東海大学 vs 関東学院大学
2011年11月6日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

東海大学
25
10

5
22
関東学院大学
15

17

■試合
開始2分でいきなり関東がトライ。おお。こんなに強くなったの? でも、ゴール入らず。東海はPGを取り、次いでトライとゴール成功。この時点で5-10。互角の戦い。でも、前半、関東がよかったのは最初だけで、あとは東海が押してた感じかな。それでも、両チームともディフェンシブで、積極的。得点を取りに行くプレーがぶつかり合うから、攻守、しきりに変わってめまぐるしい。
後半、うってかわって関東が元気。うまくギャップを見つけ、切り裂いて走っていく。たてつづけにトライを重ねて20-13。コンバージョンが決まらず、得点を加算できないのがつらい。関東4つめのトライは、前にキックしたボールに両チームの選手が絡まりながらインゴールにもつれ込んだ。関東の選手がボールをキャッチしたけどコントロールできず、ごろごろ、という感じ。なので、関東のノックオンおと思った。レフェリーも見えていない。なのでタッチジャッジに確認して、トライ成功となる。国際試合ならビデオ確認だけれど、いまひとつしっくりしなかった。ゴールも決まって22-13。こりゃ関東に風向きが変わったか。トライ数も関東4、東海1。スコア以上に力の差はあるのかな。
と思ったら、あにはからんや。東海が反撃。2つのトライで22-25となり、以後、東海が関東を封じ込めてしまった。ノーサイド。いや、面白かった。力と力のぶつかりあい。こんなゲームが毎度見られるなら、もっと秩父宮に通いたい。
レフェリーの藤内有己氏が、いまひとつゲームを壊していような気がする。この人、関東のノットロールアウェイ、コラプシングを盛んに取る。そのくせ、ラインアウトのノットストレートや、横入りのオフサイドなんかはほとんど取らない。関東にとって、他のレフェリーなら許容範囲、がきっと藤内氏にはダメだったんだろう。修正が聞かないまま、ずるずるきた感じ。後半はそれでもアジャストしたかに見えたが、ね。藤内氏は、どうも厳格に笛を吹く嫌いがあるのか、チャンスを潰すようなことがしばしば。マイボールが簡単に相手ボールになっちまったり。そりゃペナルティは見のがしちゃいかんが、流れの中でたまたまそうなった、ようなものも厳しく見ていなかったかなあ。
それにしても、関東はキックが悪すぎる。東海は、自陣で反則しなかったのが勝因、かも。総合力では東海。個人技で、関東、みたいな感じかな。

■出来事
ハーフタイムのイベントは、関東のグリークラブ(?)の歌。ううむ。地味すぎる。

■客の入り
1500人ってとこかなあ。でも、そのうち200人近くは、両校の部員だと思うぞ。
協会発表では1818人になってる。そんないたかなあ。

■天気
曇り、ときどき、小雨。

[2011.11.06]

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