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2007/05/19
大和田通信 070518
こんばんは、大和田です。
前回にてお知らせのとおり、本日午前に一ヶ月ぶりの診察となりました。
最後の抗ガン剤投与からは、ほぼ二ヶ月が経過しています。
前日採血しておいた検査の結果、腫瘍マーカーが５９と再び上昇していました。（前回、前々回の数値が２０前後です。）去年１２月上旬の数値（５７）に戻っていることになります。
担当医とは、今後の治療方針についての検討もなされました。
前回までとは異なる抗ガン剤を、まずは１クール（週一回投与を三週、一週休み）実施することとなり、「セカンドライン」と呼ばれる段階に入ります。
その後様子を見て２クール目を検討するとのことです。
また、以前までは選択肢に含まれなかった放射線による治療の可能性にも触れられました。
いずれにしても、セカンドラインの開始は大事をとって再入院となります。
説明を受けたのちに、
「オカンになんて説明したらええやろうのぉ。大和田代わりにしてくれ！」
「はあ」
また、
「単なる寝チガイみたいなモンかもしれへんし、ガンが活発 になってきたんかわからんけど、右胸の部分に違和感が あんねんなぁ」とも。
病棟が１０人ぐらいの待ちがあるため、約二週間ぐらい後のの入院、治療再開となる模様です。
なお、入院についての日程や、病室などの詳細は決まりしだいお知らせいたします。
この間本人は、失効していた免許取得に精を出し、本日午後技能試験を無事通過しました。
残すところは学科試験だけ、だったはずなのですが。。。
ところがなんと、失効要因が尾を引くこととなり「二日間の講習を受けなければ受験できない」ことが判明したのです。
その講習が二週間待ちとも言われ、再入院の日程と睨めっこすることにもなり、
「何か逃れる方法があるはずでは？」
「公安委員会がそこまでチェックしとるんか？」と、考えてこんでいる模様です。
2007/05/19 09:27 カテゴリー: 大和田通信 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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2007/05/08
指紋も消えるかも
ヒゲがけっこう生えそろってきた。髪の毛はやや出遅れている。鼻毛＋耳毛はよ～わからん。陰毛はやや兆しあり。手足の痺れはおさまらず。食欲旺盛。体重63㎏まで復活。医学的な気分は爽快。fuukoさんご指摘の「譫妄」についても医学的レベルでは無し。貧血傾向も自覚症状無し。
抗ガン剤の副作用についての最新状況ですが、これまで書き忘れていた件があります。
茶碗やら丼をが手からすべって落としそうになる。本のページをめくりにくい。51歳の肉体から脂気が抜けていくだろうし、指の痺れの影響もあるのだろうと決めてかかっていたが、これが
間違い。よ～くよく観察してみると、指先の指紋の溝が浅くなっている→指紋が消えかかっている。ツルツルだ！
これも副作用に違いないのだが、先輩諸氏の経験談＋薬剤の取説には見あたらないようだ。
このまま指紋がなくなれば、指紋押捺・指紋認証なんて胡散臭い事象と無縁になれるのだろうか。。。
2007/05/08 12:02 カテゴリー: 癌をこじらせて… | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
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2007/05/08
薬が効いてる？
「あいつ、薬がよく効いて体調がいいみたい」なんて評判を振り撒いてくれている人たちがいる。広告塔としては有り難いが、情報の質の荒さにいささか気分が悪くもある。
体調不良が隠せなくなくなった時期から、馴染みの食堂のおばちゃんは近所の医院情報を突きつけて「早く診てもらえ！」と上がり込んでくるし、毎日毎日携帯電話に「今日は病院に行ったんだろうな…」とメールを入れ続けて叱り続けてくれた人もいる。
入院＋抗ガン剤治療を決意した後も、毎日食事を運び続けてくれた人、素敵な写真や絵画を送り続けてくれた人、「毎日お祈りをしています」と控えめに言ってくれた人・口には出さずともずーっとそうしてくれている人、汚れ物をきれいに洗濯してくれている人、毎日お茶を運んできては気の利いた言葉をくれた人、連絡係・買物係・運搬係を買って出てくれた人、時代をも超えて音楽や言葉をおくってくれた人、人、人、人
「薬が効いて…」と無機質に言い放つ人には、私をもふくめた、人たちのはたらきなんて計算外なのだ。きっと。
抗ガン剤が我が肺癌に有効に働いていることは否定しない。
効いているのは薬かもしれないが、その劇薬に耐える身体を維持したのは私たちの精進があったからに違いない。
食事を律し、精神を気楽に保ち、横着に徹する。無為な生に執着しない。心がけているのはこれぐらいのことだが、憂き世のお付き合いやらを横に置いての気まま生活もなかなか決意のいることだ。
つぎからは「薬が効いているらしい…」ではなく、「癌はおとなしくしているらしい」「まだ生きてるらしい」 と誰かさんにお伝えください。誰かさんたち。
2007/05/08 11:22 カテゴリー: 癌をこじらせて… | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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2007/05/06
Everything's gonna be all right!
