サントリー vs 神戸製鋼
2003年9月13日(土)

国立競技場


■結果

サントリー
54
26

21
31
神戸製鋼
28

10

■試合
のっけからパスミス、ノックオンの連続。とくに、神戸は最後までノックオンの連続。パスは通らない、ラインアウトとれない・・・。いくらシーズン最初でひどい暑さだからといって、こんな試合をしているようじゃ「なにがトップリーグだ」と思われてもしょうがないだろうな。
サントリーは小野沢ひとりが目だっていた。タックルされてもくねくね逃げてしまうんだから、不思議だなあ。一方の大畑は、いいところなし。どーも神戸には戦略がないような。てきとーにやってるみたいに見えた。FWもっとがんばれよ、神戸。突進する神戸が見たかったぞ。
栗原のゴールキックは、角度があるのによく決まっていた。なんか、キックのスタイルを変えたのかな。低い弾道でドライブしていく。面白いキックだった。
サントリーがトライして、神戸がトライして・・・と、代わりばんこにトライを取る展開。それが、後半途切れた。神戸がトライを取るはずのシーンでPGを狙い、得点。1トライ差以内に接近したのだけれど、その後は一方的にサントリー。どんどん突き放されてしまった。やれやれ。サントリーも、そんなに力強い感じは受けなかったんだけどなあ。

■出来事
トップリーグの開幕戦、サントリー"サンゴリアス"と神戸製鋼"コベルコスティーラーズ"である。まあ、こんな愛称は1年後には忘れ去られているんじゃないかと思うが。なんとも哀しい開幕イベントもあった。ジャージを象った大きな布、巨大なラグビーボール2つ、トップリーグの旗をもって走りまわる諸君。台風の影響で風も舞っていたので、大変だったでしょう。そして、最後には地面から打ち上げられた花火。なんとも盛り上がらないイベントだった。
試合もつまらなかった。それ以上に、暑すぎた。イベントの時は雲がかかっていたけれど、キックオフして10分ぐらいした3時40分過ぎには太陽の光がさんさん。照り焼きになるような暑さである。こんななかでラグビーをするのは、間違っていると思う。
そうそう。青山一丁目から歩いて、満月の横の蕎麦屋「一栄」がなくなっていたのに気づいた。どこにいったのだろう?

■客の入り
南北の、いわゆる自由席は解放されていなかった。メイン両端と、バックの中央部を除く部分が自由席。その自由席は、なかなか入っていた。指定席には、ぼこっと空いているところもあった。これなら、秩父宮でやった方がよかったな。たぶん2万人ぐらいしか入っていないだろう。たぶん朝日新聞はタダ券を配っていただろうし、「トップリーグ応援し隊」なんて低レベルの企画でタダ券を配る企画を関東協会がやっていた。ようするに、客が入らないから客集め、ってことだ。そんな、誰でもいいから頭数を集めようみたいなことをするんだったら、こうやって10数年も金を払って通っている客を大事にしてくれよ、といいたいところだ。でも、バカな協会の面々にはわからんだろうなあ。というわけで、私は金を払って前売り券を1300円で買って入ったのだ。席は、バックスタンドの上段。ゴールライン延長線上ぐらいかな。

■天気
台風が裏日本を通過したせいで、強風が舞っていた。しかも、とんでもなく暑い。5時近くになったら少し和らいだけど、こんな日にラグビーはするもんじゃないし、見に行くのも辛いぞ。

[2003.09.14]

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