日本IBM vs クボタ
NEC vs 神戸製鋼
2007年1月8日(月)

秩父宮ラグビー場


■結果

日本IBM
27
12

0
27
クボタ
15

27

■試合
後半の25分ぐらいに入った。スコアは12-20でクボタがリード。で、しばらくしたらIBMがトライして17-20。たてつづけにIBMがトライして24-20と逆転。スコアボードを見たら、前半はIBMが12-0だったのをクボタが逆転し、さらに再逆転の展開なのだな。それにしてもクボタはこんなに弱かったか? メンバー表を見たら赤塚がいない。で、IBMはPGを加えて27-20。トライされても同点、というスコアになってロスタイム。インゴールにぽんと蹴られたボールを競って外国人選手が押さえた。ゴールも決まって同点。ちょっとドラマチック。IBMはトライ数で優っているのにね。惜しい。

■結果

NEC
27
8

12
24
神戸製鋼
19

12

■試合
迫力のない、精彩のない試合内容だったなあ。開始後すぐ神戸が簡単にトライしたから、これは神戸の圧勝かな、と思った。だって、今年のNECは予想を裏切る弱さだから。ところが、神戸はその後がつづかない。ボール支配率で上回り、相手陣内で試合をつづけるのだけれど、決定力が足りない。トライに結びつかないのだよなあ。NECのディフェンスが厚いのかな。
NECはラインアウトが取れなかったり、かなりひどい有様。ほとんど防戦一方なんだけれど、チャンスになるとトライを取って帰ってくるのだよなあ。で、あっさり逆転。それからはシーソーゲーム。本木の突進で大畑がトライしたり、元木がトライしたり、見せ場はあるのだけれど、年寄りばかりが活躍してもしょうがないよなあ、神戸。清水、元木、リザーブの伊藤剛臣が35歳。小泉、苑田も33歳。八ツ橋は32歳で大畑だって31歳。こういう連中が働かないといけない現状が、もう、チームの限界を見せているのかも。まあ、元気で頑張っている姿を見られるのは嬉しいんだけどね。複雑。
後半はNECが2つ連続してトライして、20-19から27-19へ。突き放したかと思ったら、最後にがむしゃらになった神戸がトライして27-24。時間がないので森田がイージーに蹴ったせいで、ボールがポールに蹴られてしまった。それでも3点差。PGでも同点になる。インジャリータイムは1分とアナウンス。攻める神戸は怒濤のボールつなぎ。自陣からつないでつないで、奇跡の逆転なるかと思いきや、NECの10メートルライン付近で痛恨のノックオン(だったかな?)。ゲームセット。神戸には、もう昔のような粘りというか、したたかさというか、こすっからさがないよな。もっと狡猾に、そして、しつこく展開して欲しいよなあ。
スコアの上では競ったゲームだったけれど、プレーは両チームともお粗末。もっとしまった試合をしてくれないと、ねえ。がっかり。

■出来事
バックで見たんだけれど、後半、隣にNECのジャージに大きな旗を持った10人ぐらいのオヤジが陣取った。前方にも同様の恰好の応援団が10人ぐらい居座った。奇声を発したり怒声の応援だっり、うるさくてかなわない。愛社精神の持ち主なのだろうか。しかし、いい年をして大声を上げて発散できるというのは、幸せな部類に入るのかも知れない。プレー中は旗を振ることはなかったけれど、立ち上がって視界を塞がれたときは、ちょっとむっとしたぞ。
一方の神戸はみなさん思い思いに小旗だけ。団結力の違いなのかな。

■客の入り
5000人ぐらいかな? 
発表に寄れば第1試合は4640人、第2試合は6886人。だいたい当たったな。

■天気
晴れ。でも、2時30分ぐらいから寒くなってきて、風も吹き始め、だんだん寒くなってきた。

[2007.01.08]

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