Elisabeth Season 2006 |
「エリザベート」 |
2006年5/6 於日生劇場 |
トート:武田真治 フランツ:鈴木綜馬 ルドルフ:浦井健二 ルドルフ(子):塩野魁士 今年のGWは毎日出かけてます。 GWは舞台と音楽会三昧です。 今年は帝劇がまったく空きがないし、唯一空いてる5月は改修だと聞いていたので、もう絶対今年のエリザの再演はない、と思っていたのですが。 まさか無理やり日生でやるとは。 そんで、こんなにチケット取れないとはっっ!!! 唯一取れた日。 ホントーに大変だったらしい、ありがとうAさん。 従姉妹の浦井君ファンクラブでもこの日が取れていたので、叔母と祖母も一緒。(肝心のチケットgetした従姉妹は海外在住なので) とにかく、今回の見所は武田トート!!!! そりゃーさー。トートといえば闇の帝王。美しき死神。 山口さん、内野さんそれぞれ持ち味があって、それぞれのトートを演じてこられましたし。 武田真治かー。ビジュアル系だけど、発表されていた写真でも美しかったけど、どうなんだ?一路さんよりちっこいんじゃないか?ルドルフよりは確実にちっこいはずだ! などなど不安や期待を抱きつつ・・・。 結論から言いましょう。 「面白かった〜〜〜〜っ」 武田トート、いいよ! なんちゅーか、ホントに可笑しかったよ。 色んな意味で・・・。 あんなに笑ったというか、面白かったのは初めてだ。 エリザなのに! エリザなのに!!(泣笑) トートって演じる人によって色々なタイプになると思うのね。 山口トートは「黄泉の帝王」。支配者としてのイメージ。エリザの事も引きずり込もう・・という感じ。 内野トートは「美しき死神」。エリザには恋焦がれて誘惑しよう、誘っていこう・・というイメージ。 で。 新生トート武田真治。 「妖精さん」 もしくは 「小鬼」 素敵vv武田真治トート。 あの服が着られるのは君しかいない・・。 そして、あんなに肌を露出する必要がどこにあるのかも不明だったけど、色々な意味でありがとう。 どっちかって言うと、山口トートの息子?みたいな・・ エリザにも相手にして貰えなくって、「悪戯しちゃうぞー」な感じ。 トートダンサーズにしても、山口トートは彼らを従えて君臨している感じで、ウッチ―は引き連れている感じ。 そして・・・武田トートは黄泉の帝王のぼんぼんっていうか・・・ ダンサーズ達が 「ぼっちゃん、またですかい?」 みたいな感じなんですよー 武田真治って元々挙動不審っていうか、動きがちょっとオカシイから、もう観ていてなんか可笑しくって面白くって・・・ お友達は「チャーリーとチョコレート工場」みたいだ。と、コメントしていました。 特にカフェのシーンでミョウチキリンな帽子被って現れた時には笑い死にそうになるのを必死で我慢(褒めてます)。 それで武田トートがダメかっていうとそうじゃなくって。 全然、そんな事なくって、むしろもう一回観たい!! 超観たい! ちなみに、歌は初演時の内野さんよりは断然上手かったっす。心配なかった。 トートが無性の存在で、人でないと思えばあれでいいのかも。 マイヤーリンクワルツのシーンでは、ルドルフはトートに誘惑されたというよりも、トートの化けた美しい何か(女性にも見える)に誘惑されたような印象でなかなか美しかったです。 女装がまたお似合い。 ていうか、このシーンで初めてルドルフの方が逞しく見えたよ! ただ、ラストでエリザが彼を愛した・・とは余り見えなかったけど。 「死」を受け入れた、というか彼女の生きてきた「人生」を受け入れて、一人で旅だった・・って感じかな? 日生は狭いし奥行きもない舞台なので、色々と大変そうでした。 エリザの旅のシーンとか、ルキーニの出たり入ったりとか。 客席から登場したりと工夫していました。 そうそう。 バートイシュルの見合いのシーンで、台車を押してくるのはエリザがやるっていうのがデフォになったみたいですよ。(前回の途中からこれになったのは高島兄が骨折しながら舞台に立ち続けた為だった) 浦井君は安定していました。 声の不安定さがなくなったかな? 初出演の時はか細い(って言うとまた違うんだろうけど)印象の歌声だったのが、昨年、そして今年と段々しっかりした力のある声になってきました。 塩野君はなんだか前よりもまた上手くなった感じ? あと、婚礼の夜の演出がちょっと変っていました。 エリザパパの苦悩や悔しさ?みたいなものがより強調される演出となっていました。 そうそう。 休憩時間にロビーで東山(義久)君を見掛けました! ていうか、ロビーへ降りていく時、東山君の真後ろを歩いていて。 なんかちょっと違うオーラが出ていたので舞台関係者かなぁと思っていたのですが。 友達が先に気付いて、私も顔を見て気付きました。 でも、声掛けたりするとあんな所ミュージカルファンだらけだし、気付かれて騒ぎになると申し 訳ないと思って声を掛けませんでした。 ロビーの一番奥に、皆の方へ背中を向けて座っちゃったし。 しかし、何気に私達はその隣の席をGET! (周囲の人は余り気づいていませんでした) 何気なく会話しつつ、耳が超ダンボになっていたのでは言うまでもありません。 お友達と劇団の芝居の話をしていました。 あと、やはり近くに座っていた関係者の女性と挨拶していて、「(レミゼの)アンジョルラス、良かったですよ。」といわれて、お礼を言っていました。 東山君、超カッコ良かったです。 初代トートダンサーらしく、というか元がダンサー出身なのでカラダのラインとかホントきれいで、顔もカッコいい! こうして考えると何気に日生にはついてる?私です。 ベガーズオペラの時の岡さん、帰り道の井上君。そんで今回の東山君。 |