帝京大学 vs 早稲田大学
筑波大学 vs 東海大学
2013年1月2日(水)

国立競技場


■結果

帝京大学
38
7

10
10
早稲田大学
31

0

■試合
対抗戦1位相当の帝京。4位ではあるけれど予選プールでは関西1位の天理やリーグ戦2位の流経に大差をつけい1位通過した早稲田。早稲田は調子が上がってる感じはしてたけど、果たしてどっちかな?
前半の帝京はミス続出。バウンドするボールの処理ミス、タッチが切れないキック、ノックオン…。その連続で、自滅状態。緊張してたのかな。攻めても早稲田のDFは厚く、ぶつかってもぶつかっても崩れない。こりゃ、ひょっとすると…。でも、前半も半ばを過ぎて終わり頃になると、帝京もちょっとリズムがでてきた? というわけで、7-10で折り返す。
後半になると、帝京はちゃんと修正してきた。次第に崩れていく早稲田DF。球出しなどのスピードも、帝京相手だとそんなに速くない。帝京は着々とトライを重ね、ついに後半早稲田は無得点。最終的に4倍スコアになってしまった。早稲田、諦めるのが早すぎる。後半も半ばでキレちゃってた。執念が足りんだろ。

■結果

筑波大学
28
5

21
26
東海大学
23

5

■試合
筑波大学の選手たちは、暮れにノロウィルスにやられたのだそうである。その影響がでるのだろうか?
両チームともに走ってパスしての、よく動くチーム。なので、そういうゲーム展開になったけど、前半の筑波はいまいちピリッとしない。がむしゃらで奔放な感じ、キレがあり、しつこく執念深いプレーが見えない。そこをつけ込まれたのか、呆気なくトライを許してしまう。なんか、いまいち面白くならない。こちらは昼のパンを食べたばかりなので、少し眠くなってしまったよ。しかし、5-21とは離されたものだ。いくら東海が風上だったからって、離れすぎ。
で、後半。前半とはうって変わった猛進、キレ、しつこさが戻ってきた。まずはPGで手堅く8-21。さらに2つのトライを加えて20-21。東海はもう防御一方。そして、PGでついに23-21と逆転。これはやっぱり、風上に立ったから? で、30分過ぎ、筑波が攻め込んでいたんだけど(これはインターセプトだっけ? ルーズボールだっけ? 忘れた)、東海の選手が自陣から独走。こりゃトライだ。と思っていたら筑波の11番がもの凄い速さで追いかけてきて、筑波ゴールライン直前でタックル。お。止めた! 凄っ。と思ったんだけど、ラックになって東海がトライを奪う。ゴール決まらず23-26。時間はあと5分しかない。こりゃ東海が勝ち逃げか? と思ったのだが、筑波のキックしたボールを東海の選手がキャッチして蹴ろうとしたところをチャージ。インゴールに転がったボールを筑波の選手が押さえてトライ! 東海、一瞬のぬか喜び。ゴールキック外れて28-26。時計はあと3分。さて、どうなるか。
東海ボールで攻め込むが、進めない。そのうちターンオーバされ、東海のペナルティ。ホーンが鳴り、筑波が蹴り出してノーサイド。ドラマチックな逆転サヨナラ勝ちになった。いや、後半はワクワクな試合展開で、面白いのなんの、だった。
筑波のトリッキーなボール運び、突進、スペースを見つけて飛び込んでいく勘のよさ。すべてが見ていて面白い。

■出来事
大学選手権の準決勝。4つの予選プールで勝ち上がってきた4チームがぶつかる。自由席の当日券を1500円で購入。いつものように、バックスタンドの北側の、上の方へ。
校歌が流れなかったのは、よかった。
最初のうち元気だったワセダファンも、後半はしょんぼり。帝京の小旗は、案外とたくさん見えた。
東海ファンもいたようだけど、帝京みたいに団結してなくて、バラバラだったせいか目立たなかったな。観客はどちらかというと筑波びいきな感じで、まあこれは国立大学だからかも知れないね。

筑波vs東海の試合後、右に椅子を2つおいて座っていたオヤジが、「いい試合だったね」と握手を求めてきた。筑波か教育大の出身者かな? こちらも、筑波のチャージからのトライで再逆転のところで拍手していたから、仲間と思われたのかもね。

■客の入り
1万7、8000人は入っているのかな?
第一試合は19681人、第二試合は20536人だって。

■天気
雲ひとつない快晴。だけど、ときどき風が強く舞う観客席。ピッチでは、南から北へ、わりと強い風が吹いている模様。

[2013.01.02]

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