台湾周遊旅行その3「台北」
Last update 2002/01/29

台南発
台南駅から台北へ。
3時間超、特急「自強号」 で。
エアコンががんがん効いていて、寒い!
台湾についてから、シャツ一枚で過ごしていましたが、荷物からフリースを取り出す羽目に。

高雄、台南駅で見かけたモノ。
何故か、巨大な鏡が設置されています。
結構、あちこちに。
いったい、なんのために?
風水かなあ。

正直、3時間の列車の旅はしんどい。
ぼんやりと、車窓をみながら強制的なのんびり状態を味あうことになります。
電車の中をうろうろすると、時々ノートPCを使っている人を見かけられます。
なお、列車は全席指定。
空いた席には座っても良いが、指定券を持った人が来たら立つシステム。
事前にチケットを手配することが肝要ですな。
私が手配した訳じゃないから、さっぱりわからんけど。
列車の中で、座ることができず荷物を抱えている人を見るに、つらそうだなって思いましたよ。

台中で、駅弁売りが来ます。
おなかが空いているところなので願ったりかなったりですが。
左の内容で100元。
ちょいと高めじゃないかなあ〜って思ったり。
選択肢がないんだから仕方ないけど。
でも、ドリンクとか普通の値段で売っているのだから、ぼっているわけじゃないのかなあ…疑問が残ります。
ちなみに、馬鹿売れ。
あ、この駅弁、暖かいです。熱々のところをいただきます。

台北にて
3時に台北へ。 ホテルにチェックイン。
なんだか電車でぐったり。寝たとは言えどもだ。
考えてみれば、3時間も移動に時間をかければ、東京から盛岡まで新幹線で行ける。
台湾新幹線の早期実現を強く望むところ。
特に予定はないので、新北投へ向かう。
あわよくば温泉にはいってみようというわけである。
幸いにして、台湾の地下鉄MRTで直結。
移動時間も費用もリーズナブル。

新北投。
温泉街です。
きれいに整備された公園と、昔ながらの(小汚い温泉宿)のコントラストが厳しいです。
まあ、きっと、どっかに洒落た宿があるのでしょうが。
なお、公共の温泉。
水着がないと入れません。
水着は貸しているかな?って思いましたが、貸し出しはなし。
事前の準備を怠った〜。


新北投を後にして、MRTに乗り、淡水へ。
夕景がポイントの場所なのに。
移動中にすっかり日が暮れてしまいました。
天気は曇り。 暗くなるのも早い。
で、 実際の淡水。
公園で花火を打ち上げたり、爆竹ならしたりのやりたい放題。
風情を楽しむつもりで行っては肩すかし。
むしろお祭り騒ぎを見に行くべきだろうと。
なお、夏に行くと魚の腐敗臭でやられると聞きました。冬で良かった…。

夕景が素敵なところ。
るるぶなどでも、お勧めとされています。
写真も素敵な写真が撮れますが…。
三脚を持ってくれば良かったと後悔。
植木の間にカメラをはさんで撮りました。
デジカメは8秒の露光で、後処理ができますが、銀塩は30秒の露光。
たぶん、ダメだろうなあ…。

すっかり日が暮れて、晩ご飯へお出かけ。
目的地は竹屋荘。
99年に台湾に行ったとき、サービスの篤さとおいしさに感動したからです。
私的には、目的の一つ。

コースで1500元を選択。
なんとなくリーズナブルだなと思ったことと。
なりより、避風塘炒蟹とお粥のセットがいただけるから。 前回では、避風塘炒蟹だけだったのだ。
パン粉+ニンニク+唐辛子とカニをかりかりにあげています。
カニの身をほぐし、パン粉と一緒にお粥に落としていただきます。
ざくざくとするパン粉の食感とお粥のとろっとしか食感のコントラスト。そこに辛子とカニの味わいが絶品。
ああ、日本で食べたい…いくらかかることかと想像するにぞっとするけど。

