日本代表 vs カザフスタン代表
2010年5月15日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

日本代表
101
33

7
7
カザフスタン代表
68

0

■試合
先週のねむい試合の反省か、キャプテンに大野均を入れてきた。あと、立川ぐらいしか顔がわからんな。トップリーグ見に行ってないから。
序盤からトライの嵐。5分間隔ぐらいに4トライ。これは100点試合だな、と思わせる。
が、20分過ぎからもたつきはじめる。きっかけは日本のノックオン。単純なフライ性のボールをキャッチできずポロリ。そこからカザフスタンが攻勢に。この試合唯一のトライを献上してしまう。やれやれ。以後、日本の迷走がはじまる。
そもそも単純ミスが多すぎ。とくにノックオン。意外とターンオーバもされている。
ときどき見事なパスがつづく美しいトライもあるんだけど、相手が相手だからなあ。だって、カラダはでかいけど、技術は高校生並だから。勝つのは当たり前。当たり前なんだから、もっときちっと勝って欲しい。W杯でNZに145点とられたことがあったけど、あのときのNZはミスなんてほとんどしなかった。日本も負けたけど、そんなにひどいミスはなかったはず。しかし、この100点試合では、勝ってる日本はミス続出。負けてるカザフスタンは低レベル。同じ100点試合でもレベルが違うよな。
で、得点に絡む美しいプレーは、外国人選手が大半。だいたい、5、6,7、10、12が外国人。SOのショーン・ウェブはすばらしい。コンバージョンもよく決まっていた。途中出場のトゥプアレイというスキンヘッドの選手が、これまた快足で豪快。すばらしい。でも要に日本人がほとんどいないわけで。体格に勝る外国チームと当たるには、これしかないのだよ、と言わんばかり。ううむ。かなり哀しい。
大勝したけれど、弱い相手には勝つけれど、同格以上のチームにはまず勝てないな。ま、日本代表といってもベストメンバーではないのは分かるけど。次代を担う若手に、いまひとつ魅力がない。
前半の38分ぐらい。日本が攻め込んでいて、味方にパスしたボールを、カザフスタンの選手がキャッチした。彼は自陣から飛び出していったわけではなく、日本選手の後ろにいた。オフサイドだ。しかし、このことで一発シンビンを食らってしまった。へー。そんなに悪いことなのか? 彼は意識的にではなく、たまたま自陣に戻ろうと早足だった。そしたら目の前にボールが飛んできた。思わず手が出た、程度のことだと思うんだが。厳しいのだね。

■出来事
「HSBCアジア五カ国対抗2010」の3試合目。本日も外苑前で降りて正門から入り、Tシャツをもらう。それから南側スタンド(先週気付いたんだけど、シートが長椅子から個別の椅子に変わったいた)を通ってバックスタンドへ。南側のインゴール裏に、巨大なカメラ。しかもレールが敷いてある。「?」。そういえば、3D映像で撮影し、パブリックビューイングするとどこかで読んだ。そのためのカメラかも。南スタンドを歩きながらカザフスタン国歌を聴いた。それからトイレに行き、スタンドに着いたら試合が始まっていた。
先週うるさかったコスプレの自主応援団。この日は拡声器は使っていなかった。誰かに言われたのか、自らやめたのか、分からないけど。まあいい。しかも、前半は応援の要請もせず、まずまず、と思っていたら、後半から要請が始まった。うるせーな。周囲も無視すればいいのに、「じゃ・ぱ・ん」とつられて声を上げたり拍手する観客もいるから困る。それにこいつら、声援のタイミングやなんかもセンスないから、アホみたいに思えるんだけどね。
北スタンドは本日も閉鎖され、桜の旗が張ってあった。メインスタンド。ジャパンのテント横に自転車型トレーニング機器が2台設置されて、ときどき選手が使用していた。
ダイレクトタッチの際に、タッチジャッジがタッチを切った地点へと走っていったことがあった。それを、主審が戻した。タッチジャッジは台湾人の模様。主審は香港の白人。このタッチジャッジだったかな、彼が示したタッチ地点は、ボールが通過した地点よりを5m以上ズレていた。かなりいい加減に審判のようだ。困ったもんだ。
座った周囲に、同じようなブルーのジャージを着た一団が、ぱらぱらといる。とエンブレムを見たらサントリー。サントリーの選手が、見物に来ていたようだ。奥さんを連れてきている選手もいた。しかし、こちらはトップリーグをほとんど見ないので、顔が分からない。ううむ。

■客の入り
1週間前と同じぐらい? 6000人というところかな?
発表によれば6243人だってさ。

■天気
晴れ。でも、汗ばむほどではなかった。

[2010.05.16]

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