2017年08月31日(木曜日)

 (21:31)後半23分くらいに出てきたケーヒルなんのその。井手口の見事なシュート。2点目。素晴らしい。

 めったにスポーツ番組を全部見ることはないのですが、今日は全部見ました。見ていて安心感があって、「メンバーもかわったな.......」と実感。本田君は結局出ないで試合が終わった。岡崎は出たが、香川も出なかった。もう昔の日本ではない。

 誰が先発し、誰が控えだったのかを試合後に改めて見ていたら「なんだ、2チームできるじゃないか」と思いました。昔の日本代表チームだったら。層は厚くなった。あとはどのくらい本番で勝ち進めるのか。

 それにしてもサッカーでも良い選手が育っているな。新体操でも銅メダルだし、柔道は強いし。楽しみ、楽しみ。もう今日はこれで満足。


2017年08月30日(水曜日)

 (05:31)見付けた瞬間に、「この木は凄いな。この根元近くの形状でもしっかりと上に伸び、他の同種の木木と同様の高さに達している。しかも他の木をどこかで頼ることもなく....aloneで」と思いました。

みてびっくりの木  昨日です。富士山麓。たぶん松の一種だと思うが、群生している場所。その中の一本。写真を見て頂ければ良いのですが、根元近くの幹に当たる部分が何故か知らないが大きく回転し、その上で立ち直って、そして上に伸びている。しっかりと。

 「どうしてこんなことが可能なのか」と思いました。だって上にはしっかり伸びている木なので、上の重さはしっかりと根元近くの幹にかかってきているはずです。かなりの重量。

 普通の木は幹の部分は下に行くほど太くなっていて、それも真っ直ぐであったり、多少傾斜していても、見て「しっかし受け止めているな。上の重さを」という形になっている。それが普通です。この木の周囲の木のように。

 しかし写真の木は、完全に幹の部分が大きく一回転している。「こんなに回転していても、上の重さを支えられるんだ」と不思議。木木、植物の潜在力を見た気分。その分だけ幹、木を構成する細胞達が密度濃く互いに連携していて、多少の形状変化には耐えられるようにできているんだ」とある意味感動。

 よほど強くなれば、上の重さを「幹」として支えることは出来ないでしょう。私だけでなく、この木を見た人は皆「ちょっと感動」するそうです。そりゃそうでしょう。木は日本に一杯ありますが、こうした形状で、それでもしっかり上に伸び、重さを支えている木は、多分少ない。

 見た瞬間に、「これは写真に残すべきだろう」と思いました。素晴らしい。までも、今考えたら木の上の写真も撮っておけば良かった。いつか再訪して撮ります。


2017年08月29日(火曜日)

 (05:31)「最近の雨は、我々が過去に知っていた”雨”ではないな。何か別物だ.....」と思いました。

 今だとヒューストンのそれ。さっき見たNY TIMESの映像が興味深い。要するに今回のストーム系の雨が降る前のヒューストンと今のヒューストンを比較している。

 大きく変化したところを映像にしているのでしょうが、それにしても道が川になり、ビルの1〜2階が水に隠れ、車が飲み込まれている。テキサスと言えば乾燥したイメージだが、今のテキサスの海岸地帯はそれこそ「荒れ狂う潟」のようになっている。

 雨の強烈化は世界的な現象です。日本でも突発的な、そして集中的な、従来のインフラ(排水に関わる)では処理しきれない水が空から大量に落ちてきている。29日にトランプ大統領はテキサスを訪れるそうですが、「地球には変化が起きている」と思わないとしたらちょっとね。

 じゃあ排水に関するインフラをあらゆる地域について変更する、ということは不可能でしょう。とすると、激しい集中豪雨が始まりそうになったらそれに備える、ということになる。あとは事前に「大量の雨に弱い地域」を強靱化するとか。

 日本はこれからが台風の季節。スーパーなやつが来ないことを祈るだけですね。


2017年08月27日(日曜日)

 (23:31)正直言って、昨日は楽しかったな。長野県長野市の長野高校での講演です。多分、私が講演で相手にして喋った最若手の方々。だって高校生なんですが、それ以上に彼等は1年生。つまり今年の3月までは中学生だった。

体育館の講演  実は私は長野高校には高校生の時に既に来たことがある。クラブ活動の一環で。同じ長野県の諏訪清陵の高校生でしたから。長野は祖父母が一時住んでいた場所でもあるし、善光寺の雲上殿には今でもご縁がある。雲上殿は景色の良い場所で気に入った。

 最初「彼等夏休み明けでちょっとテンション低いんですよ」と聞いたので、パンチを入れたりして刺激し、いじりながら話を進めた。ま、予想通り一番テンションが上がったのは私のスマホのGO君のページを見せたときかな。「オー」と。大学生相手の時もそうだったな。

 あれやこれやで揺さぶりながら、今の世界はどうなっているのかなどに関してちょっと高目に目線を置いて喋りました。単語などのレベルを落とすことはしなかった。少し高めの球を投げておいた方が、彼等の記憶に残るでしょう。

 講演の進行は「伊藤 洋一のラウンドアップワールドナウ長野高校スペシャル」というタイトル通りで、番組そのまま。音楽が違ったかな。

 私もずっとテンションを高くしながら喋り続けることが出来たな。だって何時もの相手と違う。予定にはなかったが「質問時間」を設けたら、最初に手を挙げたのは大阪から転校女子だったそうな。「やっぱりな」と思いました。音響担当者が舞台裏から飛び出てきて質問したのも面白かった。

 「五番街のマリー」と昨日のサイトで紹介した「神津真理衣さん」は、私はてっきり「マリイ」と読んだのですが、実際には「マリエ」さんでした。名前の読みは難しい。まあでも「五番街のマリエ」でも良い。

 思った通り放送部女子。一年生なのでやはり時事用語などはちょっと詰まるところがあったが、それはしょうがないでしょう。テレビに出ている女子アナでも漢字を読み切れない時代ですから。これからもっと向上するのでは。

 また高校での講演に誘われたらどうするかは別にして、「目新しいことはするものだ」と思いました。なにせ私にとって高校に呼ばれ、高校生を相手に話をするというのは全く過去に例が無い。同窓会を相手に喋ることはありますが。質問も面白かった。

可愛い子でした  長野高校は、スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定です。SGHとは、文科省の平成26年度からの新規事業。

 「急速にグローバル化が加速する現状を踏まえ、高等学校段階から国際競争力を身に付けた人材を育成するため、語学力、幅広い教養、問題解決力等の国際的素養を身に付けたグローバル・リーダーを育成する高等学校等を指すらしい。

 私が出た諏訪清陵高校は、「スーパーサイエンスハイスクール」で、それは知っていた。「未来を担う科学技術系人材育成のために先進的な理数教育を行う文部科学省の指定校」とされる。

 校長先生、教頭先生にもお世話になりましたし、講演も熱心に聞いていただけました。直接の連絡に当たってくれた恩澤先生には昼の蕎麦屋までご一緒いただき感謝です。皆様の益々の発展、ご活躍を。

 「五番街のマリエ」ちゃんは魅力的な子でした。益々の放送技術の発展を。


2017年08月26日(土曜日)

 (06:31)がはは、中味を見た瞬間に爆笑しました。これから長野県長野市の長野高校の生徒さん相手の講演会に行くのですが、私が旅行中にその講演会に関するフォーマットが送られてきていた。昨日見たのかな。

 そのタイトルが「伊藤 洋一のラウンドアップワールドナウ長野高校スペシャル」となっていて、この番組と同じくのスタート、全体的フォーマットになっている。

 つまり私が挨拶した後、通常は加藤さんですが、この長野高校スペシャルでは「アシスタントを勤めます神津真理衣です」となっている。「真理衣」ちゃんね。どんな子だろう。出来の良い放送部の女の子 ? 「神津」という名字も、多分長野県では珍しい。そもそも島の名前ですから。

 まあいいや。これを見て俄然やる気が出ました。進行も私が喋ったあと、今度は「長野高校生が選んだ8月のニュースファイル」というのがあって、実際に高校生が鉛筆で新聞記事と共に質問を寄せてくれている。新幹線の中で見ます。全部で9本くらい。

 その中から私が3本選ぶ.........と。この番組のポイント三本の取り上げ方と一緒。またその名前が変わっているのが多い。全部挙げると、「春城」「直登」「舞喜」「彩水」「結杏」「良春」「美幸」「佳春」と来た。「結杏」さんは、質問が二つ。なにせ、atok の辞書の選択肢(名前全体)の中に入っていたのは僅かに二つ。

 あはは、出かけますが「真理衣」ちゃんといい、楽しいのう。そう言えば高橋真梨子さんの曲に「マリーという名の娘と、遠い昔.....」という曲(歌詞 確か曲名は「五番街のマリー」)があったな。好きな曲の一つです。ははは。


2017年08月24日(木曜日)

 (05:31)思いました。「特に、ですが、サービス業の方々にとってはつらい時代の始まりだな......」と。

ここに来るのは二度目  夜あまり時間がなかったのでホテルのレストランに行ったのです。長岡の。目の前に「出雲崎産のお魚各種....」と黒板に書いてあった。実はそこ、つまり出雲崎を通った。車で。そしたら「天領の里」と盛んに宣伝していた。全国に天領(江戸幕府の)は一杯あったが、その中でも「里」と言うのは....と気になっていたのです。「あとで調べよう....」と。

四年前とは違う店で  私は「絶対に大社のある”出雲”と関係あるな.....」と思っていたので、そのレストランで「ついでだから聞いてしまおう」と思って係の男性に「そこに書いてある出雲崎って、あの大社のある”出雲”と関係あるんですか」と聞いたのです。

 そしたらその係の方(40前後の方かな)が、「いや、全然関係ないです」と言い切った。意外にも。「言い切りやがった」と思ったので、彼が私の元を去った数秒後にスマホを取り出して「出雲崎 名前の由来」とググった。

 そしたら出てきたページが紀行(11)出雲崎 「金と良寛」というこのページです。最初に『地名の由来は、出雲の「大国主命」が当時の「越の国」(古代北陸地方の名)まで遠征したとき、出雲の国との交流が始まった事に因むものと言える』と。

