■試合
なんか、とんでもなく、大雑把な試合だった。お互い、ミスしてばっかり。ボールが手につかない。マイボールは、すぐ相手に奪われる。インタセプトやノックオンやパスミス・・・。まったく、しまらない試合だった。
しまらない中で、大東は後半の30分過ぎからエンジンがかかり、次々とたたみかけるように、トライ。サインプレイも上手く決まって、出足も快調。反対に、法政はディフェンスバラバラのボロボロ。なにをやっているんだか、わからない状態。こないだの、山梨学院大学戦のときの自由気ままで闊達なラグビーの片鱗も見えない。こりゃあ、ダメだ。
そんなに大東がよかったか? よくないよ。大味で、取ったり取られたりの前半。ミスばかりで。パワーも感じられなかった大東だった。マイボールをハイパントしてどどっと駆け出して、キック合戦になったり。そういう中で、大東はオープンにボールを展開して、トライを奪いつづけた。怒涛の押せ押せラグビーでなく、展開ラグビーだ、ってところが、いままでとちと違うのかな? しかし、トライの後のPGがことごとく決まらないのは、興ざめだ。いくら角度があるからって、たまには入れろよな、といいたい。
こりゃあ、リーグ戦は、乱戦模様かな。
谷口さんのレフェリーイングは、大味でアバウトのような気がした。
■出来事
大東ファンや法政ファンが多かったみたい。
■客の入り
バックに2000人以上かな。メインは。もっといたのかな。メインで見たので、よく分からん。
■天気
10月だというのに、まだ夏の暑さ。幾分風もあったけれど、バックスタンドには裸男の姿もまだあった。銀杏並木は、すこーし黄色い葉の落葉もあるけれど、ほとんどまだ緑。暑いですねえ、まだまだ。
[1999.10.02]