第45回 YC&AC JAPAN INVITATIONAL SEVENS
2003年4月6日(日)

YC&ACグラウンド


■結果

↑このトーナメント表は、日本協会のホームページから無断拝借です。

■試合
12時ちょい前にグラウンドに着いた。やっていたのは、たぶんサニックスvsタマリバなんだろう。確認もしなかったけれど。で、和太鼓ショーが挾間って、次の試合が帝京大vs東海大の試合だった。トーナメント表を見ると、1回戦が終わる頃について、コンソレーションの第1試合から見たことになる。
記憶に残ったのは、関東学院大かな。28-26とトヨタに2点差の敗退。そのとき、僕はヤマハチームのすぐそばにいた。選手が「早稲田が一番しっかりしてるなあ。関東のあのふてぶてしさは凄いなあ」なんて感想を言っていたのだけど、関東がいきなりトライを奪うと「おお、すげーはえー(速い)」と、素直に驚いていた。それからも、凄い凄いといっている。いやほんと。互角以上に戦っていたのだ。
そのヤマハ。三洋電気に負けちゃったけれど、フィジアンらしき選手がいて、そのステップはなかなかだった。
YC&ACにも黒い選手がいたけれど、彼の走りは凄かった。それと、レゲエ頭の選手も目だっていた。コンソレーションに回ったとはいえ、なかなかやるチームだぞ。
三洋は、そんな強そうに見えなかったけれど、決勝まで行っちゃうんだね。トヨタは小粒で、関東に苦戦したからなあ、と思っていたのにサニックスに善戦した。日本のチームは、やっぱ15人制を連想させるプレーが多かったな。ヤマハやYC&ACの、ときどきだけど見せる柔軟しなやかなプレーが、よかった。

■出来事
YC&ACセブンズは初めて行った。根岸線、山手駅から10分ほどの丘の上にYC&ACはあった。
YC&ACは、外国人用のスポーツクラブなんだね。建物の横はテラスになっていて、そこで食事やビールの異人さんがいる。メンバーズ・オンリーという札があったりする。食堂もあるけど、みなメンバーズ・オンリー。ラグビー大会だからって、とくに公開されているわけではなかった。
芝のグラウンド。テントがいくつかあって、4つほどは食事をだしているところ。チケットを買って食事やハイネケン(スポンサーのようだ)が買える。カンタベリーショップがTシャツを売っていた。そのそばで、ゴム製のラグビーボールを配っている。僕の周囲の子供および若い人に、担当の白人女性が配布しているが、僕にはくれない。うーむ。これは子供対象か?
観客席はとくになく、タッチラインの近くに勝手に座る。ラインまで1〜2mぐらい。ビッチは中央が高くなっているから地面に傾斜があり、座ると前が高く後ろが低い。ちょっと変な感じで見づらい。って、座れば視線が低くなるから、それだけで見づらい。・・・ということを、常連は知っているのだろう。簡易椅子持参客が多く、そういう人たちが最前列に並んでいて、その後ろに座ればグラウンドは見えなくなる。やれやれ。
で、気づいたんだけど子供じゃなくてもボールをもらってる人がたくさんいる。うーむ。「くれ」と言えばよかったのかな。でも、いいオヤジが恥ずかしい気もした。後でトイレに行ったときボールを配っていた近くを通るも、もう積極的に配っていない。うーむ。ちと悔しい。ま、いいか。
それでもバックで、椅子の人が前にいないところを選んで座り込む。あぐら。そこが、ヤマハ発動機チームの控え場所のすぐ横だった。目の前に黒い腕がすーっと伸びてきたりする。フィジアン(?)の腕だった。だもんで、でかい男が周囲にいるし、タッチジャッジや水補給係やボールボーイや通行人らが目の前を行ったり来たりするから、視野はとても狭い。ゲームをちゃんと見るという雰囲気じゃなかった。
目の前を吉田義人が通り過ぎた。背にはSANIXの文字。三洋から移籍したのは知っていたけど・・・。試合にでるのかと期待したけど、結局、でなかった。たんなるコーチなのかな?
と、帝京大vs東海大の試合のレフェリーが、下井さんではないか。おお。下井さんはこの後もサニックスvsIBMでタッチジャッジ。三洋vsトヨタでレフェリーをした。トヨタvs関東学院とセコムvsYC&AC森さんがレフェリー。決勝の三洋vsサニックスは小野塚さんが笛を吹いた。すごいレフェリーがきてるんだね。
帝京vsセコムのとはバックを離れて仮説トイレ。グラウンドに併設されているトイレは、チームの着替え室になっていたのだ。それから、メインの南側へ行く。こちらは、風が強くて寒いぐらい。くく。しばらくして再びバック側へ。
セコムの応援団がきていて、大きな旗や鳴り物で盛り上がっていた。緒戦に負けてコンソレーションに回ったけど、勝ち上がっていくので、だんだん調子に乗っていく。で、コンソレーションの決勝はYC&ACと。先行されたけど同点にする。と、応援団がグラウンドの半分ぐらいまでなだれ込んで歓びを表現する。さらに、逆転したらまたまたどどっとなだれ込む。注意されて引っ込んだものの、加点するたびに2、3人がグラウンドに入り込む。なんて奴らだ。結局、セコムはコンソレーションで優勝するのだけど、選手と応援団がグラウンドでだらだらやっている様子は非常に見苦しかったぞ。
ご近所連中は、やたら犬を連れてきている。あちこちでうろうろしていて、やつらウンコするんじゃないかと、こちらは気が気じゃない。
決勝の前にスカイダイバーがトロフィーをもって降りて来るという。4時20分ぐらいにヘリがやってきて、2人のダイバーが降りてきた。一人はグラウンドぎりぎりに降りてきていた。これは、スポンサーのDHL提供のイベント。
BMWが当たる46mキックというのへの応募もあった。参加者全員がキックできるのかと思ったら、さにあらず。全試合終了後、5時過ぎに行われたのは・・・。応募者の中から1人を選んでキックさせるという。グラウンドには商品のBMWもやってきたが。当たったのは小太りのオヤジで、10mぐらいしか転がらなかったぞ。それ以外にも、ハイネケンバッグ(なんと、森レフェリーの奥さんが当たった!)や食事券も抽選で当たるのだった。なんだ。だったら、応募しておけばよかったかな。

■客の入り
凄くきているのかと思ったら、さほどでもなかったね。選手と関係者を除いて、200人もいただろうか? シート持参でピクニック気分の隣近所の方々が多いのかな。一部、ラグビー好きのオヤジが混ざっていたけど。

■天気
晴れていたけど、風があった。

[2003.04.06]

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