ちょっと、今回。竹屋荘のサービスの篤さを感じることはなかった。
お店自体、大きく広くきれいになってしまったせいでしょうか。
ちょっと寂しいけど。
味は良いから、贅沢を言うなってことでしょうね。
しっかりとコースを食べたら、連れの友人はダウン。
本人曰く、食い倒れとのこと。
このままでは、士林の夜市には出られない。
ってことで、ホテルで休んでもらって、私はマッサージに向かう。
今度は足裏だけではなく、全身マッサージに挑戦だ。

豪門世家(Dynasty Barber Shop)。
志村けんも来ているとのことで、店の表玄関にはバカ殿の写真とサイン。
笑うのは、すぐ隣に同じような店があること。
若干ディスカウントしているけど。
間違えてはいる人がいるのだろうなあ。
実際、入りそうになったし。
全身マッサージ、1500元。
足裏マッサージ、700元。
耳かき、500元。
耳かきはちょいと期待はずれでした。
普段、耳の掃除をしない人には良いのかも。
なお、高いだけあって個室です。
すごいけど、暗いしなんか不安になります。

足裏マッサージを連続で行ったのは失敗だったなと後悔。
全身マッサージはもうちょい安い店があるので、今度機会があったら比較してみたい。
2時間の余裕から、連れも復活。
士林に向かう。23時発で1時帰り。
若干食べ物を買ってきたが、連れは早々にダウン。
私は、しっかり屋台で買ったものを食べて、テレビを見て就寝。
たぶん3時頃。

最終日
3泊4日台湾周遊旅行もついに最終日。
17時の飛行機で帰るのですが、空港に早めに入るために与えられた時間は午前中だけ。
(後にしてみれば、時間的余裕はあったのですが)
そんなわけで、小籠包を食べに京鼎小館に行くことに。
土日は9:30と台湾にしてはえらく早い時間からオープンしているからです。

京鼎小館。
小籠包、130元。
蟹粉小包、240元。
小籠湯包、240元。
鼎秦豊では限定の小籠湯包が簡単に食べられるところが大きなメリット。
それに、お店もきれい。
日曜の朝ですが、お店の中は家族総出でお仕事中。小さい子供がお手伝いしている姿はなんともほほえましかったです。
次の世代にも味が伝わっていくでしょうね。
美味しかったデス!

ご飯の後は、連れと別れて光華商場へ。
台湾の秋葉原って位置づけの場所。
たまにヤバイモノを売っているので、カメラを持って歩いている私を警戒。
あからさまにガン付けされます。
当然写真なんぞ撮れるわけもありません。
しかし、この光華商場。面白いと思う人は何人いるかな。
私は結構好きだけど…。

町中を散策して、ホテルに戻る。
その途上、肥前屋という鰻屋を発見。
最近、台北で流行っているとのことで有名なお店である。
人の動きに任せて歩いていたら、肥前屋の前に着いたと言うくらいだ。
連れとの待ち合わせ時間と行列から、食事を諦める。
いったい、どんな鰻が食べられたのだろうか。
気になるところです。

帰路
時間的な余裕はたっぷり。
座席の指定で、足の伸ばせるところと指定しても聞き入れてもらえるくらいに。
これは、エコノミーでのTIPSです。
スチュワーデスと向かい合わせの席になるけど。
足の伸ばせる席があるのですよ。

誤算だったのは窓際を選んだこと。
東京着の時間から、窓際で夜景を楽しもうと欲張ったせいです。
なんてこったい、 緊急用の扉がどーんと。
足を伸ばせるのは右足だけ。
左足は帰って窮屈なことに。トホホ。
まあ、トイレに行くのにも隣の席に断る必要はないし、そんなにでも損ではなかった。
と、思いたい。
チャイナエアーのきれいなスチュワーデスさんを間近で見る機会も得られたのですから。

以上で台湾旅行記終了。
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