回の臨時さんのミスについては、
まぁ多少、本人のものわかりの悪さが影響していたとはいえ、
社員Aさんも、あまり過去の成功例に頼りすぎず、
この本人の能力を見極めながら、もう少し丁寧に教えてあげるべきだったかも。

そこまでしてる暇ない!と言われればそうなんだけど・・・・・(苦笑)

結局、
そこには経営陣の責任もあるんだよねー、やっぱり。
だって、そんな臨時を雇わなきゃいけないくらい、
社内のキャパ(仕事の引き受け能力・容量)に余裕がなかったわけじゃない。

まぁでも、じゃー一番忙しい時期に合わせて人員そろえておくべきか、っていうと
それじゃー今度はヒマな時期に“人余り”で全然お給料払えないしさ!
こういうシーズン性のある商売では、
忙しい時期に臨時を使うしかない、ってのはよくある話よねー
(例えばクリスマスケーキの販売員や、年賀状の配達などなど)

もちろんそれが毎年毎年の話なら、
臨時の人のトレーニングはしっかりシステム化しておくべきだろうし、
もっと受け入れる方も手際よくなるでしょう、慣れで。

ただうちの場合、忙しさの程度にも年ごとに差があるので、
必ずしも毎年臨時を必要としてるわけではないから、非常に困る。

こういう需要の大きなブレをコントロールしようとする取り組みについては
MBAでもいろいろと習うけれど、まぁ長くなるのでそれはまた改めて。

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今日の結論としては、
やっぱり誰か一人の責任ではない、ってことよね。
世の中で起きている多くのことについて、
完全に誰か一人の責任で起きた、ってことは極めて少ないと思うんだ。
いろんなことが重なり合って、結果として大きなミス・過ちを生んでしまう。

大切なのは、
関係者が一人一人、人を責める前に、
自分はどこが至らなかったのか、自分は何を改善できるのか、
そういう自分のパートの問題・解決策を責任もって考えることじゃない?

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ご意見ご感想ご質問等々お待ちしております。
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発行者       : 佐成美都 
メール    : mitosanari@hotmail.com
バックナンバー: http://www2.gol.com/users/misana/mito.htm

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《編集後記》

♪第20号でご紹介した本、「ゴール」が読者の方に大好評です!
美都も驚くほどたくさんの方に読んでいただいて、感想メールもたっくさん!
「これで人生、変わりそうです!」なんてお言葉もー!頑張ってー!
もしも見逃してしまった方は、
ぜひこの機会にご覧になってみてください。
 ●バックナンバー20号は⇒ http://www2.gol.com/users/misana/mito031018.htm
 ■本は⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478420408/mitosanari-22

♪投票率が思ったほど上がらなかった今回の選挙。
よその国では投票に行かないと罰金、ってところまであるらしいね。
確かに、そこまですれば投票率は上がるだろうよ。
そういう税金の使い方は・・・(年金に使うよりも)実は美都は賛成です。

♪なんだか急に冷え込んできて、父が電気ストーブを出してきました。
皆さんも風邪などひかないようにね。
栄養と睡眠。そして心に希望を!(笑)
元気に頑張りましょう!