 さらに「今は、日本海に面した小さな町ではあるが、かつては北国街道の宿場町で、往時を偲ぶ家並みが6kmも続いていたという」とも。車で通りかかった出雲崎は、本当に小さな村だった。このサイトの記述通り。「へえ、昔は六キロね。それは長い」と。時速60キロで走って6分かかる。

 「思った通り、関係あるじゃん」と心の中で私。私はこのサイトが正しいのかどうかは検証できない。しかしそのホテルの係の方には、「ネットにはこう書いてあります....」程度には言って欲しかったな....。「ない」と言い切らずに。

今回はイカラーメンにも挑戦。イカがぱりぱりしていて美味しかった  まあメシがまずくなるし、他に関心項目も一杯あったので、そのサイトを彼に見せることも、あとで話題にすることもしなかった。うーん、今思えばちょっと可愛そうだったかな。「こういうサイトもあるよ」程度には教えてやれば良かった......と。

 こんな事はネットを調べれば直ぐに出てくる。しかし他の旅館などでも「この食材はどこの」とか聞くと、係の方の口が止まってしまうことが多い。普通の食材ではなく、地のものに関してなので答えが欲しいわけです。これはネットで調べられない。うーん、ちょっと残念。

遠方から見た柏崎の原発  大洗→苫小牧→旭川→サロマ湖左側からオホーツクライン(238号線)を皮切りに始まった今回の3人の旅は、宗谷岬を回ってオロロンライン(国道231号・232号に国道337号、国道5号、道道106号を含め)の北海道日本海側を経て(小樽→函館はインランド)、フェリーでの青森(能代)から新潟の柏崎まで。うーん、何キロ走ったかな。なるべく日本海が見える一般道を。ナビの誘惑を鼻でせせら笑いながら。

 本州の日本海岸は基本は国道7号線(青森県青森市から新潟県新潟市)ですが、なるべく日本海側走行なので、他の道も走った。7号も面白いが、例えば時々走った国道345号(山形県飽海郡遊佐町から新潟県新潟市中央区)なども面白かったし、113号、402号なんてのも絶景が多い。やはり日本海側は平野(庄内、新潟などを除く)より絶壁が多い。分離の跡 ?

 本当は絶景は全部止まって眺めたかったが、そうもいかない。後で考えたら特に青森から鶴岡まではちょい長かったし急いだ。あとは一日に移動して300キロ程度。各駅停車気分です。多分記憶には残った。おもろかったな。写真が半分趣味なので、良い写真も結構撮れた。

 本当は寺泊で「蟹ラーメン」を食べて、ゴロも「止まり」でいいし終わりと思ったが、つい例の東電の原発が「30キロちょい先」と分かって、日本海側南下のエンドは柏崎。どえらくフェンスで囲っていたな。遠景も。気分悪い。

 今日の午前中には東京か。Back to normal 寂しいのう......。いや、normal があるから非日常が楽しい ? いやいや非日常だけでも楽しいかも ? ははは。


2017年08月23日(水曜日)

 (07:31)青森県から新潟県にかけての地名には、新潟がそもそもそうですが「潟」が付く地名が多い

 青森県の「十三潟」、秋田県の「八郎潟」「象潟」、そして新潟県の「新潟」などが代表例。「潟」とは何か。私は直ぐにハゼを思い浮かべますが、辞書を調べると「遠浅(とおあさ)の海岸で満潮の時は隠れ、潮が引くと現れる所。しおひがた。ひがた」「外海と分離してできた湖や沼」とある。つまり「潟」にも二種ある。

五城目の道の駅  前者について言えば、つまるところ海に近い平坦な平地で、おそらく昔は海と一体となっていた地域ということでしょう。なぜ日本海側に多い印象があるのか。面白いと思ってネットを調べたら地名コレクションというサイトがあって、これが日本全国の「潟」の付く地名を集めている。新潟が入っていないのが笑えるが、一応は集められている。

 東京もあって、「あれ、あったかな」と思ってビックリしたが、八丈島だった。圧倒的に日本海側が多い。大陸から亀裂が入って分離した日本列島の日本海側に「潟」が多いと言うことは、私の勝手な想像では「その後、なだらかな海底が隆起した」「川がもたらした土砂が潟を作った」などでしょう。

来てみたかった日本海側の駅の一つ  実際に車で北から庄内平野に入ってくると、「真っ平らだな」「これは米所になった背景が分かる」と思いました。酒田市のHPの最初の写真が「平野」の北半景を映し出していますが、本当に平坦です。「潟」がそのまま街と田園になった印象。

 なぜだか知らないが、昔から「酒田」には興味があった。最上川が日本海に注ぐ河口の直ぐ近く。「これって危なくない.........」と地図を見てずっと思っていたし、「米どころの代表格、米集散の代表的地名」という印象もあった。

 実際に酒田駅の近くで周囲を見渡すとビックリする。起伏がない。まったいら。調べると庄内平野は南北50キロ、東西6キロらしい。海岸沿いの道を車で走るとそりゃ平野をでかく感じる。「庄内」ナンバーの車は、たまに都内の道路でも見掛ける。東京までそれほどかからない。

まったいらの中に  今いるのは「開湯1300年」をウリにしている湯田川温泉というところですが、同じ日本海側にあるという意味であえて言えば「小型城崎」(兵庫県)という感じかな。まだ旅館の風呂にしか入っていないが、「これは外湯か」という浴場も見掛けた。

 青森でフェリーを降りて、徹底的に日本海に拘って南下。時々強い雨で、ふっと晴れると木々の緑と低い浮き雲が作り出す幽玄な景色に見とれながら。北海道を思わせる地名(なかなか読めない)があちこちに。なのか知らないが、武勇の単語の地名が多い。「矢立」とか。

 南下していて笑えるのは気温の変化。むろん日々の各地の天候状態によって異なるが、総じて言うと印象的には「70〜80キロ南下すると温度が一度上がる」感じ。

 留萌は宗谷岬より一度温かく、函館は小樽より温度が高い。函館では涼しさを失いつつあるのが分かり寂しい。秋田は青森より汗ばみ、湯田川は日中は東京よりほんの少し涼しい程度。東京は雨も上がって今日は35度の予想らしい。恐ろしい。

 それにしても、日本は本当に「緑の国」です。緑があふれかえり、むせかえっている。色濃い森林、そしてどこでも芽吹き、育つ植物。緑具合では「キューバに負けてないな」と思って見ていました。国旗の中の○を緑に.....やっぱりしまらないか。


2017年08月22日(火曜日)

 (08:31)三時間40分は長いぜよ......と思いました。大洗から苫小牧までの18時間は納得がいった。しかし函館と青森は直ぐ近くに見えるのに...。7時40分に出て、着くのが11時20分。

 でも、青森は奥まっていますからね。その程度はかかるのかも知れない。新幹線で竜飛から地下に入ると、ほどなく北海道。船は新幹線のようにはいかない。景色もよう見えないし(霧で)、文章でも書くか。

久しぶりに雨を見ました。関東は大変だったようですが  今回いろいろ思いました。良い旅館、良いホテルとは....とか。しょうがなくて「その手」の旅館に一度泊まったのですが、「そりゃないだろう」と。「その手」とはどういう旅館・ホテルかと言うと、最初はどちらかというと団体相手だったが、その後例えば8階のうち5〜6階を改装して、高級仕様に仕立てた....という類い。

 過去にも何回か(間違って)泊まったが、絶対的に例外なく駄目。何故か。それは建物自体のコンセプト、従業員のコンセプト、料理人のそれが新しいお部屋と齟齬しているからです。一部改装なので、料理人も従業員も昔のまま。少しは教育しているかも知れないが。サービスはしばしば自らの経験の範囲を出ない。

 部屋は確かに綺麗になっている。しかしサービスは団体相手そのまま、料理は「ちょこっと改善」のケースが多い。そうした中で改装費を回収しようとする。だから割高。「うちは最近一部改装しまして....」というホテル・旅館は今後絶対にやめようと思いました(そこしかなかったらしょうがないが)。

 逆に父親が旅館・ホテルをしていたが、代が代わったので息子、娘さんが最初から全面的に作り直したと言うけースは素晴らしい場合が多い。「入り」がしっかりしていますから。過去にその手の非常にコンセプトの良い旅館・ホテルにも当たっている。

 やはりそれは親の代の成功・失敗を知っているし、子供として「ああしよう、こうしよう」と考えてきているからなんでしょうね。そういう良い例を結構知っている。むろん失敗もありますが。

 小樽では「都市」が欲しかったので駅前のドーミーインにしましたが、このホテルはコンセプトがはっきりしていて実に良い。以前からテレビ番組のロケなどで何回も泊まっていますが、必要最低限ながら実に機能的で、食事も美味しいし、コスパが非常に良い。ほぼ全てのドーミーには温泉がある。やっぱりコンセプトですね。最初からの。


2017年08月22日(火曜日)

 (05:31)今朝の便(7:40 函館発 津軽海峡フェリー)で本州に戻りますが、本州でも徹底的に「日本海」に拘って南下する予定。この際日本の北半分の日本海側を見ます。まだ行ってない酒田とか見て見たい。

ニセコで見た羊蹄山 綺麗でした  つい「太平洋に比べて日本海は内海、というか陸地に囲まれていて小さい」と考えがちですが、人間的スケールで見ると、そりゃやはり日本海はでかいですよ。ずっと海岸線から水平線を見ながら移動していましたから。

 先日見たNHKの「日本のかなりの部分(関東を除く)は大陸から太平洋プレートの力で分離して東に移動、よって日本海が出来た」という放送を思い出しながら、壮大なドラマだなと思いながら。

夏の五稜郭は良かった  それでしょうかね。走って面白い、走って綺麗だと思える海岸線は日本海側に多いと私は思う。それは大陸が割れた、亀裂が入ったことと関係すると思うが、断崖絶壁が多い。海岸から直ぐに切り立った崖の上を道路が走っている部分です。今回の北海道西部をそうですが、更に言えば福井のあたりなども。

 そう言えば萩→長門の美観(私は素晴らしいと思う)も日本海側です。ここはあまり切り立ってはいませんが。多分日本の太平洋側に比べて「切り立った海岸の崖」は圧倒的に日本海側が多い、と思う。一度調べてみます。うーん、和歌山の白浜海岸のちょっとお伊勢さん寄りにはあったかな。あと三陸?

