2017年10月30日(月曜日)

 (06:55)もうちょっと色々な動きに発展するかと思ったが、「急速に尻すぼみ」かな。クルドとカタルーニャです。ちょっと残念な気持ちもある。

 今朝の日経によると、独立のための住民投票を強行したイラク北部クルド自治政府のバルザニ議長は29日、議会に対して11月1日に退任する意向を表明したそうな。「住民投票後の混乱」が理由だそうだ。

 一方カタルーニャの情勢も世論調査の結果などから、「独立派の不利」が明確になりつつある。この週末にはカタルーニャのスペインからの分離・独立に反対する大規模なデモ(100万人が参加したとされる)が行われた。

 これは以前から報道されていたが、企業が次々に本部をバルセロナなど域内都市から出ている現実もあって、カタルーニャ州内でも「独立はやり過ぎ」「スペインとの共生が望ましい」との穏健な意見が増えているようだ。

 もともと「独立派」は、反対派が議場を退場したときに住民投票実施を決めたり、その投票も反対派がボイコットする中で実施された。そもそもの「投票の正統性」が問われる中での独立に向けた動きだった。

 遠い二つの地域に存在するクルドとカタルーニャの分離・独立の動きだが、そもに盛り上がり、そしてともに尻すぼみの様相を呈しているのには、二つの共通の背景があると思う。  

  1. ともに分離・独立した場合の経済的デメリットが大きく、内部にもそれに賛成しない勢力が存在すること。よって感情に突き動かされた分離・独立の動きが、その具体化接近とともに逆に勢いを失う兆しが見える

  2. 分離・独立を促す外部の力・勢力が弱いこと。クルドの独立にはIS掃討でクルド族の軍事力に頼ったアメリカも、「時期尚早」と牽制に回っている。カタルーニャに関してはEUを含めて、独立のカタルーニャを外部から支える国・国際機関がない
 クルドにしてみれば「また国際社会から裏切られた」との思いを強くするものだ。しかし内部もガタガタだったことが明らかになりつつある。故のバルザニ議長の退任表明だ。何よりも「我々の地」と宣言したキルクークを簡単にイラク政府軍に制圧されたことが痛かった。石油がなければクルドの繁栄もない。

 カタルーニャについても、彼等以外にカタルーニャの分離・独立を支持した国、国際機関(EUを含めて)はなかったとも言える。多分これはスコットランドの分離・独立の問題とも絡む。

 一週間前に調べたらカタルーニャは確か700万ちょっとの国。有権者は500万ちょっとらしい。新しい国が出来ると言うことは、その煩雑さを含めて国際機関にとっては「ややこしい問題」を数多く生む。

 善し悪しの問題は別にして、国境線を引き直す、書き換える、新しい国を作るというのはやはり相当なエネルギーと計算が要ると言うことが分かる。気持ちや感情だけではなかなか前に進まない。


2017年10月28日(土曜日)

 (23:55)今までNHKBSのMLB放送を見ていたのですが、要するに知りたいのは「なぜダルビッシュがいつもは決まるスライダーを今日は投げられなくなったのか」でした。あのNHK得意の回転数とか示してくれれば良かったんですが。

 そういう解説はなかったな。スライダーがかなり上振れしていた。つまりいつもは打者から遠ざかっているのに、打者目線に高目から入ってきていた。なぜ ? という点が最後まで不明だった。

 映像でも分かるのですが、今日も2回と3分の2投げた前田のスライダーは右打者の外角低めに決まっていて、「あれは打てないだろう」というところに決まっていた。ダルはなぜその投球が出来なかったのか。うーん「調子」と言うことなんだろうけど、不思議。

 でもね、心配な事はあったんですよ。前日の記者会見で「(8月に災害のあった)ヒューストンの事は心配していたし、ドネーションもした」と言った後、むろん冗談なんですが「なので、私が投げる明日の試合では飛ばないボールで....」と結構真顔で言っていた。

 なんだか顔が緊張していて、今までのポストの2試合(ともに勝利投手)の時とは違った。前の2試合では試合前の記者会見では明るい顔で「楽しみたい」と言っていたのに。あの時は言わなかった(テレビ局がカットしただけかも)。「あれ」と思ったのです。

