明治学院大学 vs 学習院大学
2009年9月27日(日)

学習院大学グラウンド


■結果

明治学院大学
20
7

3
13
学習院大学
13

10

■試合
学習院の方が力は上、と思っていたら大違い。明学の方が意志のある動きをしていた。接点でも、明学の方が動きが速い。ターンオーバーも度々見られた。突進力も、ラインアウトも明学が上。学習院DFを翻弄して切り込むこと度々だった。こうした明学の動きに、たじたじの学習院。大きく蹴り込まれたボールの処理も下手くそで、FB他、最後尾の選手が上手く捕球しきれない。で、明学がモールを押し込んでトライ。こうやって自分たちのしたいラグビーが何なのか分からないまま後半へと突入してしまう。
40分にわずかに足りない感じで前半終了。ハーフタイムも7〜8分しかとらなかった。
後半もあいかわらずの明学ペース。後半30分前後には、学習院ゴールラインまで攻め込んでの攻防。しかし、攻めきれなかった。なんとしてても直進して持ち込もうという作戦らしいが、結果から見ると、右オープンに展開しても良かったんではないか。
後半も、明学は2つのトライを加えて試合を決める。学習院のトライは、後半40分間近のもの。20-6から20-13となったけれど、すでに試合は決まってしまっていたので、ほとんど影響がない。今年の明学は、強いね。

■出来事
2時前にグラウンドへ。で、驚いた。人工芝が敷きつめられているではないか。あの土と砂と小石のグラウンドが、見事に生まれ変わっていた。ピッチ上にはサッカーやアメフト、ソフトボールのラインも描かれていていささかうっとうしいが、それも仕方あるまい。雨が降ると泥だらけになる以前よりは格段にいい。思い切って倒れることもできるのだろうし。もっとも、ビニールみたいだから摩擦熱があるかもしれないけどね。
明学、学習院ともに、コーチングスタッフがうろうろしている。他に、学習院のマネージャらしき女子2人は試合経過をメモっていた。一方が「右オープン○○から○○へ。明学14から8、11・・・」と読み上げ、片方が必死に書いていた。明学の女子マネは耳にイヤフォン。他にも無線を操る様子がうかがえた。なんか、ちょっと作戦遂行の方法が進化したのか?
それはいいんだが、こいつらのほとんどがタッチラインを踏むようにして動き回るのが気になった。「線を踏むな!」と、俺は心の中で叫んでおった。

■客の入り
人工芝の効果なのか。観客が多かったように思う。いつものようにバック側にいったが、そこに設置してある1台のベンチは明学の親御さんらしき一団が確保。試合中、オバサンたちが「いけいけ。おせおせ」とはしゃぎまくっていた。メイン側も、人が多かったなあ。関係者も含めて200人以上はいたと思う。

■天気
くもり。

[2009.09.28]

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