東芝 vs パナソニック
2014年8月22日(金)

秩父宮ラグビー場


■結果

東芝
39
17

16
26
パナソニック
22

10

■試合
前半からなんとなくパナソニックの押せ押せムード。でも東芝もディフェンスしてたので加点されなかった。それでもパナソニックはPGを重ねて点差を広げる作戦。
前半2つ目の東芝のトライは、真下に見えた。中央から右に展開してラックになりつつ手渡しのパスがスローフォワードだったんだけど、レフェリーには見えなかったな。得したな東芝。角度のあるコンバージョンも決まって、16-17と勝ち越しての折り返し。
後半15分、東芝が何人モールか知らんが数の力で押し込んで、さらにベイツが飛び込んでトライ。なかなか気迫のこもったトライだった。これで16-22。その直後の20分、SH小川がが接点からパスせず自分でスルリと抜けてあっけなくトライ。これで16-29三洋は少し切れたかな。
互いにPGが決まって19-32。ところが31分、マイケル・リーチがコラプシングでシンビンを喰らう。点差は13点。ここからパナソニックの猛攻が始まるが、35分過ぎ、ずっと攻められっぱなしの東芝がインターセプトか? もぎ取ったのか、ターンオーバーして独走。その後も危ういボールをなんとかつないで左に大きく展開し、最後は17番がフェイクして中央へダメ押しのトライ。19-37。 ホーンが鳴ったあとパナソニックが1トライ返したけどこれはもう関係なし。
終わってみればトライ数は東芝が5つ、パナソニックがホーン後のもふくめて2つ。圧倒的な差だな。僅差で東芝不利と思ったら快勝してしまった。チームキャプテンインタビューで「去年はパナソニックに4敗」といっていたけど、そうか、去年の東芝は弱かったけど、そのパナソニックに初戦勝利か。

■出来事
19時30分キックオフ。終わったのは21時10分過ぎ。7時ちょい前に正面に行ったら、東芝テント前に長い列。といってもこないだの東京ドールと比べればなんのことはない。5分ぐらいでチケットをもらえた。
パナソニックの選手2人が、ボールを知り合い?に手渡し。それをみた他の子供は、どう思うか、までは考える力がないんだろう。
しかし、初めて見るような人も多いようで、やっぱり企業のチームだなと思った。まあしょうがないけど。
レフェリングが甘かった。ノットストレートとらない。オフサイドも見のがし。空中キャッチ後のタックルもグレーな感じだったけど、セーフ。気がつけばスクラムが極端に少なかった。試合は途切れなかったけど、ペナルティとらないのは、そういう方針なのか。レフェリーは平林泰三。そういえば東芝前半2つ目のトライでは、ビデオ判定が行われた。さらにたびたびのウォーターブレイク。そのせいで時間をとったのか、全体ではハーフに実質50分かかってたな。
10m、22mラインに数字が書いてあって、まるでアメフトみたいな感じになっていた。
パナソニックの応援が、拡声器でわめいてる。使っても良くなったのか?
開幕戦だから何かイベントでもあるかと思ったら、大したものはなく、森喜朗が功労者への褒賞を授与するのみだった。でもそのひとりが世界のサカタこと坂田好弘だったのはよかった。
昔は三洋が赤いジャージで、東芝が青いジャージだったんだけど、いまじゃ逆になっちゃってる

■客の入り
結構入っていた。10000人ぐらいかな。
協会発表は11162人となっているよ。

■天気
夜なので分からないけど、晴れていたのではないか。日中は35度にもなる陽気だったけど、夕方から風がでてきて、試合中はそこそこさわやかな感じ。試合後のインタビューでも、東芝・チームキャプテンの大島脩平が、暑さは感じなかった、といっていたし。

[2014.08.23]

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