大東文化大学 vs 日本大学
流通経済大学 vs 中央大学
2013年11月16日(土)

江戸川区陸上競技場


■結果

大東文化大学
36
24

10
17
日本大学
12

7

■試合
後半の10分過ぎから。スコアは24-10で大東がリード。今季の大東は調子がいい模様。
大東が2つとって、36-10まで引き離す。大東の選手は、個人の力が凄い。どんどん突破していく。ハンドオフでなぎ倒していく感じ。こりゃ圧倒的だな。と思ったら、日大も逆襲。タテにどんどん攻めてきて、1本返す。36-17。以降も、攻めたり攻められたりの攻防。全体に、点の取り合いで、大東が優ってるというところか。見ていて面白いけど、互いにDFがしっかりしてないわけで、大雑把な感じ。

■結果

流通経済大学
25
10

0
0
中央大学
15

0

■試合
全勝同士。勝った方がリーク戦優勝となる。そのせいか第1試合と比べて、緊張感のある序盤になった。
みると、中央は日本人のみの編成。対する流経は2人の外国人。トンガとかそんな感じ。最終的に思ったのは、決定力の差。中央は、そこそこ攻めていくけれど、その先(トライ)にたどり着けない。で、その決定力というのは、結局のところ、外国人の存在だと思う。
互いに当たりは強いけど、DFがしっかりしてるせいか、突破されない。いくぶん流経の方が押し気味で地域を取ってるけど、チャンスはほとんどない。たまりかねてか、流経がPFを狙い3-0となったのが前半10分。30分過ぎまで、こんな状態がつづくが、35分ぐらいに流経が右隅にトライ。遠かったのでよく見えなかったけど、隅にしかトライできなかったってことだな。
さて後半。流経が攻め込んで、ノックオン。なのだけれどレフェリーはコールせず、しばらくたって流経ボールとなる。どうも見逃しのようだ。タッチジャッジは見てるはずなんだけど、レフェリーに伝えなかった。こういうのはレフェリーの判断を優先するのか。ただし、この後、中央の選手がイエローをもらい、流経のPGも決まる。さらに、流経がトライ。という流れを見ると、中央には気の毒な感じ。あのジャッジミスがなければ10点失わなかったかも知れない。
流経が横綱相撲のラグビーとしたら、中央はミスが出まくりだった。ラインアウトが取れず相手ボールに。攻め込んで、ノックオン。こういう場面が何度合ったろうか。ことごとくチャンスを自ら潰していた。とはいっても、ミスがなければ得点できたかというと、これまた疑問だったりする。それぐらい流経のDFは厳しかった。まったくスキがない。
中央は攻めあぐねていた。中央突破のタテ攻撃は、まったく効果なし。左右に展開しても、流経DFが読んだかのように集まってくる。ほんらいならポイントをつくり、素速い展開で左右に振ったりしてギャップをつくるべきなんだけど、そこまでの余裕がない感じ。かといって、裏に蹴り込んだりキックパスしたり…ということもしない。これは自信がなかったからなんだろうか。
相手ミスをうまく利用してチャンスにつなげ、流経は着々と得点していく。圧倒的な破壊力はなかったけれど、そつがないというか、危なげがない。まあ、ロングパスなんかでミスは少しあったけど、おおらかな感じ。受けて立ってる。でも、その分、がむしゃらなひたむきさはなくなったかも。やっぱ、強くなっちゃうと、こうなるのか。上を目指していたときの可愛さは、なくなったかも。

■出来事
電気の得点板ができていた。前来たときはなかったような気がするんだが…。
いつもなら流経を応援するんだけど、本日はオール日本人で、大学としても伝統のある中央視点で試合を見ることにした。だって、流経が強すぎるから。法政や中央、日大が強くなれば、リーグ戦のイメージも上がると思うんだよな。
場内にTVカメラがない。中継してないのか? 帰って調べたら、やっぱりない。全勝対決の天王山だっていうのに。しかも、秩父宮じゃなくて江戸川…。まったくなあ。
ピッチまで近いバックスタンドへ。でも、ここはバックが影になるんだよな。だから寒かった。
試合後、流経の選手たちがピッチに戻り、ゴールポスト下で胴上げ。記者が写真を撮っていた。これでリーグ戦優勝なのだろう。

■客の入り
見当もつかんが。1500人ぐらいはいたのかな。もっといたのかな。
協会発表は第1試合が1226人、第2試合は2370人になってる。

■天気
快晴。

[2013.11.16]

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