流通経済大学 vs 東海大学
関東学院大学 vs 法政大学
2005年11月26日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

流通経済大学
26
13

12
22
東海大学
13

10

■試合
入ったのは前半の25分。ちょうど東海が2つ目のトライを挙げたところで、スコアは6-12になった。流通経済の得点はPGが2つ。東海有利? 流通経済は手堅いラグビー?
なんか両チームとも同じ様なラグビースタイル。軽快に走ってボールを回して、って、かつての日体と早稲田がやっているような、そんな印象。ま、ちょっと軽めだけど。だから、見ていて面白い。前半は東海が押し気味だったけど、流通経済がモールを押し込むようにしてトライを決めて13-12。
後半は一転して流通経済ペース。ほとんど相手陣内へ攻め込んでのプレーなんだけど、あと数メートルがとどかない。東海のディフェンスが手堅くて、ギャップが見つからない。結局、得意の(?)モール攻撃になってしまう。この辺りは、ちょっとなあ。体重差のごり押しで攻めるってのは、流通経済に似合わないような気がするのだけどね。なんていいながら手堅く得点を加え、21-12。これで試合は決まったかなと思ったが、30分過ぎに東海はPGとトライで21-22と再逆転。ところがどっこい、流通経済が逆襲。東海陣内に入って相手ペナルティを誘い込む。時計は38分。狙える距離だから、そうするのかと思ったらさにあらず。けり出してラインアウト。ううむ。この選択でトライが取れなければ負けだし、負ければ大学選手権に出られなくなる? この時間帯に江戸川では大東と日大が戦っていて、星取り表は似たもの同士。それでいいのか? そしてロスタイムに入る。もう、東海の勝利は決まったかなと思ったのだけれど・・・。がしかし、流通経済はラインアウトからのモールで、ヨコに飛び込んでトライを決めてしまった。何と劇的な。得点経過はシーソーゲーム。スピード感あふれる展開。順位争いと大学選手権出場もかかった試合で、ほんと面白かった。

■結果

関東学院大学
50
21

14
14
法政大学
29

0

■試合
関東学院は、試合ごとに強くなっていく。シーズン当初の「今年の関東は弱い」は、嘘のよう。一方の法政も「今年の法政は弱い」は、本当だった。
いきなり関東はキックオフのボールをキャッチできないという体たらく。ううむ。と思ったけれど、ボールをもったらもの凄かった。北川はひゅんひゅんと走っていく。倒れない。有賀は法政ディフェンスをひきちぎりながら突進してトライする。この2人で関東は決まり、の様相。でも、北川は早々に代わってしまった。脱臼らしい。どうなるのかな。
前半は関東3トライ。法政もなんとか2トライ。が、代わったばかりのSH和田が間隙を縫って滑り込むトライなんかみていると、正面から対決してトライが取れない状態であることがわかる。結局、後半は零封されて、法政は大差の負け。力の差がありすぎだ。
それでも、最後まで攻める関東。タッチにだせば試合終了だし、PGを狙ってもいい場面でも、攻める。この辺りは、法政に対する敬意なんだろうかね。

■出来事
このぐらいの観客の入りが、ちょうどいいなあ。こないだの早慶戦のように騒ぐやつもいないし。
べつに出来事もないので、こんなこと。

■客の入り
第1試合が2000人で第2試合は4000人ぐらいかな?
で、協会の発表は・・・第1試合が4669人で第2試合は8275人だって。そんなにいたかなあ・・・?

■天気
ちょっと晴れていて、あとは曇り。

[2005.11.28]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|