 今いる函館は、街の中心が時代の変化と共に大きく移動した街です。最初は港の近く。しかし今は完全に五稜郭周辺が街の中心になっていて、港に近い駅回りは寂しい。もっともホテルは駅から函館山の間(倉庫もある)の海岸沿いに多い。

 函館の人口は先日調べたら24万ちょっとだった。小樽の2倍の人口を誇る。ここも中国からの観光客が多い。ホテルとかレストランに「中国の観光客対応」の係員が必ずいる。しかし子供以外は皆さん静かに観光している。

海が入り込んでいる為に、横浜のそれより切りだと思う  夕方赤煉瓦倉庫に行ってみましたが、相変わらず雰囲気があって良い。多分横浜の赤煉瓦倉庫群よりも、函館のそれの方が規模が大きいし、お店の作りも洒落ている。函館のそれは、海が入り込んでいますから。夕方は特に綺麗です。

倉庫内のガラスの店  初めて自分の車で函館山のてっぺんに行けるかと思ったが、9月末まではタクシー、バス以外は通行禁止で、今回は諦め。確かにタクシー、バスでも凄い混みようだったので、それはしょうがない。富士山や白馬でも実施している措置なので。

 サクラの季節の五稜郭は何度も来ていますが、この夏真っ盛りの五稜郭も緑が綺麗でした。あの中心にある明治時代のお役所の茶色が映える。サクラの季節の五稜郭は手が入りすぎている。サクラの木まで高さ制限ありですからね。

 今回夏に来て、「あ、夏は剪定していないんだ。この方が自然で良い」と思いました。緑が伸び放題。それがよろしい。駅に向かって左側に大きなホテル(シェラトンと書いてあったような)が出来ていた。函館も駅から向かって左側がもうちょっと綺麗になると良い街になると思う。駅はとっても立派です。

 そう言えば、今回見た旭川、稚内、函館の駅ビルは立派だった。小樽はちょっと古いが、それでも雰囲気がある。駅を出ると真ん前、真下に港が........。


2017年08月21日(月曜日)

 (09:31)北海道の西を回っていると、やはり気になるのは街の様子です。今いる小樽はまずまずの活気があるし、何よりも中国の人達を含めて観光客が多い。

 小樽の一番のウリは運河ですが、私も今朝全部(全長650メートル)を歩いてみました。前回は中心部から遠いホテルだったので。運河はまだまじまじとは見ていなかった。もう朝から運河を見学に来ている人が多い。

昔使われていた艀。船から築地に荷物を運んだ  もともとは写真の艀(はしけ 荷物運搬用の)を通す海路だったようで、その周辺には「昔は倉庫だった」「今はカフェかレストラン呉服屋さんから手を広げたか土産物屋」という伝統あると思われる建物があって、なかなか情緒がある。

 しかし留萌や稚内は厳しい。言葉は悪いが街全体がすかすかの状態。留萌から小樽に移動にはたっぷり時間があったので、あちこち寄ってきたのですが、増毛の丸一本間家の屋敷(今は市が管理)を管理しているオジさんと話していたら、北海道の街の事になって、面白かった。

 私も調べて知っていたのですが、留萌の人口は鰊が捕れた頃に比べてほぼ半分になっている。ここにチャートがありますが、今は人口が2万を切りそう。これはきついでしょう。そのオジさんは「だから、留萌は財政が大変なんですよ」と強調する。「増毛の方がずっと良い」と。

運河の朝は情緒がありました  留萌には「黄金岬」という比較的名前の通った観光ポイントがある。しかし行ってみたが特に大きな変哲はない。むしろその周囲にあるキャンプ場が目に付いた。いっぱいあるのです。

 結局「産業力の差」が街の人口の変動に大きな影響を与えていることが分かる。むろん、これを見るまでもなく小樽市も人口において大きな問題を抱えている。それは前回来た時にも聞きました。

北海道最初の鉄道線路。もう使われていない  多分北海道で進んでいるのは札幌への集中です。しかしその札幌市の人口も頭打ちになってきた。今回思ったのは、北海道の西にはあんなに綺麗な景色があるのだから、何か起爆力に出来ないか、ということです

 例えば留萌に関して言うと、むしろ知名度は利尻島、礼文島の方が高いように思う。そこを切り替える必要がある。日本に来る観光客が4000万(今は2000万ちょっと)に接近したとき、北海道だけでなく日本の各地は「どうやって観光客を呼び込むか」が大きなポイントになると思う。

 もっとも京都などは、「いかに観光客をむやみに増やさないか」を考えざるを得なくなると思う。ベネチアやバルセロナのように。ちょっとした格差だが、それはしょうがない。

 今の段階であまり観光客が来ていなかったら、各地はいかにして魅力を創出・送出するかがポイントになると思う。逆に京都などは、「来れる人に制限を設ける」といったアイデアもありだと思う。


2017年08月19日(土曜日)

 (22:31)北海道の日本海オロロン街道を走っていてその看板を見たときに、「来た来た、ついに来た」と思いました。鰊番家の文字が。今に残っているのはごく一部だと思う。以前は他にも一杯あったに違いない。しかし旧花田家番家を見て、「ああ、こういう所か」と。

鰊番家的道の駅  稚内を出て一路日本海側の西浜に車を向け、その後は海岸沿いのオロロン街道を一筋南下。ナビが何を言おうが、「海岸沿いの道」を一筋に。あんなに良い道路なのに、なにかとナビは内陸を走らせようとする。

旧花田家 ここに200人ほどが寝泊まりして鰊を待ったらしい  走っていて「ここは日本か.....」と思いました。延々に右側に続く海岸線。そしてそこからは緑一色の北海道の平地。その中を真っ直ぐに伸びる走り心地の良い道路。車は少ない。

 「すげえな、この道は....」とずっと思っていました。午後の早い時間ですが、しばしば私の前後に車の影が全く消える。つまり夏のこの時期にも、道は空いている。行くと発電用の風車が並んでいる場所があって、そこは皆さん「絶好の撮影ポイント」と思ったのか、乗ってきた乗り物を止めて写真を撮っている。

風車が綺麗に並んでいました  そうなんですよ。写真の手前の男の子のように、自転車に最低限必要なものを乗せて走っている人が多い。一人だったり、二人だったり。6人くらいの団体も見たな。自転車が一日にどのくらい進むか知らないが、多分小樽あたりから稚内を目指しているのだと思う。素晴らしい。

 オロロン街道を走り終えていません。今は途中の留萌。独特の響きのある街の名前です。夕方歩いて見ましたが、案の定歯抜けの街です。それは稚内や紋別なども同じ。しかしそこかしこに「息吹」は感じる事が出来るし、それが将来の発展に繋がっていくのでしょう。

しばしば車影が消える  オロロンとは、かつては北海道羽幌町天売島、松前町渡島小島、ユルリ島、モユルリ島 で繁殖し、その鳴き声から「オロロン鳥」と呼ばれていたウミカラスです。街道を走っているとそこかしこに大きな模型が出てくる。「オロロン鳥の里」という街も見付けた。羽幌町だったかな。「幌」がつく名前の街は北海道にはあちことにある。有名な札幌だけでなく。

 紋別のサロマ湖寄りの地点(遠軽、湧別)から238に入って西北に進み、宗谷岬を経由して稚内に。そして今オロロン街道を南下。まだまだ旅は続きます。


2017年08月19日(土曜日)

 (08:31)今朝はとにかく綺麗な写真が撮れたので、それをアップします。最近撮った写真の中では最初の2枚が一、二かな。いずれも利尻島の姫沼で撮ったものです。

 ほぼ無風。なので狙って行ったのですが、ナイスでした。どちらが上だか下だか分からない。早朝から写真好きの人が一人二人と来ていました。私が帰る頃には観光バスも。

静かな湖面に上空の雲が映って。幻想的でした

山頂が朝陽で赤くなっているのが良い

大型ほ乳類がいないので、鳥もあまり逃げない

利尻島の朝焼け。これもまた綺麗でした

早朝の利尻。目の前の花が綺麗でした


2017年08月18日(金曜日)

 (22:31)稚内からやや小型(だから車はバックで乗船)のフェリーで2時間弱くらいの利尻島に来ていますが、印象としては鹿児島の南にある屋久島にとっても似ていると思う。

接近するととっても男性的な富士です  ほぼ円形の島の形がそっくりだし、中央に高い火山が存在する。利尻島には「利尻富士」と呼ばれる利尻山があるが、確か屋久島には九州で一番高い宮之浦岳があった。

 面積は利尻島が182.1 平方キロ(人口約5000人)で、屋久島の504.9 平方キロ(人口約1万3490人)の方が2.5倍ほど大きい。しかし最高峰は利尻山の1721メートルに対して宮之浦岳は1935メートルとそれほど大きな差はない。

 近くに別の島がある、という点も似ている。利尻には礼文があり、屋久島には種子島がある。ただし緯度が違うので、植生は全く異なる。屋久島が有名なのは宮之浦岳にぶちあたって出来る雲がもたらす雨、それが育んだ杉で、屋久杉と呼ばれる。私も何回も行きました。

食卓は昆布、ウニの行列でしたが、かずべの煮付けも出た  しかし屋久島より遙かに北の利尻にはいわゆる高木はほとんどなかった。低木の松と笹などなど低木や草が中心。要するに高山植物中心。何よりも、住んでいる動物が違う。

 屋久島には鹿や猿が一杯いましたが、利尻島には「熊、鹿、キツネなどなどの大型ほ乳類」はおらず、いるのは「ねずみと猫だけ」(地元の人)という状況。それに利尻島には蛇もいないそうな。

 ということは直ぐ近くの北海道とは、利尻島は生い立ちが全く違うと分かる。利尻山をネットで調べても独立峰と書いてある。つまり北海道とは全く関係なく海底火山の爆発が続いて今の島が出来ていると想像する。

 近くで見ると、利尻富士はかなりダイナミックな山です。特に頂上付近はごつごつと峰が切り立っている。富士山は接近してみても女性的ですが、利尻富士は相当荒々しい。男性的です。登山には覚悟がいるかも知れない。

 面白い話がネットに載っていた。利尻と熊に関する話で、このページが詳しい。要するに利尻と熊との関係は20世紀の初めが最初で最後だと言うことです。今回は試さなかったが、「利尻富士登山」は、この手の登山につきまとう「不安」が大分軽減される。

