帝京は慶應、リコーを破ってカップの部にでていた。りっぱなもんだ。コンソレーションではヤマハに善戦していた。セブンズでは、大学と社会人の差は少ないのだなあ。
三洋vsサニックスでは、吉田義人がでていた。あらま。やっぱり選手やってるのね。対東芝戦では、勝利の決まった後半の最後にちょろっとでたが、簡単に抜かれていた。うーむ。もう選手は辞めた方がいいんじゃないかなあ。
早稲田が、プレートの部で優勝してしまった。ワールド、リコー、クボタを破っての優勝だ。これは、価値がある。ここで盛り上がったおかげで、最後のカップの決勝がつまらなく見えてしまった。
っていうか、日本人のやるセブンズは魅力がないよな、やっぱり。NECのサウカワってたかな。フィジーの人みたいだけど、ボールさばきとステップは、面白かった。それから、ヤマハにも1人いたかな、フィジーの人。やっぱ、全然ちがうよね。
ってな視点で女子のセブンズを見ると、もう目も当てられない。団子なんだもん。ボールのあるところに烏合の衆がどどっと集まってくる。ひどいものだ。他と比べると、世田谷レディースと日本代表はちょっとはましだったけど、でも誉められたものじゃなかった。むしろ、聴覚障害者チーム同士の戦いが、なかなかにセブンズしていたのに感心した。ボールのリリースが、いや、上手い。15人制を知らない(多分)からかも知れないな。
■出来事
銀杏並木は、新芽がちょぼちょぼでている状態。秩父宮には12時15分ぐらいに着いた。だから、三洋vsサニックスの途中から見た。
得点表示板が動いていた。ちょっと文字が小さいなあ。映像は、まあ、見られる。もっとも、本日はリプレーが見られず。人材がいないからかな?
1時ぐらいにパレードが始まった。いろいろ投げ込まれたけど、なにももらえず。って、近くに寄っていったわけじゃないから、いいんだけど。クボタは農機具に、近鉄は吊革に乗務員の制服、トヨタは小型車、ヤマハはバイク・・・。NECはバザールのぬいぐるみなど、趣向がある。
パレードの後の聴覚障害者の試合では、黄色い紙が配られた。なにの紙かと思ったら、笛が鳴ったらそれを掲げて選手に知らせるものだった。僕の所には配られてこなかったので、この紙上げ下げには参加せず。その代わり、いいプレーがあったら両手をひらひらさせてね、ってのには参加したぞ。
大型スクリーンには今泉、加藤(神戸)、本城、松尾(ワールド)、吉田なんかが写しだされ、他の試合のトライについて解説をやらされておった。
猛烈な早稲田ファンが近くにいた。早稲田の試合になると立ち上がり、○○ぅー、○○ぅー、と選手の名前を呼びつづける。相手がトライすると、座席をけっとばす。決勝のときは、それこそ大変。リードしたまま10分をしらせる鐘が鳴ると「鐘だーっ、おわりだろー、おわらせろー、レフー」と叫ぶ。なんて手前勝手で理不尽なやつ。うるさくてしょうがない。早稲田の試合以外のときは、仲間とニコニコとワインを飲んでいたりするんだけど、早稲田がからむと豹変するのだ。
ワイン売りの娘がおかしかった。高校の制服。金髪。ルーズソックス。で、紙でつくったゼッケンに「日本一飲まれているワイン 1本2000円 グラス350円」と書いてある。「ワインいかがっすかー。350円っすよー」と、気だるく歩いている。でも、このワインを飲んでいる得意客もかなりいて、どしどしお代わりワインをこなしていた。しかし、いまどきのバイトは、こういう格好なのか? なんかなー、と思いつつ、ちょっと楽しませてもらった。
■客の入り
3000人ぐらいかなあ。こういうお祭りにしては、寂しい入り。といっても、しょうがないね。僕も、朝からどーしよーかと悩んだから。どうせ行っても日本人のセブンズだ。たいして面白い試合が見られるわけじゃない。しかも、入場料は当日2000円とバカ高い。これは無駄金としか思うないもんな。せいぜい、日向ぼっこか、ピクニックで長時間ぼーっとできる、という割り切りをしないと、とても行けない。
■天気
20度を超える暖かさ。バックスタンドは陽射しもあって、もう、みんなTシャツ姿になっていた。その暖かさも、4時30分をまわると少し冷え冷えしてきた。しかも、5時をまわるといささか暗い。っていうのに、まだまだ試合がある。高校や女子、聴覚障害などのゲームが増えたからかな。国際大会の時代でも、試合が終わるのは5時30分ぐらいで、それでも暗いと思ったものだ。それが、なんと最終試合は5時45分ぐらいから。終わったのは6時10分で、もうかなり暗い。神宮球場(早稲田vs東大)の試合が長引いていて照明がついていたけど、そのおこぼれに預かっていた気分だ。なんとか秩父宮にも照明を! ってな気分だね。
[2003.04.14]
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