 スライダーが決まらなかった、相手の監督に言わせると「荒れていた」のは精神的な問題 ? それが分からないのです。試合は最初の数回しかテレビでは見なかったので、それもあって夜のNHKの番組を見たのですが、その辺を解説して欲しかったな。せっかく投手(石井一)が解説者でいたので。

 それにしても今日は面白かったというかビックリ。新橋の近くを歩いていたのです。そしたら私の顔を見て「ニヤ」と笑ったご同輩くらいの男性が突然「勝ってます?」と。ダルちゃんの事でしかないでしょう。

 「なにの ?」と聞くこともなく、「さっきまで3−5で負けていました。4点取られましたから」とMLBテレビ(MLBの試合は4Gがあればどこでも)を見せながら。でも後で考えたら「結構すごい会話だったな」と。ま、MLBは3回登板して3連勝できるような甘い世界ではない。カイクルもバーランダーも苦杯をなめている。

 でも言えることがある。それは災害に遭った国、それに地域を代表するチームは強い、と。楽天もオリックスも。そして女子ワールド・カップの時の日本女子も。「戦う理由」「勝つ価値」が出来るんでしょうね。今年のヒューストは、だからもしかしたら強い。標語の通り「H IS STRONG」かも。

 がしかし、次の登板機会があったら是非ダルには勝って欲しい。あれ。ということはワールド・シリーズに先発したのは「ダルで二人目」とMLBが書いていたから、日本人投手で先発してワールド・シリーズの試合で勝ったことがあるのは松坂だけ ? 2007年の第三戦。あの時のボストンは強かった。確かレスターがいた。

 だってその前の日本人投手は伊良部もそうですが、それほど活躍していない。リングを貰った人は多いが。じゃ第七戦にまでもつれて、その際にダルに投げて、そして勝って貰いましょうか。

 日本人選手で初めてワールド・シリーズに出たのは岡島。同じ2007年。それにしても、グリエルはくだらないことしてないでDeNAにエールでも送れよ......。


2017年10月27日(金曜日)

 (00:55)野球では、本当に何が起きるのか分からんな...。前田も好投してドジャースが3-1になった段階で、「もうええやろ....」と思って仕事もあって外に出たのです。午後2時過ぎになって見たら「6-7」でドジャースは負けていた。

 「どうして」と思って夜11時からのNHKのBSを見て「なるほど」と。思ったのは少しロバ^ーツ監督の投手交代が早かったのでは、という印象。前田は六回からで良かったと思う。「ヒルを引っ張った方が.....」という点。

 結局ベンチに投手がいなくなって、最後にあの最後のピッチャーを出さざるを得ない状況は、「ブルペン陣のこれまでの出来から言って予想外」とは言え、ちょっと動きすぎた印象。

 いよいよ明後日の第三戦はダルビッシュの登板。シリーズ的にはこれで1勝1敗で面白くなって、ダルが投げる第三戦の結果次第でシリーズの流れが大きく変わってくる。ダルビッシュがどのようなピッチングをするのか。

 私は依然として「ドジャース有利」の見方だ。アストロズは先発の核であるカイクルとバーランダーがともに勝てなかった。しかしドジャースはカーショーがきっちり勝っている。ヒルも心配された割には良く投げた。

 ところで先ほど「ジラルディ監督、辞任か」というニュースがMLBのサイトに。同サイトは「まだヤンキース球団は確認も否定もしていない」と言っているが、GMのキャッシュマンが声明を出したらしい。だから正式 ? MLBのサイトは次のように伝えている。

 "I want to thank Joe for his 10 years of hard work and service to this organization," general manager Brian Cashman said. "Everything this organization does is done with careful and thorough consideration, and we've decided to pursue alternatives for the managerial position.

 "As [managing general partner] Hal Steinbrenner and I mentioned to Joe directly this week, he has been a tremendous Yankee on the field and away from it, as a player, coach and manager. He has a tireless work ethic, and put his heart into every game he managed over the last decade. He should take great pride in our accomplishments during his tenure, and I wish Joe and his family nothing but success and happiness in the future."

 対してジラルディは次の声明を出したそうだ。"With a heavy heart, I come to you because the Yankees have decided not to bring me back," Girardi said. "I'd like to thank the Steinbrenner family for believing in me and giving me this wonderful opportunity. I would like to thank Brian Cashman and his staff for hiring me and always trying to improve the team.