エイの一種のかすべ。最近は本当に捕れないそうです  それにしても利尻島は「昆布とウニの島」です。島を一周して海岸を回ると、この両方に頻繁に遭遇する。生ウニ割り・試食などの体験コーナーがあるし、昆布はあちこちで干してある。

 そもそも泊まったホテルの大浴場にはどっぷとい昆布が5枚ほど投げ入れられていて、風呂のなかでゆらゆらしていた。昆布の良い臭いがする風呂だったし、夕食には昆布の天ぷらが出た。これがうまかった。

 ウニはもっと頻度高く夕食で出ました。何せ稚内でもなかなか食べられないエゾバフンウニキタムラサキと種類が豊富で、「三平汁(東北のいちご煮に似ている)」「生海胆」「あぶり海胆」「うに丼」「追加の海胆二種」などの形で出た。それもたっぷり。

 それに加えてのかすべの煮付けや昆布の味噌汁などのメニュー。それにお造りが少々。久しぶりに海産物中心で、美味しかった。

 旭川など北海道の道央は、どちらかと言うと「肉中心」だった。しかし利尻に来て突然「魚、昆布、海胆づくし」になった。なかなかダイナミックで良い。なによりも空気が綺麗で暑くなく、最高。夏はこの島に暫く逗留するのも良い。


2017年08月18日(金曜日)

 (10:31)夕暮れに続いて日の出を見に宗谷岬まで行って、そこで一時間くらい周囲を歩いていました。日本の最北端のポイントですが、宗谷村のあの辺(岬の南周辺)は丘陵地帯になっていて、散歩するのに適している。

 そうそう、草を食むエゾ鹿達(多分)に遭遇しました。何を食べているのかは確認出来なかった。しかしゆったりと食事をしていました。気温は早朝なので20度を遙かに下回る。気持ち良い。

ここが最北端  それにしても散歩しながら、「岬とか、国境とか、海岸とか何で人間の気持ちに特別の感慨を呼び起こすのか....」と考えていました。238号線は宗谷岬まで含めてサロマ湖周辺から稚内まで続く。

人間相手の一匹のようでした  基本的には右側は海沿いか、海近く。そこを宗谷岬までは北西に向かって移動する。その海の向こうにはロシアという異質な国があって、もしもの事があれば向こうから敵軍として襲来する.....という、今はあまり想像できない思いだけではなく、要するに内と外の境目に心が反応しているのだな、と思いました。

 もうずっと前にアフリカ最南端の喜望峰に立ったときに、その向こうは南極で私は外国人だし、「よくここまで来たな...」という感覚以外はないはずですが、アフリカ最南端と知っているだけで、やはり特別な感情が沸く。

 「岬とか、国境とか、海岸」は、言ってみれば人間にとっての肌のようなもので、それは脆弱性を持つ箇所とも言える。なのでかな、、、、、、とか色々考えました。でもその一種の脆弱感が、普段都会では見えない岬や海岸の美しさと相まって、「暫くここにいたい」という気持ちを起こさせるのかも知れない。

本当に走って良かった道でした  宗谷岬は地図で見ると宗谷村に属し、実際に朝行くと人々が生活し、そして漁が行われている。利尻島が近いせいか昆布を既に朝荷揚げしていた。「うまそうな昆布やな」と思いながら見ていました。

 早朝に行ったので、良いことがありました。既に書いたように鹿もいたし、実は「人助け」も出来た。1400CCのSUZUKIのNINJAに乗っていたライダーが、急な坂道でこけた。そりゃ一人では起こせない。「ヘルプ」と言ってきたので、一緒に起こしました。私は自分一人では七半さえ起こせない男ですが、そこは力を出した。

 写真の半分は昨日のものですが、宗谷岬の夕暮れはとても綺麗だった。時間を合わせながら走って、ぴったりに夕焼けタイムに到着。北海道の道はナビ以上に車が進む。信号がないのと、皆さん快適に運転なさる。隊列を乱さないように。

 旭川を出てのが17日の午前9時過ぎ。旭山動物園を再訪して、あとはサロマ湖の東部分の遠軽、湧別を目指してのんびり。そこで238号線に合流。サロマ湖周辺の238は前回か前々回に北海道に来たときにレンタカーで走った。

 走りながら、238は「走るに値する道路」だと改めて思いました。冬にこの道路がどうなるのかは知らない、しかし夏は最高です。綺麗な涼しい空気。延々と続くオホーツク海。また秋にでも来たいな。今は利尻島行きのフェリーの中です。



モニュメントと夕焼け

 ここから下の写真は、基本的に8月18日の早朝の宗谷岬のものです。鹿君達も登場。人助けもしました。
そして翌日

夕焼けほど華やかではない。しかし綺麗でした

おとなしく餌を食べていました。増えすぎだそうです

こりゃ一人じゃ起きない。なにせ1400cc

二人でうんとこしょ。起こせました


2017年08月16日(水曜日)

 (10:31)かなり高速で航行する船の5階のサウナから、波立つ太平洋を眺める.....なかなかええです。窓が海に向いていて開放的。めったにない。しばし見とれていました。

 船が力強くかき分ける波が下に。鯨でも出てこないかな....と思っていたが、それは無理だったし、曇っていて日の出も中途半端。しかしちょっと想像力を働かせれば、船の右はアメリカで、北は北海道。左が日本の大間。

 それも含めて、なかなかこの船には魅力がある。大きなお風呂もあるし、トイレはウォシュレットだし、通じる範囲はィンフォーメーションデスク周辺だけですが、一応遅いながらもWIFIもある。(もっとも私のDROPBOX は「安全な接続を確立できない」として拒否)使える。

 なにせ一航海(大洗→苫小牧)で18時間を要するので、何人かとゲームぐらいしかやることがないので、こういう施設が揃っているのはナイス。セキュリティのためにロッカーも完備している。

 就航が今年の5月なので、まだご存じない方も多いと思うので、少し分かった範囲で紹介しますね。私も初めて乗ったばかりなので、多分知らないことも一杯ある。うーん、この船の運航会社は、以前「MO MO」と呼んだ。懐かしい。

 まず言えるのは綺麗です。お部屋も、食道もその他もろもろも。従業員もキビキビ動く。目立つ施設は先に書いたようにサウナと風呂。風呂は一応「展望浴場」となっている。それほど大きくはないが、5階にあるので、確かに眺めが良い。

晴れてきた  その奥にサウナがある。十分な大きさで、熱さも手頃。汗をかきながら海面を眺めるのは最高です。あ、ドッグランがあったな。ペット部屋も。そりゃそうだ。車にペットを乗せて移動している人も多いと思うので。

 お部屋もいろいろなタイプがある。狭い部屋、広い部屋。自分の都合で選べる。雑魚寝部屋の人達は、ロッカーがあるのでそこに貴重品などなどを入れて。レストランはバンキングスタイル。昨夜の夕食では、スープとして飲んだカレーとマグロのたたきが美味しかった。ネギをどばっとかけて。醤油を少々。

 あと2時間ちょっとかな。十分堪能しました。心残りは東から上がってくる日の出が中途半端だったことかな。また課題が残った。


2017年08月16日(水曜日)

 (01:31)図体は大きくても、結局は浮遊体・駆動物体であることを感じさせる振動と揺れをずっと感じながら移動しています。フロアは小刻みに揺れ、壁は時々軋む。

お馴染みのお日様マーク  しかしそれが心地よい。常なる振動、常なる揺れは、普段なかなかないので。しかし立って歩くと、「おや」という事態も。ちょいふらりとする。しかしでかい乗り物なので、安心感はある。ふらのに乗っています。大洗のフェリー桟橋を出たのが午後の7時45分。ほぼ6時間が経過。そのうち半分は寝ていましたが、あと苫小牧に着くのに12時間ある。長旅です。

 外から見ても巨大でしたが、乗船しても「これはでかい」と思える船です。多分私が今までに乗った船の中で一番でかい。明日の朝(今朝)は日の出を見たいので早起きの予定ですが、その後結構な距離の散歩も出来そう。デッキも大きい。

バイクの数が半端なく多い 自転車の方々も  驚いたのはバイクの数の多さです。多分乗船する各種四輪車の数を上回っている。それがまたカッコ良いんですよ。グループもいるが、単独で「俺は北海道を回る」といった感じの。雨の中で、無論傘もささずに雨に打たれながら乗船を静かに待つ。車の中で運転席にぼけっと座って乗船を待っているよりかなりカッコ良い。

 驚いたのは、その中に自転車に乗った何人かを見付けたこと。「そうか、自転車で北海道を回るという手もあるのか」と思いました。一部を回るのか、全部を回るのか。バイクも自転車もええの....。

 北海道には何回もなのですが、何時も移動はレンタカー。ちょっとね。納得が。なので「いつか自分の車で....」と思っていた。ゆったりと。一番の狙いはサロマ湖から稚内の海沿いの238号線です。オホーツクラインっていうのか。

 サロマ湖と網走は数年前に行きました。知床がらみで。面白かった。今回はオホーツクラインを北西に夕方走ります。晴れだと良いのですが。萩から長門までの日本海側も良かったな。とっても綺麗だった。もう一度行きたい。日本には走りたい国道、道路がいっぱいある。


2017年08月14日(月曜日)

 (22:31)彼は多分こう考えていたんですよ。「いい位置に付けているし、全米プロで優勝し、その上で結婚、そして第1子誕生を発表する.......」。

 夕方日経の大手町のスタジオでしたが、スマホを開いて本当にビックリした。「松山英樹、一般女性との結婚発表 7月には第1子誕生」とあって。その時に思い出したのが、今朝の彼の大粒の涙。これと関係していたのかも知れない、と思いました。

 今朝出掛ける前に松山が優勝を逃した直後にタオルで顔を拭うほどの涙を見せていて、「珍しいな」と思った。そりゃ残念です。最終日に一時はトップに立ったわけだから。そこから3連続ボギー。そしてリカバーをトライして2ホール連続でバーディだったかな。

 見ていて優勝のチャンスが逃げた、と最終的に思ったのは16番。1メートル強のパーパットを外した。私は見ていて、「これを入れれば残れる....流れが来るかも...」と思っていた。しかし彼は外した。

