慶應義塾大学 vs 明治大学
帝京大学 vs 早稲田大学
2018年11月4日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

慶應義塾大学
28
21

12
24
明治大学
7

12

■試合
入ったのは12時前、キックオフから20分ぐらい。慶応2つ目のトライ直後。なんと慶応がリードしてる。12-5。
慶応はよく動く。接近、展開、突進を飽きずにやってて、ゲインもしてるので、見ていて楽しい。明治も同じようなスタイルなんだけど、なかなか続かない、という感じかな。
慶応、3つ目のトライは、相手ゴール前でのラックからで、ひょい、とラックを飛び越えてのトライ。おやおや。こんなのがキレイに決まるのか。思わず笑ってしまう。21-12。
後半。
明治のラインアウトで、スローインがワンバンドになったのは、あれは意図的? 手が滑ったのか? 珍しいプレー。
後半は、慶応も前半のようには攻撃できてなくて、なんか膠着状態な感じ。互いにちょこまか動く、軽量級の試合も、中休みか。 と思ってたら明治がトライ。中央付近のラックからのボールを、渡された選手がするすると抜けて、あっさりとインゴールへ。慶応のディフェンスはまったく機能せず。どうしたの? 21-19。
明治、後半2つ目のトライは、攻めて攻め続け、展開して左隅へ。これで逆転。21-24。
しかし慶応の逆襲。明治陣内右隅に攻め込み、ラックサイドから飛び込んだ。再逆転。あとは時間つなぎで、40分過ぎにスクラムからのボールを蹴りだしてノーサイド。慶応、大喜びな感じ。
終始、アタックが繰り返され、取られたら取り返す展開で、見ていて楽しかった。後半少しダレたけどね。でもまあ、まとまりは慶應の方が上かな、な感じ。

■結果

帝京大学
45
28

0
28
早稲田大学
17

28

■試合
前半の帝京はパーフェクト。 トライの1つ目は、走って展開し、最後はフィニッシャーにバックハンドパスのトライ。2つ目は、ラックをから飛び込んで。3つ目はスクラムで押し込んで。一方的な展開に、場内が静まり返る。しばらくおいて、4つ目もまだスクラムを押し込んで。帝京のライン攻撃、展開の破綻のなさ。完成度が高い。先週の、慶応に苦戦してたのがウソみたい。前半を終えて28-0。いったいどうなるんだ?
後半。
早々に帝京のミス。インゴールに転がり込む、と思ったら止まってしまって、あわてて拾い上げてアタック。すぐにつぶされて・・・ということだと思うんだが。このラックでハンドを取られ、早稲田ラインアウトからの攻撃でトライ。帝京は浮き足だった感じ。この後は、取ったり取られたりの繰り返し。少しずつだけど差が詰まっていく。帝京の気の抜け方は尋常ではなく、DFはゆるくなってあっさり抜かれたり、ラインアウトからの早稲田のアタックを許したり、受けるとボロボロな感じ。かと思うと、早稲田ノックオンのボールを拾って独走してトライしたり、やるときはやる。両チームとも、とても大雑把で、前半のあの完璧さはどこにいった? な感じ。
前半の貯金がたんまりあったから勝ったけど、あと40分つづけたら早稲田の方が優勢になったかも。先週の慶應戦もそうだったけど、少しのミスで動揺し、崩れる。攻められると弱い帝京。はたして、明治との試合はどうなることやら。
とはいえ、帝京5勝、早慶明が4勝1敗で並んでる。ここに筑波がからまないのは残念な感じ。

■出来事
小雨で、傘をさすほどではないんだけど、さす人がいる。バックスタンド、インゴールより後方に座ったんだけど、ビニル傘をさす2人連れがいて、席を移った。こいつら、傘を頭に近づけず、上に掲げてるんだよな。あほか。とか思ってたら、第1試合のハーフタイムに「傘は閉じて観戦を」と、拡声器でアナウンス。おお。こういうことも言うようになったのか。聞いてないフリの人が見受けられるけど。W杯対策なのかな。これから、雨中のときは、どうすっかな。かっぱ、買うか?
ハーフタイムは各校のチアリーディングであった。

■客の入り
第1試合も第2試合も、12000人ぐらいかなあ。
と思ったら、第1試合は15157人、第2試合は19810人だと。まあ、第1試合で帰った人も相当いるから、15000人ということか、だいたい。

■天気
曇天で、ほぼ小雨。ときどきやんだりした。

[2018.11.05]

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