筑波大学 vs 東海大学
帝京大学 vs 慶應義塾大学
2015年1月2日(金)

秩父宮ラグビー場


■結果

筑波大学
17
0

13
16
東海大学
17

3

■試合
12時20分ぐらいに着いたのかな。0-3の状態だった。その3点も東海はDGで挙げてたとは後から知ったこと。
東海は地味に美しいラグビーをするチームだね。左右を広く使って展開し、ポイントをつくって数次攻撃を繰り返す。もっとも、なかなかトライには結びつかなかったけど、見ていて気持ちがいい。流経みたいに外国人に突撃させて…という感じではなかった。
東海はタックルがも素晴らしく、筑波の攻撃をことごとく体で止めている。
対する筑波は攻め手に苦しんでいる感じ。何をやっても上手くいかない。PGすら入らない。一所懸命やってるけど、ままりがなく、ゲインにつながらない。
後半も静かな展開で、東海はまたしてもDGで差を開く。3-16。 ところが後半、あと10分を切って、異変。筑波が攻め込んで、ラインアウトだったかラックだったか、東海ボールでインゴールにいる選手に渡して、蹴り出すという流れだったんだけど、インゴールでボールを受け取りそこねて慌てる。筑波の選手が突進してくる。ボールはデッドゴールラインを割って出てしまった…。と、ここで東海のペナルティとなって、東海のゴールラインから数メートルのところで筑波ボールで再開。がつがつ攻められ、ついに筑波がトライ。10-16。35分。時間はまだある。と思ったら、今度は筑波の選手が走って抜けて連続トライ。ゴールも決まって17-16と逆転されてしまった。
※ルールでは、手を使ってボールをラインの外に出してはいけないようだ。あのペナルティは、これに該当したらしい。
おお。なんということ。気が抜けたか、東海? 自滅だな。いい試合を自ら壊してしまった。筑波にとっては、勝利が転がり込んできた感じだな。

■結果

帝京大学
53
26

10
10
慶應義塾大学
27

0

■試合
まあ、100人が100人帝京の勝ちを疑わなかった試合。とはいえ帝京のエンジンがかかるのは遅くて、どーもいまいちテンポに乗れてない。どころか慶應に押されまくったりする場面もあったり。というなかで、慶應にシンビン。あれは、どういう反則を繰り返していたんだろう。と思っていたら、なんと慶應がトライした。遠くのあっちの方(南側)なので、よく見えなかった。ビジョンはすぐ後ろなので、角度がありすぎて見えないので、どんな具合なのかは分からず。シンビン中だったのかもよく分からん。
で、後半。20分過ぎかな。経過時間も見えないのでアバウト。慶應がこちら側に攻めてきて、左サイドに怒濤の如く折り重なり、トライなるか? と思ったら、慶應の選手がすき間からふっと身体を覗かせて、ひねりながらだったかな、トライした。お、トライ。と思ったんだけど、レフェリーはピッチ側にいたので見えてない。レフェリーはインゴールの方に回り込み、タッチダウンしてない、というジェスチャー。げげ。でも、タッチジャッジに聞きに行く。タッチジャッジはインゴール側にいたと思うので、トライ成功、というのかと思ったら、やっぱりノートライ。おいおい。で、試合再開したんだけど、バックスタンドから、おいおい、な声が挙がる。ビジョンにそのシーンが写ったんだろう。カメラはすぐ近くにいたから、はっきり写してるはず。レフェリーはちょっと動じたようなそぶりしたけど、でも、毅然として続行した。
この後、しばらく慶應ボールで攻撃がつづいたんだけど、結局、トライは奪えず。
の反動でか、帝京は走り放題やりほうだい。慶應とすれば、あのトライとコンバージョンが成功して31-17となっていれば、点差が12点。まあ、端の方だからコンバージョンが失敗したとしても31-15になっての再開と、トライが認められなかった現実とのギャップは大きかったと思う。ラグビーは、実力に劣らないくらい心理的な部分が大きいからね。第一試合の東海なんて、心理的に潰れたようなものだからなあ。もし、慶應のあのトライが認められていたら、40-20ぐらいの点差で収まっていたかもしれない。まあ、勝敗に関係はなかったとは思うけど。
たしかに帝京は強い。でも、なんだかプレーが大雑把すぎ。ミスも多く、いまいち面白くない。今日もコンバージョンがほとんど決まってなかった。個人技を尊重してフレアなプレーを…なのかも知れないけど、それじゃトップリーグには通用しないんじゃないのかな。

■出来事
体調よろしからず。明日は武蔵嵐山で新年会に参加で、本当はこのまま鶴ヶ島に行って泊まり、そのまま武蔵嵐山にいくつもりだった。でも、すこし熱っぽいし吐き気などもあったりしたので、宿泊はキャンセル。でも、動けはするから秩父宮だけは…と出かけていった。なので、第一試合は前半の半ば過ぎからみた。
席は、北側の立ち見席に座って。というのもバックスタンドの区割りが細かくて、こちらは最下等の一般自由席。これでバックスタンドの両端2ブロックはすでにほとんど埋まっていたから。すき間はあったけど、割り込んでいく元気がなかった。バックも、南側に近いところは空いていたけど、陽が差さないからな。で、第2試合も後半になると下半身が冷たくなって、やれやれ、な感じであった。

■客の入り
第1試合は1万人ぐらい? 第2試合は入れ替わってて、メインは減ってて、南北が増えている。でも見た目は同じ感じ。
協会発表によると第1試合は12092人で、第2試合は13115人であった。

■天気
ほぼ、晴。風もなし。

[2015.12.02]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|