東海大学 vs 法政大学
2008年10月11日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

東海大学
19
0

10
16
法政大学
19

6

■試合
前半から後半20分ぐらいまでは、法政の一方的展開。おやおや。これまで見てきた東海の華麗な動きはどこに行ってしまったの? のそのそとのろく、スピード感がまるでない。突撃していく方面には、必ず法政のディフェンスが3〜4人いる。リリースも遅く、簡単にターンオーバされてしまう。こんなにキレがなかったっけ? 東海。
法政にはキレがあった。相手DFをするするとかいくぐり、見事なボールさばきでトライを取っていく。これは、関東のライバルは法政だな、と思えるような俊敏な動き。ディフェンスも厚く、東海に先に進ませない。まあ、その分、ラインの幅が狭く、オープンサイドが空いてはいたんだけど、東海はそこを狙うこともなかった。東海は、もっと左右に振って法政のディフェンスをばらつかせるべきだと思ったんだけど、中央突破ばかりしていたからなあ…。
という展開が、後半20分過ぎに激変した。東海にパワーが戻った、というより、法政の馬力が切れた? あれよあれよで2トライ奪い、13-12と1点差になってしまった。それでも東海が強いという印象は受けなかったんだけどね。
でもって37分に法政がPGを狙って16-12と突き放した。かのように見えた。思うに、ここが勝負の分かれ目。法政は安全策をとらず、攻めるべきだったと思う。なのに、逃げた。勝利への執念ではなく、安易な楽観主義だ。調子が下がり気味の法政、勢いづいてきた東海。この差は大きかったと言うべきか。39分に東海がするするすると走り抜けてトライ。16-17。コンバージョンも決まって16-19。法政のため息が哀しい。

■出来事
朝から雨。でも、昼前には止み、晴れだしてきた。2時5分ぐらいに正門から入り、南側スタンドを歩いてバックスタンドへ。座席には少し雨水が残っていた。でも、芝生が瑞々しく見えて、気持ちがよかった。ハーフタイムは、校歌でも流していたんだっけかな?

■客の入り
1500人ぐらいかな? もうちょっといたかな? バックスタンドは、大半が法政ファンだったけど。最後は盛り上がり、そして、落胆していた。
協会発表によると、2164人だとさ。

■天気
晴れ。

[2009.10.12]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|