 自分でも悔しかったのだろうが、パターを空中に投げていた。あまり良くない態度。しかし彼も「これを入れなければ...」と思っていたはずだ。勝てなかった。そして試合後の大粒の涙。

 そして同じ日に彼のマネジメント会社が発表したのが、以下のコメント。「私事で大変恐縮ではございますが、かねてから交際しておりました一般女性と今年1月に入籍をいたしました。また、7月には第1子が無事誕生いたしました....妻は一般女性であり、出産前後の母子のプライバシー、および安全を考慮いたしまして、このタイミングでのご報告となりましたことをご理解いただければ幸いです。」と。

 1月に入籍したのにメディアは全く気づかず、には驚きました。つまりメディアは彼のプライベートをカバーしていなかった.....。そりゃ人生の重要な発表するには、花が添えられた方が良いし、嫁さんも喜んだでしょう。

 しかし競技には相手がいる。またJTに負けて、あの大粒の涙になったと思われる。負けるときは最近は何時も相手はJT(ジャスティン・トーマス)。しかしきっと糧になりますよ。あの涙は。そう思いたい。


2017年08月13日(日曜日)

 (22:31)今日は楽しかったな。巨大なゲストが番組に。鳴戸親方です。現役時代は琴欧洲。大関。2メートル2センチの巨体。しかし体重は現役時代の150キロから30キロ落として120キロ。「今はとっても楽」と。

 でも偉いですよ。自分の手金で、自分で部屋を借りて、自分で4人の弟子を今抱えて、そして名古屋場所では全員が勝ち越し。自ら大学でスポーツ理論を学び、自分で弟子の取り組みをビデオで記録して、納得の形で弟子を育てる。巨大椅子 for NARUTO

 見ていて応援したくなりました。「弟子を愛し、弟子に愛される」部屋が理想とか。引退会見のあの涙が忘れられない彼。今34才だそうですが、長く見ているので「まだ」 という感じ。

 しかし日本の相撲界に新風を吹き込もうとしているように思えた。「誰も教えてくれなかった」という苦い経験。怪我をし、焦って中途半端で出て、また怪我をし....。先輩に言われたそうです。「自分で覚えろ」と。「それではいけないと思うので」と彼。

 番組に自分で車を運転して車で来た。その車で弟子を乗せて名古屋まで移動している姿もVTRに。福岡で部屋を構える場所はまだ決まっていない、と。私が知っている範囲では、相撲部屋は地方に行くとお寺に仮の部屋を構えることが多い。どこか貸して欲しいな。

 彼が番組の最後だったので、つい「写真を」と皆でおねだりして、それがこの写真です。それにしても、依然として大きい。彼だけはスタジオの椅子は特別製です。最初の写真がそれ。彼以外の3人はちっちゃく見えるでしょう......

 ハワイ出身力士などが既に部屋を構えている。しかし欧州出身の力士が新たに部屋を作ったのは彼が初めて。「今何が一番欲しいか」という番組最後の質問に対しては、「ああと12人くらい弟子が欲しい」と。

 私の知り合いには相撲取りを希望する人はいないのですが、どなたか知り合いがいたら。


2017年08月11日(金曜日)

 (05:31)おや、「ユーチューバーに対抗して、フェースブッカーが出現か ?」と思いました。夕べ日経の記事に「フェイスブック、独自番組配信 ユーチューブに対抗、まず米で」というニュースを見たので。

 最近は「動画配信」を巡るニュースが多い。8日と思ったが、ウォルト・ディズニーが自前の動画配信サービスを来年から始めると発表。と同時にネットフリックスへの新作映画の供給を打ち切る、と。

 ということは、動画がネットの主戦場の一つになる、ということです。実は私は時間がないこともあって、ネットフリックスに入っていても実際にはあまり動画を見ていない。しかし年齢が下がるほどネットとの付き合いは「動画中心」となる」ことに気がついている

 母親が子供を黙らせるためにiPadなどで動画を赤ちゃんに見せているところから始まって、ゲーム好きになるとそこは動画の世界だし、さらに進めばヒカキンの世界になる。実は「文字中心」にネットを利用している人が、想定より少ないのかも知れない。

 フェースブックは世界で20億人が利用する。そこでの動画配信はパワーでしょう。わざわざユーチューブに渡らなくて良くなる。フェースブックは大手番組制作会社などと提携して独自番組を増やすそうな。

 それによってユーチューブなどの動画サイトに対抗するらしい。動画については、アマゾン・ドット・コムや米ツイッターも力を入れる。フェースブックはスマートフォン(スマホ)などのアプリ内に「ウオッチ」と呼ぶ専用コーナーを開設するらしい。

 中でもナショナルジオグラフィックや米大リーグ機構(MLB)などが番組を制作して、まずアメリカで短編を中心に約30作品を配信するらしい。当初、視聴できるのは米国の一部利用者のみだと。

 日経によれば、「徐々に対象を広げる。友人が視聴している番組を紹介したり、同じ番組を見ている利用者同士がチャットしたりできるようにする」としている。当然フェースブックの利用者が多い日本でもサービスは始めるでしょう。

 マーク・ザッカーバーグは既に昨年4月に「ネット動画の黄金時代が到来する」と宣言したそうな。多分そうでしょう。そしてそれは、テレビと時間を取り合うことになるので、「テレビのサイドの番組に対する魅力作り」が必要になる。


2017年08月11日(金曜日)

 (05:21)毎週金曜日のラジオ番組もあり早起きしていますが、今朝方にまたまた言葉の応酬がエスカレート。

 フロリダのゴルフ場にいるトランプ大統領が記者団に対して

 US President Donald Trump has warned North Korea it should be "very, very nervous" if it does anything to the US.(FT)

 Trump: Maybe 'fire and fury' statement on North Korea wasn't tough enough(CNBC)

 いずれも速報段階で、両報道機関の引用部分が違うのが気になるが、いずれにせよトランプ大統領は北朝鮮への脅しをもう一段階高めたと言うことでしょう。脅しあいっこ、チキンゲームも最終段階に接近している印象がする。

 終わり方は二つぐらいが考えられる。両方が同時に折れると言うこともあるかも知れないが、可能性が高いのは「片方が折れる」か「結局最終ゲームに進む」だ。昨日私が出たテレビ番組に出演の黒井文太郎さんは、「最後は北朝鮮が折れる」との見通しだったが、「予測不可」とも。

 「最終ゲーム」と書きましたが、要するに戦争(核を巻き込む可能性がある)ですから、避ける必要がある。しかし今回の危機の大きな不安要素は、主役二人共が予測不可能性を存分に持っている、という点。

 つまり北朝鮮が4発同時のグアム包囲ミサイル発射をする計画を作成すると言っている今後数日間、そしてそれが金正恩の承認を得た後は、特に緊張が高まるということだと思う。


2017年08月09日(水曜日)

 (06:21)気になるニュースをいくつかと思ったが、その前に北朝鮮の核小型化報道にトランプ大統領が日本時間の今朝怒りの発言。ゴルフ場に集まった記者団に。North Korea "will be met with fire and fury" if it threatens the US.と。

 そしてニューヨーク・タイムズによると、その後に「like the world has never seen」と続く。like の前は「 fire and fury」です。今までトランプ大統領が口にした中で最も威圧的、警告的な発言だと思われる。北朝鮮がどう出るか。

 日本はもっと前から脅かされているのだから、日本の政治家はどうなんだろうと思うが、アメリカは実践的な、そして戦略的な攻撃力を持っているので、トランプ大統領の発言には単なる脅しではないかもしれない現実味がある。その他気になったニュースは

 「GSユアサ EV電池、走行距離2倍に」と。ええすね。今の電気自動車のネックは走行距離の短さ(かつ経年でも、寒冷でも下がる)と充電時間の長さ。もしユアサの電池が「距離の短さ」を克服できるなら、それは大いなる前進と言える。

 うーん、でも「量産が2020年開始」か。ということはその電池を搭載した車が出てくるのはそれよりまだ先。気の長い話だが、電気自動車社会の実現には絶対に必要な一歩だと思う。

 「欧州主要空港 夏休み大混乱」を見ながら、「今年は欧州でなくて良かった」と。4時間待ち、と。ということは足の時間もありますから、半日がかりということでしょうか。それはちょっと勘弁ですね。

 今でも空港には早めに行くようにしているのですが、今後はもっとかもしれない。よく羽田→伊丹などは20分前にギリギリでチェックインとかを繰り返していたが、もうそんなことは無理な世界に。うーん、だから私は東京→広島くらいだと新幹線派だな。

 「松山V候補1番手」って、そうですよね。10日から全米プロ。先週の最終日の松山は61で回って、二位に5打差でしたっけ。「今回の全米プロの優勝候補ランキング」が出た。

 2位がロリ-・マキロイ、3位がリッキー・ファウラーですからね。二人とも小型。松山の方が大きい。むろんジャスティン・ジョンソンなどアメリカのゴルフ界は多士済々。

 でも候補ランキングでは松山が1位。あの爆発力が2日でればOKでしょう。しかしどうも2日目が弱い。毎回メジャーの前には「松山期待」が。あまり期待しすぎない方が良い気もするが、適度(?)に期待しましょう。


2017年08月09日(水曜日)

 (00:21)まだまだ関門はあると思いますよ。北朝鮮が本当の意味で実戦配備の核搭載ICBMを完成させるのには。大気圏再突入の際の高温に弾頭部分が耐えられるのかどうかなど。

 しかしここに来てワシントン・ポストやNBCニュースなどが、「北朝鮮が核弾頭の小型化には成功した」との米諜報筋の発言を伝えているのが気になる。もし本当なら「北の脅威」は全世界的に広がることになる。

 このニュースを伝えているのはこの報道などですが、ICBMと北が主張する大型ロケットが飛行距離としては「アメリカという国の大陸部分のほぼすべて」をカバー領域としたことは確かだろう。アメリカもその点は認めている。

 ということは、イギリスを含むヨーロッパのかなりの部分(むろんロシアも)も含むと言うことだし、オーストラリアまでも届くのかな(これは調べてない)。いずれにせよ、南米とかアフリカなどを除いて世界はその脅威に晒されることになる。

 国連安保理が中国、ロシアの賛成も得て北朝鮮非難決議・新たな制裁案で合意を成立させることができたのも、そうした背景があると思う。むろん「実行されてなんぼ」の制裁案だが、合意が成立したこと自体に意味がある。

