法政大学 vs 日本大学
東海大学 vs 流通経済大学
2012年11月25日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

法政大学
54
23

7
21
日本大学
31

14

■試合
12時10分過ぎぐらいかな。法政が初トライした直後に場内へ。これで10-0。法政がひゅんひゅん走り、突破し、トライしていく。日大は手も足も出ず、たじたじ。法政のラグビーは見ていて楽しいなあ…。というのは前半の途中まで。日大のカタチが整ってきて、法政も思うようにいかなくなる。で、日大も1本返しての前半。
後半はともに一進一退。日大がアジャストしてきたか? と思ったら、突然、法政がひゅんひゅんラグビーに目覚め、突き放していく。気分にムラでもあるのか。リードしてゆるくなったりするのか? でも、法政は20点以上リードしているのにペナルティでPG狙ったり、ある意味つまらんラグビーをしたりする。このあたりが、いまいち理解できない。取れそうなときは、取りに行け! と外野から叫びたい雰囲気。
日大もたまに反撃するけど、結局及ばず。点差なりの力の差がある、ということなんだろう。

■結果

東海大学
34
17

12
12
流通経済大学
17

0

■試合
全勝同士。この試合でリーグ戦優勝チームが決まる。で、2分過ぎ、流経が攻め、呆気なくトライ。でも、負けずに東海もトライ。取られたら取り返すで、流経もトライ。東海もまたトライ。とシーソーゲームだったけど、次は流経ではなく東海。これで逆転。…というわけで、前半の半ば過ぎまではほぼ互角。
流経はSO ファエアマニが起点となり、ファエアマニとLO フシマロヒがキープして、FB 合谷が蹴り込む・走る感じ。とくにファエアマニの働きが素晴らしかった。しかし、前半半ば過ぎからスタミナ切れ? その他の選手がファエアマニの突破のスピードに追いつけなくなって、フォローできなくなる。ファエアマニが孤立するシーンがたびたび。こうなってくるとミスもでてきて、それが命取り…。たび重なるペナルティへとつながり、自滅してしまった。みるからに体格のいい選手が揃い、システマチックに動いているな、と思ったのもつかの間、いつもの流経に戻っていたよ。
東海の圧力は途切れなかったね。FW戦でも圧倒。流経のコラプシングを誘っていた。相手のミスを見のがさず、じわじわ詰めていく。いつのまにか流経はバラバラになり、いいようにあしらっていた。地力の差がでてしまったというところか。流経は外国人と日本人の力の差がありすぎて、連携がうまくいってないのかもしれない。東海はマイケル・リーチのときのような外国人を入れず、日本人だけでいくつもりなのかね。
レフェリーは清水塁。アドバンテージ解消が早く、えー? という感じ。

■出来事
第2試合、流経の応援団がたくさんバックスタンドにやってきた。クラブ(?)の小学生や高校生(?)もずいぶん来ていた。しかし、小学生の「アール・ケー・ユー」の声はまだいいんだけど、高校生(?)の団体が声をそろえて唸りだしたのにはまいった。これが延々とつづき、劣勢になってもやってる。おい。邪魔だ。
流経の試合に出られない部員たちも、メインスタンドの上の方でときどきはしゃぐ。自分のチームのFBがゴールを狙ってる最中なのに、調子に乗って騒いでいる。おまえらアホか。
ハーフタイムのチアリーディングは、流経だけであった。

■客の入り
第1試合は、4000人ぐらい? 第2試合は、3000人ぐらいかな。でも、協会の発表は合算だから、第2試合の方が増えるはずだけど。協会発表では、第1試合は3044人、第2試合は5637人らしい。でも、第1試合だけ見て帰った人が、かなりいたのだよね。

■天気
快晴。されど南からの風がときどき冷たく首筋をなでていった。そして、3時30分を過ぎると太陽が雲隠れして、寒かった。

[2012.11.25]

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