東海大学 vs 慶應義塾大学
帝京大学 vs 明治大学
2010年1月2日(土)

国立競技場


■結果

東海大学
19
12

0
14
慶應義塾大学
7

14

■試合
東海、果敢に攻撃、はいいけれど、ボールが手につかない。ミス多発。攻め込んでいながらミスでチャンスをつぶしていく。やっぱり、新興校であるとか国立に慣れていないとか、そういうのがあるのかね。が、しかし、次第にパス回しがよくなってくる。左右にボールを動かし、慶應のDFの乱れを誘う。こうしてトライを2つ、の前半。ま、2つめのトライは、最初にトライしようとした選手がボールをこぼれたりしてたけど。でも、前にこぼしたんじゃなくて、後方に転がっていったのを、別の選手が拾ってトライ、ということでいいんだろう。
前半は攻め込まれつづけの慶應。でも、後半に2つトライを返す。どーもなんか、レフェリーが東海に不利なところで笛を吹いているようにも思えるのだけれど、ま、そういうことはないんだろ、きっと。しかし、慶應の反撃も、時すでに遅し、だった。
慶應の、華麗なるボールつなぎは見られなかった。やっぱ、その場の勢い、のチームなのかね。
いっぽうの東海は、システマチックに機能していた。最初のうちの硬さを除けばね。

■結果

帝京大学
43
23

5
12
明治大学
20

7

■試合
いきなりメイジが走ってトライ。おお。ディフェンスも立派に機能している。早明戦で復活し、関西学院に大勝した地力は本物か。と、前半の30分ぐらいまでは思っていた。なにせ、帝京にトライを許さなかったのだから。ところが、以後はずるずる。チャンスになってもパスミスで自滅するし。とくに、後半になると、いいようにやられっぱなし。
後半のロスタイム、メイジが1本返したけど、誰が見たってあれは明治のノックオンがらみ。レフェリーが見逃してやったのか、見えなかったのかは知らないが、ちょっと恥ずかしい。

■出来事
大学選手権の準決勝。12時過ぎに入場。チケットは自由席。いつものようにバックスタンドの上段。B自由席に近いところに座る。斜め後ろの明治ジャージ男が、彼女への解説、ルール説明がだらだらとうるさい。さらに、この野郎、携帯テレビ持参でそれをかけっぱなし。つまり、見ていないで、携帯テレビのスピーカーからのしゃかしゃか音を周囲にまき散らしなのだ。うざ。なのでiPodでマイルスの"On The Corner" "Bitches Brew"を聞いていた。やれやれ。この男、どうも中年男性らしい。彼女はどんなご面相だったのだろう? 見なくて正解、のような気もするが。
第2試合。後半の20分、帝京が4つめのトライを決めると(36-5)、客席のあちこちで立ちあがる人が目立つ。最後まで見ればいいのに、と思う。情けなくて見るに忍びないのか? しかし、そうであっても、最後まで見てやるのが母校への応援の一つだろ。なんかな、早慶明という伝統校のファンには、ラグビーファンではなく、母校応援のためだけに来ている人が多いからなあ。

■客の入り
2万人ぐらいかなあ。
第1試合が20211人で、第2試合が22081人だと。だいたい、ぴったりだね。

■天気
晴れ。風もほとんどなし。

[2010.01.02]

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