 それにしてもティラーソン米国務長官の相矛盾する立場には驚かされる。「圧力を掛ける必要がある」と語る一方で、ミサイル発射をやめればそれが一歩(話し合いへの) だといった発言を繰り返す。その発言だけで北朝鮮に対する「圧力の尻抜け」だと思うが、本人は気にしている風情がない。

 前任のケリー国務長官は、よく旅し、よく記者会見し......という国務長官だったが、ティラーソン現長官はとにかく記者嫌い、記者会見嫌いで「何を考えているのか」が分からない。

 トランプ大統領が最後何を言い出すか不明だし、自分の立場を擁護してくれるのか分からないので「喋りにくい」というのはあるかも知れない。しかし中国やロシアの方が「広報活動がうまい」というのはどうか。

 言うまでもないが、ICBMを待つまでもなく、中国、日本、韓国、ロシアは北朝鮮の核の直接的脅威を受けている。短距離、中距離ミサイルで十分。気になるのは北朝鮮が小型化には成功したとして、「いつか実験するだろう」という点。実験しなければ爆発力を試せない。

 ということは、「その兆候がある」と言われる核実験をやるのか、やるとしたら何時なのか、そしてそれが「小型化爆弾の実験か」などがポイントになる。危険な世界だ。それが実際に行われた場合は、「堪忍袋の緒が切れた」と言うことになるかも知れない。


2017年08月07日(月曜日)

 (00:21)日曜日に驚いたのは二つだな。スマホを見て。

 一つはGoogle Earth。最近アップデートの仲間に入っていたように思って、「どう変わったのかな」と見て見た。そしたら「ヘリコプターで空をとんでいるみたいだ」と思いました。自分の住んでいる地域も試したのですが、ビルの屋上がどうなっているのかとか、全て分かる。

 デモで出てきたのはエッフェル塔とかヨーロッパアルプスですが、それがまた実に綺麗。行きたい場所をまずもってグーグルアースで見たり、行った場所で周囲を確認したりといろいろ出来そう。いや行かなくても、狙いを付けた街の上を飛べる。

 むろん「今」じゃないですよ。撮影された時点の。しかし近所の様子を見ると、「これはいつ頃撮影か」と分かるケースもある。それを見ながら、いろいろな利用方法があるな、と思いました。例えば、これから行く出張地、旅の旅館の周辺を見て、事前に記憶しておくこともできる。

 もう一つ。アプリを開いてびっくりしたのはビットコインかな。どえらく値段が上がっている。少量しか持っていないのでどうでもいいのですが、騒動前は1ビットコイン20万円台の後半だったが、いまこの文章を書いている時点では業者のウリが366653円、買いが357946円。刻々変わっているので、数字を書き写すのも大変。

 ビッグカメラで使う分くらいしか入れていないのでどう動いてもあまり関係ない。しかし、それでも毎日ほとんど動かない日経平均やドル・円相場を見ているよりは面白い。確か私の使っている業者は、私にビットコインと同僚のビットコイン・キャッシュを付与してくれているはず。

 それがどこにあるのか分からないが、大元のビットコインが大きく値上がりしているので、BCCが値下がりしようが、大きな相場変動になろうが、「どうでもいい」感じ。まあ仮想通貨はこれからもいろいろありますよ。

 誰も確信を持って「こうなる」とは言えない。それが面白い。


2017年08月06日(日曜日)

 (23:21)うーん、夏の水分摂取は難しいな....みんなどうしてるんだろう。

 だって一度でも外に出て、しかも運動でもしたら、凄く汗をかくじゃないですか。私は毎朝そうです。なので水分補給しなければならない。汗と一緒に出てしまった体の重要な構成要因(塩分などなど)もいろいろ補給しなければならない。特に夏は補充しなければならない体の構成要素が多い。ミネラル、ビタミン......

 考えれば、いろいろな時期があった。「サントリー 南アルプスの天然水スパークリング」が大好きで、ずっとそればっかり飲んでいた時期もあった。その前にはペリエの時期、サンペリの時期。

 しかし特に夏は一種類の飲み物を飲み続けることにはリスクがあることがわかった。足がちょい痛くなったり。その飲み物をやめて普通の水にすると直ったり。むろん因果関係は不明。しかし何回かやってもそうだった。でも何の変哲もない水では美味しくない。

 今は我が家の冷蔵庫には実に多種類の水類が入っている。上記三種類も入っているし、むろんソルティライチ、やさしい麦茶、健康ミネラルむぎ茶、ヘルシア、黒烏龍茶、爽健美茶、三ツ矢サイダー、ウイルキンソン、SUPLI、富士山の水、富士山サイダー..........もういっぱい。時々コーラも買う。

 コンビニでもいろいろ試すのですが、今朝は「宮崎県産日向夏」という黄色い柑橘系の飲み物を発見して飲んだら、なかなか爽やかだった。体が欲するものを飲み、一種類に偏らないようにしている。

 見ていると家族などもいろいろトレンドがあって面白い。「これがお勧め」というのがあったら聞いてみたい気がするな。


2017年08月04日(金曜日)

 (10:01)悲しいですよ。自分が時々行っていた店が無残な姿になってしまったのを見るのは。周囲の商店も今は一つを除いて今日は営業を取りやめ。一角の打撃は大きいと思う。

 まだ生々しいですよ。市場と場外の分かれ目が視界に入る道から築地に入ったのですが、まず消防車の赤い回転ランプが見えて、接近して車を降りた瞬間に焼き焦げた臭いが漂った。火事場特有の。交差点から見るともんぜき通り全体から灯りも活気も消えて、集まっているのはテレビ局のカメラとか消防自動車、それに警官の方々。

 もんぜき通りでも市場(いちば)に近い方は火災の打撃は少ないが、本願寺に近い半分は火災の影響がもろに出ている。私の好きだった「井上」も現状は写真の通り。

無残だった井上  もんぜき通りは今後どうなるのだろう。消防法が案外のブロック要因になって、今までのような形での復活は無理かも知れない、と思いました。でも今まで通りでないと「もんぜき通り」ではないような。

 しかし築地場外のパワーを感じたのは、休業しているのはもんぜき通りのその一角だけ。直ぐ後ろの通りは、いつも通りの観光客、そして店舗の営業が続いている。そこは見事に日常通りです。すばらしい。

本願寺サイドから見たもんぜき通り  現場検証を続けていたので、これから「火元」などは判明するでしょう。保険の関係はどうなっているのか。もんぜき通りの素早い復興・復活を期待します。


2017年08月03日(木曜日)

 (05:01)あの緊張感は一体なんなんでしょうね。本来ならこの季節は木々の緑が深く、人々は穏やかに過ごし、訪れた人を和ませてくれる筈の土地。その綺麗な土地を「こんな嫌な緊張感が漂う場所にしてはいけなかった」と改めて思いました。

常磐にはバイク走行禁止区域がある  先週末から東北に旅行に行っていたので、その帰りに原発事故エリアを少しながら見ようと思って、東京に戻る途中で福島から左に折れて115号線に。9.11の後は気仙沼など津波エリアには4〜5回仕事もあったし、プライベートでも行ったのですが、福島の太平洋岸はなかった。

 常磐が全線開通は知っていたので、予定になかったのですが「今はどうなっているのか」という気持ちもあり。常磐にはスタンドが長い距離ないと思い出して、事前に燃料補給して。走りながらずっと、「何なんだ、この緊張感は」と思っていました。

 とにかく115号線は工事が今も大規模に続いている。復興道路の建設が進められていて、大きなトラックが頻繁に行き交う。まだ道路は建設していませんでしたが、出来上がったら太い輸送路になるのでしょうが、それまでに福島県の太平洋岸には施設的に何が出来るのか、と思っていました。

 常磐に入って直ぐに高速道路のサービスステーションに寄ったら、写真の看板。バイク走行禁止のエリアがあると初めて知りました。「危険、もしくは場合によっては危険になるので」という意味合いでしょう。確か南相馬のそれでした。馬追の大きな写真が入り口に。

 出て少し南下すると、放射線の表示板が。これは日本の他の高速道路にはない。それが記憶しているだけで全線で10弱くらい。今も放射能という人間に緊張を強いるものの存在感が大きいんだと思いました。

高速道路には不似合いの不気味な掲示板です  南相馬、双葉、浪江など事故の際に数多く聞いた名前が次々に出てくる。北から南まで本当に広いエリアです。一つの事故がこれだけのエリアを汚染した、その脅威がまだ残っていることに改めて驚愕。

 常磐は同エリアは基本片道一車線で、時々追い越しを可能にする片道2車線がある。要するに簡易高速道路。走りながらずっと、「もう5年以上になるのに。事故は繰り返してはならない」と思いました。

 ずっと激しい雨。高速を降りてみようと思いましたが、あまりに雨が強いので、それはまたこの次としました。「双葉町の一部エリアに帰還できるのは22年」とか、とにかく人間の寿命から見ても長い、長い時間がかかる復旧。「Never Again」と強く思いました
 


2017年08月01日(火曜日)

 (05:01)あらら、本当に分裂したの。ビットコインとビットコイン・キャッシュに。ごく少額しか持っていないので良いが、これでイメージは悪化するかも。

 しかし「今後どうなるか不明」というのが面白い。仮想通貨そのものは有用な物になると思っているので。ビットコイン以外にもネット通貨は多くあるが、ビッグカメラなどの取扱はどうなるのか。今日発表があるのでは。それが興味深い。

 私が参加している取引所からは、「8 月 1 日に起こる可能性のある(Bitcoin Cash による)ビットコインのブロックチェ ーン分岐に向けた対応(7 月 27 日更新、7 月 28 日追記、7 月 31 日追記・更新) 」などの通知が来ていて、さらに「 Bitcoin Cash がタダでもらえる!」などのキャンペーンも。

 ところで今朝の5時がダルビッシュらのトレード期限で、ドジャースか、ヤンキースかなどと注目していたのですが、結局報道はなし。驚いたことに青木がブルージェイズに。

 アストロズにいればワールドシリーズ制覇の期待もあると思っていたのですが、その可能性は青木にはなくなった。ブルージェイズは地区最下位。ちょっと地区制覇とかワイルドカードの可能性はない。

