上海ジサクジエンの旅、その2「上海初日」
Last update 2003/01/29

成田にて

久しぶりの成田。…何年ぶりかである。ホント、なんでこんな僻地にあるんだろうと思ったり。
無事に友人と合流して、チェックイン。
ジサクジエンの旅の始まりである。
なんで、ジサクジエンなのかというと、3泊4日、オールフリーのツアーだからですね。
全部自分でどうにかしろと。
まあ、ホテルにJTBのスタッフがいるので、いざというときはオプショナルツアーをつければいいのです。
気持ちは、上海へ。

成田空港にて

成田空港です。
ビールをいっぱい飲んで、のんびりしています。
この時点で、上海でやることは…。
上海蟹を食べること。
点心を食べること。
夜景を撮ること。
程度です。
すげー、大ざっぱ。

入国審査

入国審査、引っかかるはずもないと思っていたけれど。手持ちのカメラが3台以上の方は申告してくださいとのこと。
うへ! 今回も、なぜか、やまほどカメラを持ってきてしまった。
デジカメが二台に銀塩カメラが1台。空港で正直に申告するも、やる気のなさそうな入国審査官にあごであしらわれる。
ちなみに、その際に鞄の中身もノーチェック。
日本人ということで、実にあっさりとしたチェックなのでしょう。
某国の方は、執拗にチェックされていましたが…。

空港からホテルへ

空港には、JTBのツアコンがお迎えに。
日本語がわかる現地の方。これはツアーの便利さですね。ありがたいことです。
他のツアーのおねーさんたちと一緒にホテルへ連れて行かれます。
車の中では、ツアコンのおねーさんと、ツアーのおねーさんの会話。
ツアコン----中国は初めてですか〜?
おねーさん--二度目です〜、この前台北に行って来ました〜。
心中で、つっこみをしていました…ねーちゃん、台湾は中国と違うよ…。

旅行するにあたって、なんにも背景知識を得ずに出かける方がいるんですね。
上海空港から1時間あまり、ホテルに着。
天気が良いせいか、暑いでやんの。寒いときいていたから、厚着してきたのに。

ホテルは、ソフィテル・ハイランド・上海。
ツインではちょっと狭いけど。
ロケーションはすごい。
上海の繁華街のすぐそばにあります。
歩きで上海を楽しむにはもってこいのロケーションです。眼下にスラム(っぽい)ところが見えるのが、ご愛敬。

ソルティスホテル


 アコーホテルグループ / ホテルの部屋をバーチャルツアーで確認できます。

福岡からの友人が上海に着くのは夕方。
それまで、 特に予定はないので、町中を散策です。
ここで、地下鉄に乗ろうとして、えらいことに。
そう、お金を両替したのですが、100元札が使えない!
100元札、日本円で1500円なのですが、中国では最高額紙幣です。
日本円で一万円札みたいなモノ。
地下鉄の自販機のみならず、タクシー、屋台でも受け取りを拒否されました。
お金を持っていても、100元札では使えない。ホテルで小額紙幣への両替を強くお薦めします。

上海の地下鉄自販機

見てのとおり、自販機はコイン専用。
小銭がないと乗れません。途方にくれます。
周りに両替機はあるのですが、小額紙幣専用です。100元札からの両替はできません。
お金があるのに、地下鉄に乗れないと言う、トホホな事態に落ち込みます。
後に私と同じように地下鉄に乗れなくて困っている日本人観光客の方がおられたので、だれもが一回はやることなのかもしれません。

上記の理由から、地下鉄をあきらめタクシーで屋台街へ。
目的は、焼小籠包です。

焼小籠包とか

小籠包(シャオロンポウ)が好きです。
熱々のスープが口の中でじゅわっと広がるところが、独特で。
そして、上海では、小籠包が名物です。

かりかりに焼かれた皮の内側に、餡とスープがあります。スープはたっぷりです。一人前を食べると、うへ〜と思うくらいに。しかも、チキンスープ。微妙…。
一人前を二人でわけて食べるくらいがちょうど良いのではないかなと思います。
お値段は、スープ付きで12元(180円)だったかな。 ご多分にもれず、 100元札の受け取りを拒否していましたが、無理矢理押しつけて、座って待ちました。 ちゃんとおつりが来たところが、すごい。

焼小籠包

屋台で焼小籠包を食べた後、ちんたらとホテルへ帰ります。
行きは、タクシーでしたが、帰りは歩き。
時間に余裕があるからです。
でもって、ついでに、ふらふらとお店に…。
福岡から合流する友人を待たずに、上海蟹に挑戦することに。

上海カニ

一杯25元(380円)。やっぱ蟹は高級品です。
12月では、雌より雄の方が美味しかったです。
かにみそがねっとり。
カニを頼むと、これを調理するぜ!って見せに来ます。 私たちはここで勘違いして、 断ってしまいました。
そのため、カニチャーハンを食べ損ねたと。
言葉が判らない、習慣が判らないと言うのは、悔しいことですな。

飛び込みのお店でしたが、スタッフは親切でまじめ。
コミュニケーションを取ろう、こちらの意図を汲もうと真摯です。
ぼったくることもありませんでした。
寄り道寄り道しながら、ホテルへ。

全員集合

19時過ぎ。福岡からの友人と合流。
改めて、夜の上海にご飯を食べに行きます。
え?今まで食べていたものは…おやつです。晩御飯はこれから!

うろうろと夜の上海を観光しつつ、目指したお店は川妹子豆花村。
特に印象深いのはこれ。
とっても辛いカニです。
カニのぶつ切りをニンニクとピーナッツとあえてラー油で炒めたというもの。とにかく辛い。
健康に注意です。
体調の悪い方には、お薦めできません。

すげー辛いカニ

久しぶりの再会を異国で。
実に楽しく、美味しい、ご飯を堪能しました。