明治大学 |
18 |
6 |
− |
10 |
10 |
慶應義塾大学 |
12 |
− |
0 |
■試合
前半の35分ぐらいに入る。明治が6-3とリード。直後に慶應がトライして、6-10となる。で、ハーフタイム。
明治も慶應も、選手が小ぶり。互いにミスも多く、攻守しょっちゅう代わり、かけずり回っている様子。みていてバタバタな印象。両チーム小ぶりで、パワーがあまり感じられないから、よけいそう思えてくる。
のだけれど、明治はがむしゃらにタテ突進するし、トライ時も相手選手を乗り越えるように、大きな身振りで飛び込んだりする。なかなかかっこいい。
相手陣内に攻め入っている時間もあまり変わりないので、なんとなく両チーム、同じぐらいの力に思えるんだけど、結果的には明治が8点差で勝利。これが30-38とかだと接戦に見えるけど、ロースコアだからダブルスコアに近いわけで、力の差はやっぱりあるのかな、と。
■結果
帝京大学 |
12 |
5 |
− |
8 |
8 |
早稲田大学 |
7 |
− |
0 |
■試合
第1試合と比べて、格の違う試合を見せてくれた。選手の体格も明治・慶應よりひとまわり大きく、動きもちょこまかバタバタしていない。結果的に早稲田が負けたけれど、早稲田は明治に勝つだろうから、最終順位は帝京が優勝。4勝2敗の筑波/早稲田/明治は得失点差で順位が決まるのかな? という話はいいとして。
相手陣内に入っている時間は早稲田の方が多かった。なのに、トライが取れなかった。それだけでなく、攻め込まれてペナルティを犯さない帝京を誉めるべきかも。PGひとつで結果は変わったかも知れないのだから。それと、早稲田にインターセプトされても戻りが早く、独走を許さなかった。このあたりの反応によさは、優れている。でも、攻めがいまいちかも。
帝京の2つ目のトライが良かった。ああいうトライを、あと2つ3つ見たかったかも。
早稲田の11番が目立っていた。センターなのに163cmと小柄。でも、とてもすばしっこい。
笛は、下井真介。もうそろそろ引退かな、と思っていたら、レフェリーで登場した。おお。まだ見られるのか。ちょっと嬉しかった。
■出来事
バックスタンドの北側中段、真下はインゴールの後ろの方に座った。隣と前では慶應OBのオヤジが4人、飲みながらしゃべりながら観戦中。後ろでは、早稲田ファンの親と息子(30代半ばぐらい)が話ながら見ている。早稲田ファンは多くいたはずだけど、見せ場がないので喚声もあまりあがらず。帝京の最初のトライ時にも、なんの声も出ない。なんか、異様な雰囲気。
客層が、見た感じオヤジばっかり。現役学生の姿がほとんどない。その証拠に、小旗をもってる人もあまり見かけない。そんななかで多かったのは明治と帝京か。学生率が多少高かったのかな?
それにしても、贔屓チームを応援する連中が多いと、絶叫や罵声が多くなって、うっとうしい。
ハーフタイムには、各校のチアリーディング。これもまたいいけど。学校紹介のビデオや校歌は、どうでもいいや。
■客の入り
早慶の人気、明帝の2強が登場するも、満員にはほど遠い状況。南北スタンドはまばら。メインバックともに8割の入りというところかな。荷物用に空いている席もたくさんあったし。なのに、入口には「満席」なんていう紙が貼ってある。あほか。係員を使って「荷物を置くな」「詰めろ」と言わせればいいだけ。でも、そうはしない。まったくいい加減。
てなわけで。2万人いかない程度だと思うんだが…。
協会発表では、第1試合は15042人、第2試合は19894人だと。
■天気
くもり。
[2011.11.03]