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まずはニンニクを刻む。今回は国産青森のニンニクを使用。2カケほど使ったが、量は各自で調整されたい。また、こちらも好みでかなり荒めに刻んだが、ニンニクのかけらがカレーに見えるのを好まない人はより細かく刻むと良いだろう。
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鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクを炒める。香ばしい香りが漂ってくる。このへんはイタリアンの基本手法ですね。
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強火にして角切りの牛肉を入れ、表面をこんがりと焼く。中身はレアのままでよい。肉はできるだけ良いものを使おう。今回は元町ユニオンで購入した和牛の角切りを使用。この時点で塩コショウしておくと後で美味しく仕上がる。
ここでわかるとおり、B級クッキングは手抜きを目的にしているが、費用の節約を目的とはしていない。趣味の手料理なので、お金をかけるところはかける。
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レトルトカレーを投入。暖めてから入れると出しやすい。人数分のレトルトを投入する。私のお勧めは「ククレの中辛x2」と「LEEの大辛(10倍)x1」である。適当な組み合わせを試して欲しい。後述するが辛めの組み合わせが良い感じである。
今回は同じくユニオンで売ってた謎のインド風ビーフカレーx2とLEEの大辛x1の組み合わせを使用した。謎のインド風カレーはちょっと失敗だった(^_^;
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ワインを投入してコクを出す。これでぐっと欧州風になる。今回のワインは南アフリカ産のカベルネ・ソーヴィニヨン、880円(笑)
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別の鍋で熱湯を沸かし、トマトを湯剥きする。今回のトマトは国産の桃太郎。熱湯にくぐらせると皮が簡単にむける。あと、ヘタも包丁で切っておく。
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湯剥きしたトマトを潰して投入。煮詰まるカレーの辛さを、トマトの酸味で対抗する作戦。
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ローリエ、オールスパイス、黒コショウ、ガラムマサラ、その他家庭内にあるスパイス類と塩を適当に投入。いい加減に入れてもそれなりの味になる。市販のカレールーをさらに投入するのも面白い。
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アクはしっかり取ること。このまま弱火で煮込むこと約30分。
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トマトとワインの水分が飛んでトロっとしてくる。もともとレトルト内に入っていた野菜は煮崩れてもう跡形もない。
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盛り付けたところ。ゴロっとしたお肉がレトルトにはない満足感を与えることであろう。このまま「自家製カレーです」と言って出しても誰もわからないはず。しかし台所の野菜クズはニンニクとトマトだけなのである。
いろいろな組み合わせに応用が効くので、ぜひチャレンジしていただきたい。美味しい組み合わせを見つけた方はご一報いただけるとうれしい(笑)
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