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むこう側


藤原紀香さんが数年前、大丸で写真展をしていて、女優なのになんでだろう??と思っていましたが、その写真展についてのコメントが紹介されていて、詳しい内容は忘れてしまったけれども、なんとなく納得できたのでした。
日々いろんな事が起きている中で、とりあえず私にできることは、むこう側にいる人のことを思うことくらいです。


空にぽっかり羊雲 いわし雲 くじら雲 窓にいっぱい青い空 赤い屋根と白い雲

この空のずっとむこうに君がいる 同じ時間のむこう側で 本を読んでる

そっと耳を澄まして 虫の声を聴いてる 遠くの森の陰で カラスが鳴いてた
  
(詩・曲:かじきゆり )

しっぽをつなごう!


新曲できました。
今度は明るいぞ!ラテン系です。だれかスチールパンを奏でてくれたらバッチリなんだけど〜。
とりあえずパーカッションは大忙しで、なんと彼女の自宅にあったソースパンまで出動要請がでました!
キュートな仲間が加わって、更ににぎやか仕上げです。

  
前から、人間にしっぽがあったらどんな感じだろう〜と思っていましたが、きっと楽しいに違いない!と勝手に想像しているのです。しっぽ用のピアスがあったり、手袋ならぬしっぽ袋があったり、モヒカンしっぽの兄ちゃんとかがいたり、などなど。都合のわるい時はしっぽでとなりのヤツを叩いたり、先生に叱られている時でも後ろでこっそりしっぽ振って遊んでみたり。通勤電車のドアにしっぽ挟まれて大変だったり。想像するときりがない。なんか間が抜けてて楽しい。そんな感じを歌にしてみました。仲良しの彼女と歩く時は、照れくさくて手はつなげないんだけど、後ろでこっそりしっぽをつなぐ。そんな歌です。

ぼくにもしっぽがあったら 右に左に振って歩こう きみとふたりで歩くとき うしろでそっとしっぽつなごう
  
(詩・曲:かじきゆり )

そっと

新曲できました。
またまた明る〜い曲というわけでなく。でもピアノの前田さんが、光が射すようにアレンジしてくれました。

もったいぶって、歌詞を1行だけ載せます。続きはライブで。

 
そっと手を取り握る 握りしめるだけ ただそれだけ 手と手のぬくもり感じて

  
(詩・曲:かじきゆり )

   

  

月日貝

私たちの演奏する曲の中には、詩人の金子みすずさんの詩に曲をつけたものがいくつかありますが、今回また1曲増えることになりました。

(詩:金子みすず 曲:前田知子(pf.) )

   
西のお空は あかね色、
あかいお日さま 海のなか。

東のお空 真珠いろ、
まるい 黄色い お月さま

日ぐれに落ちた お日さまと、
夜明けにしずむ お月さま、
逢うたは深い 海のそこ。

ある日 漁夫にひろわれた
赤とうす黄の 月日貝

(『金子みすゞ全集』JULA出版より)

    <ツキヒガイ>
片方の殻は赤褐色、もう片方が黄白色の丸い形をした二枚貝。それぞれの形を太陽と月になぞられえて月日貝と呼びます。浅海の砂底に住み殻は貝細工の材料に使われます。新鮮なものは甘味があって美味です。
主な産地・・・西薩地区ほか
・・・9〜11月
漁法・・・
浅曳く網(貝曳網)など