関東学院大学 vs  流通経済大学
1999年9月25日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果
関東学院大学23(13) - 14(6)流通経済大学

■試合
両者伯仲。一歩も引かずの好試合。こんな素晴らしい試合が、こういう時期に見られてしまってよいのでしょうか。関東学院は、受けてしまっていましたね。いいところは、あまりなかった。といっては語弊がありますね。流通経済のアタックを、ちゃんと止めていましたから。つまりまあ、一般的に期待するような、攻撃的な動きがほとんど見られなかった、と言い換えましょう。
流通経済は、関東学院の堅いDFを突破することはできませんでした。アタックして無理だと分かると、グラバーキックで蹴り入れる方針にさっさと変えてしまうのは、凄いですね。臨機応変。それで、関東はうろたえたりしていました。しかし、蹴り込みすぎたり、アンラッキーな反則があったりして、なかなか点数に結びつかない。結局、両チームともまともなトライは1ずつという結果が物語っています。両チームとも、DFがしっかりしている。しかも、素早い。FWなどは、大変だろうねえ。とくに、後半25分から34分にかけて、関東学院が流通経済陣内に攻め入り、再三再四のマイボールラインナウトでの攻撃は、見応えたっぷり。結局、トライに結びつかず、流通経済の守りが上回った。
流通経済は、後半になると戦略的選手交代をごそっと行いました。それでもDF力、攻撃力が変わらないのが、凄い。
最後、16-14で関東学院リード。そのままインジャリータイムに突入。で、流通経済の攻撃中に、関東がボールをインタセプトしてそのままトライして、試合が決まってしまいました。このトライは、まあ、しょうがない失点でしょうか。攻撃をつづけなければ、それで勝敗がついてしまう時間だったし。まあ、両チームの力は、互角と見てよいでしょう。
両チームとも、きれいなラックをつくります。オフサイドの位置のままだらだらといたり、ラックへ走り込むと見せかけて相手DFを蹴散らすような、ダーティなプレイは、なかったですよ。
レフェリーは、畠本氏。

■出来事
メインスタンドの北側に、関東学院。南側に、流通経済。打ち合わせたように、両大学の部員がひとかたまりになって、がなっていました。べつに、どっちサイドとか、そういうのは関係ないと思うのですが・・・。
試合中に、観客席から部員が選手の名前を呼んで応援するのは、どんなもんでしょうかね。応援というより、仲間内で呼びかけているみたいですが、はたから見ていていい印象はありませんよ。

■客の入り
バックスタンドに1000人弱。メインスタンドに3000人弱。・・・よりも少ないかな?

■天気
快晴。なれど、温度、湿度高し。30数度あったんではないでしょうか。見ている方もへろへろですが、やっている方はとってもたいへんだったでしょう。


back next
 
 

|ホームページへ戻る|