第一回学習記録

内容

第一回目はとりあえず第一章を読む。発音の説明は斜め読み。大体スコットランド人の発音がどうだこうだと書いているので非英国人に対しては説明になっていない。 主語と目的語の説明があっていきなり読解練習である。いいぞいいぞ。せっかくなので本文と日本語訳を書いておく(ラテン語作者はとっくの昔に死んでいるはずなので、著作権問題にはならないだろう)。

Paulus in silva ambulat. パウロは森の中を歩いています。
Mulus cum Paulo ambulat. ラバはパウロと歩いています。
Mulus non Paulum sed sarciarm portat. ラバはパウロではなく荷物を運んでいます。
Fessus est Paulus et mulus est lentus. パウロは疲れていてラバは遅いです。
Mulus silvam non amat. ラバは森が好きではありません。
Mulus silvam spectat. ラバは森を見ます。
Silva mulum spectat. 森はラバを見ます。
Mulus est territus. ラバは怯えています。

なんとか読める。うれしい。さらに進むと「格」の説明がある。いくら初心者向けとはいえ、「格とは語尾の違いの種類に付けられた名前」はないと思う。まあ英語国民にはそういうほうが分かりやすいのだろう。主格、対格、奪格(前置格じゃないんだ)の説明。連辞(英語のbe動詞の説明)のあとまた読解問題。

Paulus est monachus. パウロは僧侶です。
Benedictus etiam est monachus. ベネディクトも僧侶です。
Benedictus cibum desiderat. ベネディクトは食べ物を待ち望んでいます。
Paulus cibum emit et ad monasterium revenit. パウロは食べ物を買い、修道院へ戻ります。
Nunc Paulus cum mulo in silva ambulat. 今、パウロはラバと森の中を歩いています。
Cibus est in sarcina. 食べ物は荷物の中にあります。
Mulus saricinam portat. ラバを荷物を運んでいます。
Mulus lente ambulat et silvam spectat. ラバはゆっくり歩きながら森を見ています。

なかなかいい気分。文法練習問題がいくつかあるが、どうせ試験を受けるわけではないのでパス。一通り終わったらラテン語形態素解析プログラムを作るためにやり直すことにする。

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