自動車教習所の行き帰り、耳にヘッドフォンを突っ込んで音楽を聴いております。３０年前に「鳥取県自動車学校」に通っていたときも同じように音楽を聴いておりました。３０年前はAIWAのカセットウォークマンで、今はSONYのデジタルウォークマンでと器械はまるで違ってしまっています。まさに隔世の感…です。
昨日突然気がついた！
３０年前も今も教習所への行き帰りに聴いているは同じ曲・同じアルバム・同じ音楽家ではないか！
器械は進歩して時代は変わっても、人間は進歩しとらんのか？それとも不屈の魂を持ち続けた結果なのか！
Bob Marley・Cisco Houston。。。。30年前にカセットテープで聴いていたときには思いもよらなかったが、ボブマーレーは脳腫瘍で５月に、シスコはガンで４月29日にガンで亡くなっている。。。。なんてことがちょいと気になった。。。
Everything's gonna be all right !!
2007/05/06 19:27 カテゴリー: 癌をこじらせて… | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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2007/05/05
資本投下？
先週あたりから 足のしびれが気になって歩きやすい新しい運動靴を探している。元来幅広の足なのだが、これまでのどの靴も指先が窮屈になってきたので新たに資本投下をしようと思っているのです。
自動車の運転免許を取得するために30万円の資本投下をしました。元気な身体で都会暮らしをするなら運転免許証は不要だと、６年前に失効させてから放置しておいたのですが事情が変わってしまいました。
すべて順調ならば今月中には取得の予定。取得後何年間使えるのか？減価償却できるのか…なんてことは考えないことに致します。
2007/05/05 11:45 カテゴリー: 癌をこじらせて… | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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2007/05/04
意気地なしの悩み
５月の半ば過ぎの検診まで、治療も診察も何もない１ヶ月を半分過ごしたのです。入院→毎週の通院と、病院との付き合いが生活のメリハリになっていたことを今更ながらに思い知る昨今。私が主にお付き合いしているのは「癌」という病であって、抗ガン剤や病院なんてのはオマケなのだが、ついつい忘れがちになってしまう。
毎週の通院から解放されて、正直なところ「不安」でしかたがない。抗ガン剤の毒気はどれだけ抜けているのか？病巣は小さくなっているのか？元気になっているのか？手足の痺れはどこまで続くのか？脇の下の違和感はやっぱり癌が活動している証拠なのか？肩こり・筋肉痛はもしかしてリンパへの転移？
小心で意気地なしの癌患者にあれやらこれやら悩みはつきない。
小心で意気地なしの癌患者はあちらこちらにいるのに、あちらこちらでその悩みは行き場もなくて困っているのだろう。
2007/05/04 18:25 カテゴリー: 癌をこじらせて… | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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