 "Finally, I'd like to thank the fans for their great support as a player, coach and manager and the lasting memories of their passion and excitement during the playoff games, especially the final six games, which will remain in my heart forever."

 最後の6試合ね。でも私の彼に関する鮮明な記憶は、2009年のワールド・シリーズMVPを取った松井の横に居たジラルディかな。あれ以降は、彼に関する良い記憶はない。でもご苦労様。私の関心は、「次は誰か ?」 です。もうちょっとどっしりした人がいい。勝手なお願いで恐縮だが。


2017年10月26日(木曜日)

 (23:55)日本のまともな野党勢力の中で、やっと形を保っているのは立憲民主党だけですか。あとは溶解状態、というよりぐじゃぐじゃ。昨日の希望の党の議員懇談会もそうだし、27日に民進党が行う両院議員総会(?)も混乱・溶解の様相を深めるんでしょう。

 政権を取っている与党に対してピリッと辛い、政権交代を任せうる野党の存在。「緊張感のある政治」が理想の私にとって、「これじゃあかんだろう」という状況が広がっている。しかもどう収まりがつくのかとんと予想も出来ない。

 小池さんが言うことは益々「意味不明」になっている。「都政に邁進」といいながら、「希望の党の代表は続ける」と。アナウンサーだったから「言葉の矛盾」は良く分かっている筈だが、それが出来ないのは「リセット→自分が設立」の経緯があるからでしょう。

 誰も言わないが、あの「リセットしまして.....」も「排除いたします.....」と同じくらいきつい言葉です。された二人の一人は選挙で落ちちゃった。そして引退へ。自分の選挙区を譲ったにしても、自分がリセットした人を候補に据えたのですから、地元の人も「?」だったに違いない。

 もう一人の騒動元凶人物=前原さんの言うことも全くの意味不明となっている。今日の午前中に読んだ朝日のネットには『前原・民進代表、辞任表明へ「結局うまくいかなかった」』と見出しにあって、ちょっと唖然。

 記事は「民進党の前原誠司代表は27日の両院議員総会で、党全体が希望の党へ合流するとの方針を撤回し、代表辞任を表明する意向を固めた。参院民進や地方組織は党として存続する。民進は来週にも新代表を選出し、来月1日に召集予定の特別国会までに、執行部を発足させる方向で調整している」と。全くビックリ。衆議院議員はいないんだけど....。

 さらに、「参加者の意見を聞いたうえで、提案時とは状況が変わったとして民進の存続を提案」と。加えて民進党に残っている政党資金は、そのまま民進党に残す....とも。これだと彼の最初の言葉を信じて希望に行った人達は紐帯も切られ、金蔓も切られ.....。もう彼は日本の政界には残れないような気もする。京都の選挙区では人気があるらしいが。

 日本維新の会もがたがた。松井さんにも辞任の話が出ていて、「誰もやらないのなら俺が.......」という人もいるらしい。何事もカオスから生まれる......という考え方に立てば「今がカオスそのもの」とも言え、前向きにも考え得る。が、この混乱は暫く続きそうなのが心配。いや野党勢力を心配しているのではなく、日本の政治そのものに緊張感が生まれないのに関して。

 結局は国民が監視役にならないといけない、ということか。


2017年10月26日(木曜日)

 (11:55)ちょっと心配だな。中国が中国らしくない国になるかもしれないと。体制的には中国がちょっと北朝鮮の独裁国家に接近したような。

 中国は当然民主的な国ではない。選挙もない。習近平がなぜ国のトップに座っているのか、誰も合理的な説明が出来ない。中国人に聞いても誰も答えられない。世界でも異質な国だ。

 しかしそれはそれとして、ある意味中国は「民主的に運営されている面もある国だ」とも思っていた。国内で地域閥、経路閥などいろいろな閥があって、それが相互に影響力を競う中で「相互監視」の中で政治を「内向きに執行」してきた。それはある意味民主的だった。

 この「内向き」というのが重要で、それは中国は国が大きく(50近い民族がある)、国民の数(13億とされる)が多いので、とにかく「国内で反乱が起きないようにうまく統治する」が最大の課題だった。だから中国は戦後ずっと「内向き」だった。それは世界にとって良かった。当然日本にも。

