女子日本代表 vs 女子香港代表
日本代表 vs 香港代表
2010年5月22日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

女子日本代表
17
7

0
0
女子香港代表
10

0

■試合
12時45分頃着。南スタンドを歩いている最中に、後半スタート。得点は7-0で日本リード。バックスタンド下のトイレにいって、でてきたら喚声。トライがあったようだ。スタンドに上がってスコアボードを見たら、12-0となっている。コンバージョンは決まらず、か。
なんとなく、だらだらと見ていた。そもそも女子ラグビーはスローだから、競技の面白さ、は少し薄いからね。それでも、ポイントができると、ささっ、と素早くラインをつくる辺り、日本代表がシステマチックに動いていることが分かって面白かった。
こないだ配布していたリーフに載っていた、鈴木彩香という選手に、とりあえず注目。すると、なかなかいい動きをしている。ボール持ったら走るし、ぶつかっていくし、すぐ起き上がるし。よく動く。
メンバー表に、No.8で外国人選手の名前があった。こないだの7人制でPHOENIXの要ででていた選手だ。でも、もうでていない。後で調べたら、後半で交代したらしい。37歳だからな。
試合終了後、メインスタンド前で写真を撮り始めた。香港の選手も一緒に混じってね。その様子が、ビジョンに大写し成される。これが、よかった。選手みんなが笑顔で、香港の選手(大半は白人、それと、有色人種。アジア人は少ない)も、みんなにこにこ、楽しそうにしている。いいね。

■結果

日本代表
94
45

0
5
香港代表
49

5

■試合
試合直後のいきにりのキックパスが決まり、トライ。以後、順調にトライを積み重ねていく。でもね、15人中6人が外国出身者で、要所で活躍するのは彼ら。さらに、日本人選手も力のある選手を起用しているんだから、当然といえば当然。単調な試合展開に、すぐ飽きる。女子の試合中にサンドイッチを食べたせいもあってか眠くなり、前半10分30分ぐらいうとうとしてしまった。こまったもんだ。
短いパスをつないで相手DFをかわす・かわそうというシーンがよくあった。でも、NZのようにいつもパスがつながるわけじゃない。たいていはポロリ。練習のつもりでやっているのか? 香港相手に通用しないなら、策を考えなくちゃな。ポイントをつくって左右に振って、DFを散らしてスペースをつくり・・・という基本をもっとちゃんとやって欲しいね。
それでも、前の2戦のようなノックオン垂れ流し的な単純ミスは減った。っても、前2戦とは選手の質が違うのだから当然。というか、つねにそうあらねばならんと思うんだが。
この試合でも、ミスから逆襲されていた。香港唯一のトライは、日本が軽く蹴ったつもりのボールを相手が足で蹴り返し、インゴールに転がる。それを日本選手が追いかけて押さえた、つもりがすっぽり腕から抜けてしまい、そこを香港が押さえたという、しまらない話。おいおい、だよね。
ラフプレーの多い試合だった。香港の途中から入った18番の長髪選手。彼が、日本選手に蹴りかパンチを食らわせた。退場かと思ったら、シンビン。
後半、37〜8分。日本が攻められて釘付け。の中で、ホーンが鳴ったあとに日本のタウファがシンビン(これは反則の繰り返しらしい)。
その後、ターンオーバして日本がトライ(立川らしい)。そこに、香港の選手2人ぐらいがのしかかるか蹴るかして、立川が逆襲。いったんはスコアボードが99点になってコンバージョン、というところでトライが認められず。スコアボードは94点に逆戻りというおまけがついた。それにしても、立川の逆襲のあと、香港18番が駆けつけ、日本からはアリシが駆けつける。こいつら、乱闘好きなのか? はいいのだけど、胸ぐらつかんでの小競り合いを、レフェリーは止めずに見ている。おいおい。レフェリーは主審、タッチジャッジともにシンガポールだけど、なんかいまいち信頼性に欠けるような気がしてしまう。
勝ったけれど、しまらない。こんな幕切れじゃ、ストレスがたまるだけだと思うがね。 それでも、ノーサイドの後、香港18番とアリシがにこやかに抱き合ったりしていて、よくわからん。そのアリシのジャージは、ビジョンに大写しになると胸の下まで大きく破けていた。

■出来事
男子の試合の前の国家。香港代表の歌は、中国の国歌なのだね。返還されたから、そうなんだろうけど、なんか違和感がある。だって、半分以上が白人なんだもの。
子供が書いた似顔絵コンテスト、というのがあったらしい。選ばれた3人が、ピッチに招かれてジャージをもらっていた。また、3人は選手入場にも付き添っておった。 本日は、バックスタンドにトヨタ・ヴェルブリッツの一団がきていた。ちょっと離れた上にいた僕の席の横にも、後半が始まってからその一団の仲間が2人やってきて。隣は巨漢。フロントロー? らしいの。その隣は小柄な感じ。顔も名前も知らないが。でも、周囲もぜーんぜんちやほやしない、って。そりゃ、スター選手がいないだけ、なんじゃない?
試合後、授賞式。さらに、観客が北スタンドに入って、ピッチに選手、スタンド最前列に控えの選手たちが入り、記念写真を撮っていた。この試合でW杯出場が決定したイベントらしい。だれでもいけたけど、いかなかった。その後、選手たちはミニボールをバックスタンドに投げ込んでいた。なんか、やることが逆じゃね?

■客の入り
アラビアンガルフ、カザフスタン戦の1.5倍ぐらい入っていたような・・・。となると、8000〜9000人程度は入っていた?
協会発表によると、9406人だって。だいたい合ってたな。ははは。

■天気
暖かい1日。薄曇り。

[2010.05.23]

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