慶應義塾大学 |
54 |
26 |
− |
14 |
33 |
明治大学 |
28 |
− |
19 |
■試合
入ったのは試合開始後2分過ぎ。明治が最初のトライを決めた後で、ちょうどコンバージョンを狙っているところだった。これは、思った通り明治の勝ちかな? と内心思った。ヨロヨロながらこれまで全焼の明治。帝京に勝ったけれど筑波に(!)負けている慶応。まあ、フツーは明治が勝つと思うわな。それに、早稲田がひとつ頭抜けている現状で、早明戦は両校全勝の方が面白くなるだろう。と、思ったのだ。ところが・・・
あっさり逆転を許してしまう明治。バックスが簡単に裏に抜かれてしまう。何だよ、ディフェンスがザルじゃないか。タックルも浅くて、力強さがない。それ以上にスピードがなく、だらだらと動いている。どーも勝つつもりがないんじゃないか、と邪推してしまいたくなるほどのディフェンスだった。
では慶応が素晴らしかったかというと、そんなことはない。こちらも、ディフェンスはザル。明治のアタックにディフェンスがはじき飛ばされたりして、簡単にトライを献上してしまう。とったり、とられたり。それでも前半は28-14とダブルスコア。苦しくなった明治。
後半、ちょっと盛り返す明治。33-28まで迫り、慶応がシンビンを食らう。ハイパントをキャッチした明治選手に、猛然とタックルに行ったことで反則が取られた。前半にも、似たようなシーンがあった。おそらく偶然ではなく、戦略的にやったのだろう。でも、ちょっとやりすぎだったかも。さあ、慶応は1人少ない。ここで同点から突き放しにかかるか? という後半の25分。なんと慶応のSO山田章仁のタッチラインをかろうじて踏まない快走と、タイミングのいいパスで慶応が加点。40-28となってしまう。この後、さらに慶応は1トライ追加して47-28。ロスタイムに明治1トライ返して47-33としたが、最後にだめ押しのトライを慶応に決められて、勝負あり。
なんか、だらしのない明治だった。いやいや、両チームともザルで、点の取り合いになってしまった。
■出来事
銀杏が色づいてきていて、はらりはらりと落ち始めている。秋も深まろうとしているなあ。
■客の入り
メインもバックもよく入っていたけれど、両翼はパラパラ。バックも、みんな荷物を席に置いていたりするからなあ。12000人ぐらいか? 発表に寄れば、11000人だそうだ。
■天気
快晴。ちょっと汗ばむほど。
[2004.11.03]