帝京大学 vs 明治大学
2012年11月18日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

帝京大学
45
14

13
20
明治大学
31

7

■試合
面白い試合だった。後半の途中まではほぼ互角。これまで地味なディフェンスばかり見せつけられた帝京も走るし、明治も走る。明治は、走ってダメならモール・ラックと、手を変え品を変え。緊張感の安まらないゲームだった。後半半ばに帝京が突き放し、あとはガラガラといってしまったけど、明治も最後まで走ってつなごうという意図が見えていた。
実は、明治の方が有利かなと思っていた。帝京のこれまでが、それほど強烈ではなかったから。それに比べて、今年の明治は走る。得点力もある。これてで帝京もうろたえるか、と思っていたのだ。けど、そんなことはなかった。帝京は鉄壁かも。
前半・明治が風上
・帝京がタテに攻め込んで、左に展開してギャップを突いてトライ。その後、明治がPGで7-3
・帝京がハイパン。明治取れず。バウンドしたのを帝京の選手がキャッチして独走。フォロワーにパスしてトライ。14-3
・明治、ラインアウトからモールを押し込んでトライ。ゴール決まらず。14-8
・明治、攻め込む。 PGが狙えるのに狙わない…。 ・明治、攻め込み、インゴールに蹴り込む。帝京の選手が処理できず、明治の選手が押さえてトライ。ゴール決まらず。14-13
後半・帝京が風上
・帝京が右隅に展開してトライ。ゴール決まらず。19-13
・帝京が左サイドへ、ギャップを突いて走りトライ。26-13
・明治。帝京のギャップをすり抜けるようにしてゴール真下にトライ。26-20
・帝京が、明治のギャップを突いて、ディフェンスを振り切って中央にトライ。33-20
・明治ファンが立ち上がり始める。 ・帝京は攻め込まれていた。でも明治は攻めきれず、帝京が繁劇。明治のディフェンスのギャップを抜けるようにしてトライ。ゴール決まらず。38-20
・明治ファンがどっと立ち上がり帰り始める。 ・帝京が呆気なく明治ディフェンスをすり抜けてトライ。45-20
・明治も反撃するが、パスミスなどで勝機つくれず。ノーサイド。
レフェリーはウェリントン協会のティモシー・ベイカーという異人さん。教条的にオフサイドをとらず、じょうずに流れをつくっている感じ。でも、帝京はいろいろたくさん反則を取られていた。最後は意図的なオフサイドでシンビンにまでなっちゃった。もっとも、もうすぐノーサイドの時間だったけど。
どうやらこれで帝京が優勝したらしい。

■出来事
チアガールのテクニックも、帝京の勝ちだったな。

■客の入り
10000人ぐらい入ったかな?
協会発表によると10648人だ。ほぼ的中!

■天気
晴れ。北風が強かった。

[2012.11.18]

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