 ダルビッシュは移った方が良かったと思ったがな。負け数の方が多いが、ダルビッシュはそうは言ってもレンジャースでは勝ち頭。安易には出せなかったのかも知れない。

 またまたホワイトハウスで面白い動き。就任10日でスカラムッチ氏を「White House communications director」から外した。このままホワイトハウスから退出するのか、他の役職に就くのかは不明。

 しかし一つの組織に「奔放にしゃべる人物は二人は要らない」ということでしょう。深刻さを通り越して、やや滑稽。全く気にせずに、ニューヨークのダウが史上最高値を付けているのも面白い。


ALL RIGHTS ARE RESERVED.Copyright(c)1996〜2016 伊藤 洋一

B現役時代は琴欧洲。大関。2メートル2センチの巨体。しかし体重は現役時代の150キロから30キロ落として120キロ。「今はとっても楽」と。

 でも偉いですよ。自分の手金で、自分で部屋を借りて、自分で4人の弟子を今抱えて、そして名古屋場所では全員が勝ち越し。自ら大学でスポーツ理論を学び、自分で弟子の取り組みをビデオで記録して、納得の形で弟子を育てる。巨大椅子 for NARUTO

 見ていて応援したくなりました。「弟子を愛し、弟子に愛される」部屋が理想とか。引退会見のあの涙が忘れられない彼。今34才だそうですが、長く見ているので「まだ」 という感じ。

 しかし日本の相撲界に新風を吹き込もうとしているように思えた。「誰も教えてくれなかった」という苦い経験。怪我をし、焦って中途半端で出て、また怪我をし....。先輩に言われたそうです。「自分で覚えろ」と。「それではいけないと思うので」と彼。

 番組に自分で車を運転して車で来た。その車で弟子を乗せて名古屋まで移動している姿もVTRに。福岡で部屋を構える場所はまだ決まっていない、と。私が知っている範囲では、相撲部屋は地方に行くとお寺に仮の部屋を構えることが多い。どこか貸して欲しいな。

 彼が番組の最後だったので、つい「写真を」と皆でおねだりして、それがこの写真です。それにしても、依然として大きい。彼だけはスタジオの椅子は特別製です。最初の写真がそれ。彼以外の3人はちっちゃく見えるでしょう......

 ハワイ出身力士などが既に部屋を構えている。しかし欧州出身の力士が新たに部屋を作ったのは彼が初めて。「今何が一番欲しいか」という番組最後の質問に対しては、「ああと12人くらい弟子が欲しい」と。

 私の知り合いには相撲取りを希望する人はいないのですが、どなたか知り合いがいたら。


2017年08月11日(金曜日)

 (05:31)おや、「ユーチューバーに対抗して、フェースブッカーが出現か ?」と思いました。夕べ日経の記事に「フェイスブック、独自番組配信 ユーチューブに対抗、まず米で」というニュースを見たので。

 最近は「動画配信」を巡るニュースが多い。8日と思ったが、ウォルト・ディズニーが自前の動画配信サービスを来年から始めると発表。と同時にネットフリックスへの新作映画の供給を打ち切る、と。

 ということは、動画がネットの主戦場の一つになる、ということです。実は私は時間がないこともあって、ネットフリックスに入っていても実際にはあまり動画を見ていない。しかし年齢が下がるほどネットとの付き合いは「動画中心」となる」ことに気がついている

 母親が子供を黙らせるためにiPadなどで動画を赤ちゃんに見せているところから始まって、ゲーム好きになるとそこは動画の世界だし、さらに進めばヒカキンの世界になる。実は「文字中心」にネットを利用している人が、想定より少ないのかも知れない。

 フェースブックは世界で20億人が利用する。そこでの動画配信はパワーでしょう。わざわざユーチューブに渡らなくて良くなる。フェースブックは大手番組制作会社などと提携して独自番組を増やすそうな。

 それによってユーチューブなどの動画サイトに対抗するらしい。動画については、アマゾン・ドット・コムや米ツイッターも力を入れる。フェースブックはスマートフォン(スマホ)などのアプリ内に「ウオッチ」と呼ぶ専用コーナーを開設するらしい。

 中でもナショナルジオグラフィックや米大リーグ機構(MLB)などが番組を制作して、まずアメリカで短編を中心に約30作品を配信するらしい。当初、視聴できるのは米国の一部利用者のみだと。

 日経によれば、「徐々に対象を広げる。友人が視聴している番組を紹介したり、同じ番組を見ている利用者同士がチャットしたりできるようにする」としている。当然フェースブックの利用者が多い日本でもサービスは始めるでしょう。

 マーク・ザッカーバーグは既に昨年4月に「ネット動画の黄金時代が到来する」と宣言したそうな。多分そうでしょう。そしてそれは、テレビと時間を取り合うことになるので、「テレビのサイドの番組に対する魅力作り」が必要になる。


2017年08月11日(金曜日)

 (05:21)毎週金曜日のラジオ番組もあり早起きしていますが、今朝方にまたまた言葉の応酬がエスカレート。

 フロリダのゴルフ場にいるトランプ大統領が記者団に対して

 US President Donald Trump has warned North Korea it should be "very, very nervous" if it does anything to the US.(FT)

 Trump: Maybe 'fire and fury' statement on North Korea wasn't tough enough(CNBC)

 いずれも速報段階で、両報道機関の引用部分が違うのが気になるが、いずれにせよトランプ大統領は北朝鮮への脅しをもう一段階高めたと言うことでしょう。脅しあいっこ、チキンゲームも最終段階に接近している印象がする。

 終わり方は二つぐらいが考えられる。両方が同時に折れると言うこともあるかも知れないが、可能性が高いのは「片方が折れる」か「結局最終ゲームに進む」だ。昨日私が出たテレビ番組に出演の黒井文太郎さんは、「最後は北朝鮮が折れる」との見通しだったが、「予測不可」とも。

 「最終ゲーム」と書きましたが、要するに戦争(核を巻き込む可能性がある)ですから、避ける必要がある。しかし今回の危機の大きな不安要素は、主役二人共が予測不可能性を存分に持っている、という点。

 つまり北朝鮮が4発同時のグアム包囲ミサイル発射をする計画を作成すると言っている今後数日間、そしてそれが金正恩の承認を得た後は、特に緊張が高まるということだと思う。


2017年08月09日(水曜日)

 (06:21)気になるニュースをいくつかと思ったが、その前に北朝鮮の核小型化報道にトランプ大統領が日本時間の今朝怒りの発言。ゴルフ場に集まった記者団に。North Korea "will be met with fire and fury" if it threatens the US.と。

 そしてニューヨーク・タイムズによると、その後に「like the world has never seen」と続く。like の前は「 fire and fury」です。今までトランプ大統領が口にした中で最も威圧的、警告的な発言だと思われる。北朝鮮がどう出るか。

 日本はもっと前から脅かされているのだから、日本の政治家はどうなんだろうと思うが、アメリカは実践的な、そして戦略的な攻撃力を持っているので、トランプ大統領の発言には単なる脅しではないかもしれない現実味がある。その他気になったニュースは

 「GSユアサ EV電池、走行距離2倍に」と。ええすね。今の電気自動車のネックは走行距離の短さ(かつ経年でも、寒冷でも下がる)と充電時間の長さ。もしユアサの電池が「距離の短さ」を克服できるなら、それは大いなる前進と言える。

 うーん、でも「量産が2020年開始」か。ということはその電池を搭載した車が出てくるのはそれよりまだ先。気の長い話だが、電気自動車社会の実現には絶対に必要な一歩だと思う。

 「欧州主要空港 夏休み大混乱」を見ながら、「今年は欧州でなくて良かった」と。4時間待ち、と。ということは足の時間もありますから、半日がかりということでしょうか。それはちょっと勘弁ですね。

 今でも空港には早めに行くようにしているのですが、今後はもっとかもしれない。よく羽田→伊丹などは20分前にギリギリでチェックインとかを繰り返していたが、もうそんなことは無理な世界に。うーん、だから私は東京→広島くらいだと新幹線派だな。

 「松山V候補1番手」って、そうですよね。10日から全米プロ。先週の最終日の松山は61で回って、二位に5打差でしたっけ。「今回の全米プロの優勝候補ランキング」が出た。

 2位がロリ-・マキロイ、3位がリッキー・ファウラーですからね。二人とも小型。松山の方が大きい。むろんジャスティン・ジョンソンなどアメリカのゴルフ界は多士済々。

 でも候補ランキングでは松山が1位。あの爆発力が2日でればOKでしょう。しかしどうも2日目が弱い。毎回メジャーの前には「松山期待」が。あまり期待しすぎない方が良い気もするが、適度(?)に期待しましょう。


2017年08月09日(水曜日)

 (00:21)まだまだ関門はあると思いますよ。北朝鮮が本当の意味で実戦配備の核搭載ICBMを完成させるのには。大気圏再突入の際の高温に弾頭部分が耐えられるのかどうかなど。

 しかしここに来てワシントン・ポストやNBCニュースなどが、「北朝鮮が核弾頭の小型化には成功した」との米諜報筋の発言を伝えているのが気になる。もし本当なら「北の脅威」は全世界的に広がることになる。

 このニュースを伝えているのはこの報道などですが、ICBMと北が主張する大型ロケットが飛行距離としては「アメリカという国の大陸部分のほぼすべて」をカバー領域としたことは確かだろう。アメリカもその点は認めている。

 ということは、イギリスを含むヨーロッパのかなりの部分(むろんロシアも)も含むと言うことだし、オーストラリアまでも届くのかな(これは調べてない)。いずれにせよ、南米とかアフリカなどを除いて世界はその脅威に晒されることになる。

 国連安保理が中国、ロシアの賛成も得て北朝鮮非難決議・新たな制裁案で合意を成立させることができたのも、そうした背景があると思う。むろん「実行されてなんぼ」の制裁案だが、合意が成立したこと自体に意味がある。

 それにしてもティラーソン米国務長官の相矛盾する立場には驚かされる。「圧力を掛ける必要がある」と語る一方で、ミサイル発射をやめればそれが一歩(話し合いへの) だといった発言を繰り返す。その発言だけで北朝鮮に対する「圧力の尻抜け」だと思うが、本人は気にしている風情がない。

 前任のケリー国務長官は、よく旅し、よく記者会見し......という国務長官だったが、ティラーソン現長官はとにかく記者嫌い、記者会見嫌いで「何を考えているのか」が分からない。

