慶應義塾大学 vs 明治大学
帝京大学 vs 早稲田大学
2013年11月3日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

慶應義塾大学
24
7

15
18
明治大学
17

3

■試合
到着したのは12時30分ぐらいかな。15-0で明治が勝っていた。集中できずにぼんやり見ていたんだが。どーも慶應の方が自由奔放な感じ。前半1つ返して15-7。
後半になると、慶應の攻撃が目立って、明治は翻弄されてる感じ。結局、慶應が2つトライして、明治は1PGのみ。最初に明治があげた2トライは、どんなだったんだろう? と気になってくる。
正直にいって、レベルの低い凡ゲーム。明治DFにはギャップがありありなんだけど、慶應はそこを突けない。ヨコに展開しているだけで、見ていてじれったい。スピードもいまいちで、ゲームとしての面白さは、いまひとつだった。
違いは、慶應のひたむきさか。明治はチームとして意思統一されていない感じだな。

■結果

帝京大学
40
19

11
31
早稲田大学
21

20

■試合
最初のトライは早稲田。タッチライン際を細かくつないで、走ってトライ。さて、帝京はどうするか?
帝京は、じわりじわりと詰め寄ってきて、引き離していく。でも、後半にいったん追いつかれるけれど、すぐさま逆襲のトライで突き放し、駄目押しのトライ。早稲田はロスタイムに1つ返したけど、もう遅い、って感じ。
で。ちょこちょこ小細工したり走りまくる早稲田に対して、帝京はどっしり受けて立つ感じ。横綱と平幕みたいに見える。のだけれど、帝京は横綱相撲がとれない。たびたびターンオーバされるし、ミスも出る。なんか、自分からは攻めず、様子を窺い、圧力をかけているだけ、みたいに見えた。
そのくせ、時々がむしゃらに前に突進して早稲田を蹴散らしたり、大きく展開して走ってみたり。まったくやらないわけじゃない。積極的にいかないけど、やられたらやりかえす、みたいな感じ。それだけやり返す力があるなら、初めからその力を出せばいいじゃないか、という気分になってくる。なんか、省エネで力を抜き、要は勝てばいいんでしょ、と負けはしないラグビーをしているみたい。
帝京は確かに強い。正攻法で、ギャップもない。攻撃するときは2人目3人目が必ずフォローして、ひとりにしない。ムダに動かない。…でも、面白みに欠ける。数年前に言われたような、FWのゴリゴリで、見栄えのしないラグビーというわけじゃない。時に走り、時に蹴り込むとか、いろいろやってる。でも、あんまり成功しているとは思えない。早稲田の裏に蹴り込んだときがあったけど、強すぎて意味がなかった。どーも小技は得意じゃないらしい。タテの突破力はあるけれど、出し惜しみ。そういう帝京のラグビーを見てると、ちょこまかしてるけど、早稲田の奔放さが気持ちよく見えてくる。さて、あとは明治と慶應だけど、まあ、帝京だろうなあ。可能性があるとしたら、慶應か…。

■出来事
後ろにいた男女+男性が関西弁でうるさかった。最初は明治を応援していた。次は、どっちというわけでもなく、チャンスがあると女性の方がイケイケとか叫んでる。けっ。
昨日の日本代表vsNZの痕跡がピッチにいくつか。リポDのロゴが芝生にあって、濃い緑で消されていた。あと、通常のデッドボールラインより前にラインの消された痕跡があった。インゴールの中に1本線が消されている状態。ってことは、インゴールを狭くしたということか。NZの要求なのかな。理由は何だろう?

■客の入り
結構入ってた。バックも、両サイド以外は埋まってる。あれで…
15000人は入っていたか。入れ替わりで、3000人ぐらい増えるとか、かな。
協会発表によると、第1試合は13021人、第2試合は18603人だと。
ふーん。間隔あけて座ってるからか。増減は5000人規模ね。

■天気
おおむね晴れ。

[2013.11.04]

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