慶應大学 vs 明治大学
2001年11月4日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

慶應大学
31
12

0
5
明治大学
19

5

■試合
多分30-20ぐらいのスコアで慶應が勝つような気がした。ところがどっこい、慶應の圧勝だった。
攻撃では、両チームとも大差ないように思えた。ミスも、いくぶん明治が多かったにしろ、さほど違いがない。けれど、こんなに差がついたのは慶應のしつこさではないか。最初のトライは、ゴール間際でタックルされながら、転がるようにしてインゴールへトライ。ひょっとしたらノットリリース・ザ・ボールとられても仕方ないんじゃないの? ってな形でのトライ。2つ目は、明治陣内に転がったボールを、明治の選手がタッチラインから蹴り出そうとして空振り。そのボールを慶應の選手が拾い上げてのトライ。どっちもカッコいいトライじゃなかった。けれど、これで得点差は12-0。前半のこの差が重くのしかかった。
序盤は慶應の攻撃。すぐに明治盛り返して反撃。この反撃のとき、結局トライを挙げられなかったのが痛い。トライチャンスはあったけど、スローフォワード。とはいっても、明治の見せ場はこの得点を上げられなかった攻撃ぐらい。その後、パントをしたり試していたけれど、慶應の涌いてくるようなディフェンスが崩せない。やれやれ。
後半、慶應は走り込んでトライ。おお。やっといい形。それまでも強引な突破でかなり前進していた場面が見られたけれど、明治のティフェンスは甘い。それに、後半になると、明治フォワードは慶應の動きに付いていけずに歩き出していた。なんか、諦めるのも早かったんじゃないか?
1トライ返した明治だけど、これもいったんはゴールラインで引き倒され、やっとのトライ。相手を蹴散らす明治らしい破壊力、力強さは最後まで見られず。こうなると、早明戦も価値が下がるねえ。

■出来事
久しぶりの幹線のような気がする。今年としては珍しく青山門から入る。銀杏はまだ緑だった。


■客の入り
久しぶりにたくさん入った。といっても、南北の席はすかすか。バック立ち席も十分に空いている状態。回数券で入ったのだけれど、一般自由席は南北の席とバックの立ち席しかないんじゃあなあ。まあ、客がたくさん入るときは儲けようということなんだろうが、ずるい、と思うのは私だけ?

■天気
晴れ。まぶしかった。

[2001.11.05]

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