 トランプ大統領が最後何を言い出すか不明だし、自分の立場を擁護してくれるのか分からないので「喋りにくい」というのはあるかも知れない。しかし中国やロシアの方が「広報活動がうまい」というのはどうか。

 言うまでもないが、ICBMを待つまでもなく、中国、日本、韓国、ロシアは北朝鮮の核の直接的脅威を受けている。短距離、中距離ミサイルで十分。気になるのは北朝鮮が小型化には成功したとして、「いつか実験するだろう」という点。実験しなければ爆発力を試せない。

 ということは、「その兆候がある」と言われる核実験をやるのか、やるとしたら何時なのか、そしてそれが「小型化爆弾の実験か」などがポイントになる。危険な世界だ。それが実際に行われた場合は、「堪忍袋の緒が切れた」と言うことになるかも知れない。


2017年08月07日(月曜日)

 (00:21)日曜日に驚いたのは二つだな。スマホを見て。

 一つはGoogle Earth。最近アップデートの仲間に入っていたように思って、「どう変わったのかな」と見て見た。そしたら「ヘリコプターで空をとんでいるみたいだ」と思いました。自分の住んでいる地域も試したのですが、ビルの屋上がどうなっているのかとか、全て分かる。

 デモで出てきたのはエッフェル塔とかヨーロッパアルプスですが、それがまた実に綺麗。行きたい場所をまずもってグーグルアースで見たり、行った場所で周囲を確認したりといろいろ出来そう。いや行かなくても、狙いを付けた街の上を飛べる。

 むろん「今」じゃないですよ。撮影された時点の。しかし近所の様子を見ると、「これはいつ頃撮影か」と分かるケースもある。それを見ながら、いろいろな利用方法があるな、と思いました。例えば、これから行く出張地、旅の旅館の周辺を見て、事前に記憶しておくこともできる。

 もう一つ。アプリを開いてびっくりしたのはビットコインかな。どえらく値段が上がっている。少量しか持っていないのでどうでもいいのですが、騒動前は1ビットコイン20万円台の後半だったが、いまこの文章を書いている時点では業者のウリが366653円、買いが357946円。刻々変わっているので、数字を書き写すのも大変。

 ビッグカメラで使う分くらいしか入れていないのでどう動いてもあまり関係ない。しかし、それでも毎日ほとんど動かない日経平均やドル・円相場を見ているよりは面白い。確か私の使っている業者は、私にビットコインと同僚のビットコイン・キャッシュを付与してくれているはず。

 それがどこにあるのか分からないが、大元のビットコインが大きく値上がりしているので、BCCが値下がりしようが、大きな相場変動になろうが、「どうでもいい」感じ。まあ仮想通貨はこれからもいろいろありますよ。

 誰も確信を持って「こうなる」とは言えない。それが面白い。


2017年08月06日(日曜日)

 (23:21)うーん、夏の水分摂取は難しいな....みんなどうしてるんだろう。

 だって一度でも外に出て、しかも運動でもしたら、凄く汗をかくじゃないですか。私は毎朝そうです。なので水分補給しなければならない。汗と一緒に出てしまった体の重要な構成要因(塩分などなど)もいろいろ補給しなければならない。特に夏は補充しなければならない体の構成要素が多い。ミネラル、ビタミン......

 考えれば、いろいろな時期があった。「サントリー 南アルプスの天然水スパークリング」が大好きで、ずっとそればっかり飲んでいた時期もあった。その前にはペリエの時期、サンペリの時期。

 しかし特に夏は一種類の飲み物を飲み続けることにはリスクがあることがわかった。足がちょい痛くなったり。その飲み物をやめて普通の水にすると直ったり。むろん因果関係は不明。しかし何回かやってもそうだった。でも何の変哲もない水では美味しくない。

 今は我が家の冷蔵庫には実に多種類の水類が入っている。上記三種類も入っているし、むろんソルティライチ、やさしい麦茶、健康ミネラルむぎ茶、ヘルシア、黒烏龍茶、爽健美茶、三ツ矢サイダー、ウイルキンソン、SUPLI、富士山の水、富士山サイダー..........もういっぱい。時々コーラも買う。

 コンビニでもいろいろ試すのですが、今朝は「宮崎県産日向夏」という黄色い柑橘系の飲み物を発見して飲んだら、なかなか爽やかだった。体が欲するものを飲み、一種類に偏らないようにしている。

 見ていると家族などもいろいろトレンドがあって面白い。「これがお勧め」というのがあったら聞いてみたい気がするな。


2017年08月04日(金曜日)

 (10:01)悲しいですよ。自分が時々行っていた店が無残な姿になってしまったのを見るのは。周囲の商店も今は一つを除いて今日は営業を取りやめ。一角の打撃は大きいと思う。

 まだ生々しいですよ。市場と場外の分かれ目が視界に入る道から築地に入ったのですが、まず消防車の赤い回転ランプが見えて、接近して車を降りた瞬間に焼き焦げた臭いが漂った。火事場特有の。交差点から見るともんぜき通り全体から灯りも活気も消えて、集まっているのはテレビ局のカメラとか消防自動車、それに警官の方々。

 もんぜき通りでも市場(いちば)に近い方は火災の打撃は少ないが、本願寺に近い半分は火災の影響がもろに出ている。私の好きだった「井上」も現状は写真の通り。

無残だった井上  もんぜき通りは今後どうなるのだろう。消防法が案外のブロック要因になって、今までのような形での復活は無理かも知れない、と思いました。でも今まで通りでないと「もんぜき通り」ではないような。

 しかし築地場外のパワーを感じたのは、休業しているのはもんぜき通りのその一角だけ。直ぐ後ろの通りは、いつも通りの観光客、そして店舗の営業が続いている。そこは見事に日常通りです。すばらしい。

本願寺サイドから見たもんぜき通り  現場検証を続けていたので、これから「火元」などは判明するでしょう。保険の関係はどうなっているのか。もんぜき通りの素早い復興・復活を期待します。


2017年08月03日(木曜日)

 (05:01)あの緊張感は一体なんなんでしょうね。本来ならこの季節は木々の緑が深く、人々は穏やかに過ごし、訪れた人を和ませてくれる筈の土地。その綺麗な土地を「こんな嫌な緊張感が漂う場所にしてはいけなかった」と改めて思いました。

常磐にはバイク走行禁止区域がある  先週末から東北に旅行に行っていたので、その帰りに原発事故エリアを少しながら見ようと思って、東京に戻る途中で福島から左に折れて115号線に。9.11の後は気仙沼など津波エリアには4〜5回仕事もあったし、プライベートでも行ったのですが、福島の太平洋岸はなかった。

 常磐が全線開通は知っていたので、予定になかったのですが「今はどうなっているのか」という気持ちもあり。常磐にはスタンドが長い距離ないと思い出して、事前に燃料補給して。走りながらずっと、「何なんだ、この緊張感は」と思っていました。

 とにかく115号線は工事が今も大規模に続いている。復興道路の建設が進められていて、大きなトラックが頻繁に行き交う。まだ道路は建設していませんでしたが、出来上がったら太い輸送路になるのでしょうが、それまでに福島県の太平洋岸には施設的に何が出来るのか、と思っていました。

 常磐に入って直ぐに高速道路のサービスステーションに寄ったら、写真の看板。バイク走行禁止のエリアがあると初めて知りました。「危険、もしくは場合によっては危険になるので」という意味合いでしょう。確か南相馬のそれでした。馬追の大きな写真が入り口に。

 出て少し南下すると、放射線の表示板が。これは日本の他の高速道路にはない。それが記憶しているだけで全線で10弱くらい。今も放射能という人間に緊張を強いるものの存在感が大きいんだと思いました。

高速道路には不似合いの不気味な掲示板です  南相馬、双葉、浪江など事故の際に数多く聞いた名前が次々に出てくる。北から南まで本当に広いエリアです。一つの事故がこれだけのエリアを汚染した、その脅威がまだ残っていることに改めて驚愕。

 常磐は同エリアは基本片道一車線で、時々追い越しを可能にする片道2車線がある。要するに簡易高速道路。走りながらずっと、「もう5年以上になるのに。事故は繰り返してはならない」と思いました。

 ずっと激しい雨。高速を降りてみようと思いましたが、あまりに雨が強いので、それはまたこの次としました。「双葉町の一部エリアに帰還できるのは22年」とか、とにかく人間の寿命から見ても長い、長い時間がかかる復旧。「Never Again」と強く思いました
 


2017年08月01日(火曜日)

 (05:01)あらら、本当に分裂したの。ビットコインとビットコイン・キャッシュに。ごく少額しか持っていないので良いが、これでイメージは悪化するかも。

 しかし「今後どうなるか不明」というのが面白い。仮想通貨そのものは有用な物になると思っているので。ビットコイン以外にもネット通貨は多くあるが、ビッグカメラなどの取扱はどうなるのか。今日発表があるのでは。それが興味深い。

 私が参加している取引所からは、「8 月 1 日に起こる可能性のある(Bitcoin Cash による)ビットコインのブロックチェ ーン分岐に向けた対応(7 月 27 日更新、7 月 28 日追記、7 月 31 日追記・更新) 」などの通知が来ていて、さらに「 Bitcoin Cash がタダでもらえる!」などのキャンペーンも。

 ところで今朝の5時がダルビッシュらのトレード期限で、ドジャースか、ヤンキースかなどと注目していたのですが、結局報道はなし。驚いたことに青木がブルージェイズに。

 アストロズにいればワールドシリーズ制覇の期待もあると思っていたのですが、その可能性は青木にはなくなった。ブルージェイズは地区最下位。ちょっと地区制覇とかワイルドカードの可能性はない。

 ダルビッシュは移った方が良かったと思ったがな。負け数の方が多いが、ダルビッシュはそうは言ってもレンジャースでは勝ち頭。安易には出せなかったのかも知れない。

 またまたホワイトハウスで面白い動き。就任10日でスカラムッチ氏を「White House communications director」から外した。このままホワイトハウスから退出するのか、他の役職に就くのかは不明。

 しかし一つの組織に「奔放にしゃべる人物は二人は要らない」ということでしょう。深刻さを通り越して、やや滑稽。全く気にせずに、ニューヨークのダウが史上最高値を付けているのも面白い。



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