慶応義塾大学
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85
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32
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−
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0
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5
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立教大学
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53
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−
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5
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■試合
慶応の大勝は当然予想していた。でも今年の慶応は差ほどでもなさそうな話なので、45-15ぐらいのスコアに収まったら面白いかな、と思っていた。けど見事に裏切られた。レベルが違いすぎる。立教は玉だしにしてもパスにしても、すべてにワンテンポ遅い。でもってノックオンなどのミスを多発するからチャンスがつくれない。前半に1回、後半にちょっとマイボールで攻めたところはあったけれど、チャンスといえるようなものじゃなかった。
慶応の選手の「弱いんだから、急いで悪いボールだすより、いいボールだすようにしよう」という声が聞こえた。志が、というか、目指しているところがそもそも違うんだよなあ。
後半たまたま立教もトライひとつ取れたけれど、力づくでとったって感じじゃなかったもんなあ。いやその、前半はレベルは違っていても、それなりに噛み合っていたんだけど、後半になると立教はよれよれで、試合が極端に面白くなくなっていった。後半10分ぐらいに慶応が選手交代をし始めると、攻撃の仕方がちょっと変わった。それまでのオープンに展開から、突進してゲインするような試合運びになっていったのだ。という意味では慶応の攻撃を見るのは少し面白くなったんだけど、でも、それに抵抗できない立教の体たらくは試合をつまらなくしていた。そんななかで、立教の11番の堂内聖浩という選手は、立教のペナルティで慶応が攻撃・・・というのを遅らせるため慶応の選手に素直にボールを渡さず、故意に後ろ手にまわして地面に転がすなど、見苦しいことをしていた。情けない。それにしても、この慶応のチームは、1本目なのか? あまり上手くなかったなあ。
レフェリーのレベルも悪かった。高津浩彰という人だったけれど、スローフォワードは見えない、ノックオンは見えない。オフサイドでも?ってのはあった。どちらに偏っていることなく、露骨にレベルが低かった。
■結果
早稲田大学
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116
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62
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−
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0
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7
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青山学院大学
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54
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−
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7
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■試合
スコアでは早稲田の圧勝。内容でも、圧勝。でも、青学は立教よりまとまっているしスピードもありそうだなあ。要するに、早稲田が速すぎて強すぎるんだよ。手をぬかないんだもん。ときおり青学もカタチをつくるんだけれど、結局のところ速いつぶしにあってチャンスがつくれない。まあ、これが力の差なんだろう。
早稲田。速いのはいいけど、これまでも見られたラック周辺でのオブストラクションは相変わらずだ。ラックに向かわず、ラックに向かってくる相手選手に突っ込んでいっている。そういう汚いプレーはやめてくれといいたい。・・・ま、外国のチーム相手なら、いいかも知れないけど・・・。
後半、早稲田が選手を入れ替えた。それでレベルは下がったとは思えないのに、劣勢にまわることが増えてしまった。ミスから青学にトライまで許してしまった。面白いのは、このトライで青学に元気がでてしまい、しばらく早稲田を翻弄する動きをしたことだ。なるほどね。1つのトライは試合の流れを変える可能性もあるんだなあ。
■出来事
第一試合が始まる12時ちょい前に入る。12日のスコットランド戦を、オーロラビジョンで中継するというお知らせがあった。無料だと。でも、画面が小さすぎるよなあ。
アナウンスのお姉ちゃんが、何がおかしいのかへらへら笑いながら選手の名前を読み上げたりしていた。読み間違いもめだった。しっかりしてくれい。
隣の神宮の試合が盛り上がっていたなあ。ときどき歓声が上がっていて気になってしまった。
■客の入り
4000人ぐらい? 客足が増えたのは1時前ぐらいからで、早稲田の試合がめあてなんだろう。早稲田の試合では、前半と後半でお客の大移動もめだった。なんかなあ。
■天気
快晴。空気は少し冷たくなってきているけれど、陽射しは暖かかった。
[2003.10.05]