 しかし習近平指導部は、明らかに今までの中国のやり方を離れようとしている。指導者が二期目(次の5年)に入るときには「次の指導者候補」を入れて学ばせる、という伝統を破った。

 国内でも海外でも「次の中国の指導者」と見なされた50才代の二人(陳敏爾重慶市党委書記、胡春華広東省委書記)はトップ7に入らなかった。5年たったら二人は60に接近するか、超える。

 68が定年だとすると、実は「もうこの二人は次の中国のトップにはならないのでは」と見れる。今回決まった7人は全員が60代だ。習主席(64)、李克強首相(62)ほか、昇格した汪洋副首相(62)、韓正・上海市党委員会書記(63)、趙楽際・中央組織部長(60)、栗戦書・中央弁公庁主任(67)、王滬寧・中央政策研究室主任(62)の5人。

 「二期目も次の指導者を明らかにしない」というのは、権力を維持したい習近平氏にとってみれば、戦略的には正しい。しかしそれは中国の伝統を破る。内に敵をなくし、中国の関心を不要に「外」に向ける。

 私は王岐山・中央規律検査委員会(中規委)書記(69)が習近平の要望にも関わらず辞めたのは、「周囲からの反感」というよりは、自ら辞めたし、それは「習近平に対する警告」の面があると思っている。「定年くらい守れ」という。

 習近平にとってはは王岐山が定年破りで残ってくれれば、慣例破りが出来て良いと思っていたのではないか。しかしそれが出来なかったので、「50代は入れない」ということになった気がする。

 彼は「中国の不文律」をおそらく破ろうとしているのだろう。ということは今後中国は我々が知っていた中国とは違う国になるということだ。それが心配だ。


2017年10月25日(水曜日)

 (05:55)うーん、決めた。今年のプロ野球の最後の応援チームを。日本ではDeNAに、アメリカではドジャースにした。なので毎回「DeNA」と打つのが面倒だったが、それを「でぃ」でATOKに辞書登録した。

 一種のファン心理なので、特に理由などないのですが、敢えて言うとDeNAには「偉業達成の期待」がある。ドジャースにはダルビッシュと前田の二人に優勝リングを持って欲しいから。アストロズの初優勝も見たいが、ドジャースだって私は最近の優勝を見ていない。

 薄々気がついてはいたが、DeNAは「12球団一薄給の球団」らしい。このライブドア・ニュースによると、球団別の平均年俸で見るとDeNAは2600万円で6年連続の最下位 。選手が華やかに稼げるのは長い選手でも15年と考えれば、これは少ない。

 対して12球団トップは2年連続でソフトバンクで7013万円だそうな。実に3倍近くもらっている。孫さんの会社が裕福だから出来る芸当。そりゃDeNAを私は応援しますよ。心情的にも、スポーツの面白さの点でも。

 かつラミレス監督の選手起用、操縦の面白さがある。昨日もほぼ全部見ていたが、「選手の普段出ない力」を引き出しているように思う。彼は西麻布に出した「ラミちゃんカフェ」の経営には早々に失敗したが、どうやら選手操縦にはなかなかうまい。選手も彼を信頼しているように見える。

 ソフトバンクは最近も優勝した。もういいでしょう。私にとって、面白みも何も無い。デジャブ。DeNAを見ていると、「こんな選手もいたんだ...」と面白い。昨日など梶谷が5打席目かな、それまでずっと凡退していて「もうそろそろ打つだろう」と思っていたら、本当に打った。HRを。

 言ってみれば、DeNAは面白い。なので今までセリーグではなかった「最大下克上による日本シリーズ制覇」を成し遂げて欲しい。確かパリーグではロッテが2010年に達成して、その時に既にロッテに「プロ野球史上最大の下剋上」を合言葉にされているので、「セリーグ初の最大下剋上優勝」か何かを合言葉にして戦って欲しい。

 ダルと前田にも私はワールド・シリーズ優勝リングを持って欲しい。それがドジャースを応援する理由です。特に前田は慣れないリリーフで素晴らしい成績を残している。今ポスト・シーズンの防御率は何と0.00。あり得ない数字です。このままで行って欲しい。

 カーショーはリーグ優勝を決めたシャンパンファイトの前の一言で、彼とダルの名前を挙げた。「二人が良くやってくれた」と。それは「前田は先発で投げられなくて残念に思っているだろう。だから特に前田に感謝しよう。だったら同じ日本人のダルビッシュの名前を入れよう」という思いだったと思う。

 ダルはレンジャースから移籍してのワールドシリーズ参戦。アストロズにはタイガースから来たバーランダーが同じような存在。出来たらバーランダーと投げ合って勝って欲しい。うーんでもバーランダーは2戦目かな。ダルは3戦目。

 とにかく大リーグに渡った数多い日本人選手でも、ワールドシリーズの優勝リングを持っているのは、以下のメンバーだけ(wikiから)。

 1998年、ニューヨーク・ヤンキース所属の伊良部秀輝。(ワールドシリーズは出場機会無し)
 1999年、ニューヨーク・ヤンキース 所属の伊良部秀輝。(2年連続で2個目の獲得。ワールドシリーズは出場機会無し)
 2005年、シカゴ・ホワイトソックス 所属の井口資仁、高津臣吾。
 2006年、セントルイス・カージナルス 所属の田口壮。
 2007年、ボストン・レッドソックス 所属の松坂大輔、岡島秀樹。(松坂はWBC(後述)と両方のチャンピオンリングも持つ)
 2008年、フィラデルフィア・フィリーズ 所属の田口壮、井口資仁。(両選手とも2個目のチャンピオンリングを獲得)
 2009年、ニューヨーク・ヤンキース 所属の松井秀喜。(日本人初のワールドシリーズMVPも同時に獲得)
 2013年、ボストン・レッドソックス 所属の上原浩治、田澤純一。
 2016年、シカゴ・カブス 所属の川崎宗則。(ワールドシリーズは出場選手登録外のためベンチから応援)

 保持者の中で本当の意味でシリーズで活躍した日本人選手は、実は片手では足りないくらいしかいない。私の記憶に鮮明に残っているという意味で。井口、松坂、岡島、松井、上原、田澤などかな。

 記述にもありますが、うちシリーズMVPは松井だけ。あのシリーズは全試合をビデオで残して、時々観ている。何度観ても良い。ダルも第三戦の先発ではMVPは難しい。逆に前田にはほんの少しチャンスがある。全試合に1〜2イニング出ても防御率0.00を続けるとか。そうなれば、リリーフのMVPは初 ?

 うち伊良部選手はなくなってしまった。ダル、前田には活躍してメダルを取って欲しい。(と言うことは、NHKのMLB解説者の中でリングを指にはめてレギュラー解説できるのは、唯一岡島秀樹選手だけか.......)


2017年10月23日(月曜日)

 (09:55)今回の衆議院選挙に対する私の見方、それとマーケットとの関係については、今朝リンク先のような文章を書きましたので、ご興味のある方はお読み下さい。

 私の基本的な考え方は、『今回の選挙を見る視点として重要なのは、「これは日本の政界の大きな変化の、その第一 幕に過ぎない」という点だろう。自公の連立与党に全体として惨敗した野党陣営には、再度 の再編の動きが活発化するだろうし、自民党の支持率は高い水準を保っても安倍首相に対 する国民の不支持率の高さ故に、「(森友・加計問題を含めて)今回の選挙で安倍政権の過 去が精算された」との国民感情は生まれないだろう。』

 『とするとやや遠い話になるが、それは将来の自民党の内部で「安倍疲れ」「安倍降ろし」 の動きが生じ、それに希望の党の一部が参加する可能性もある。つまり筆者は日本の政界に は大きな変化の第 2 幕、第 3 幕が待っていると考える。問題はそれがマーケットに影響を与 えるかどうかだ。』

 という書き出し通りのものです。さっき読んだある新聞の見出しで自民幹部の話として、「首相が一番嫌われていたが…小池さんに感謝」という記事があった。朝日かな。そうだと思う。

 同じ記事には閣僚経験者の話として、「自民には投票するが、安倍さんは嫌いという人が結構いる」と。また首相に近い閣僚でさえも「演説では『安倍政権』と言わず、『安定政権』への支持を求めた」と漏らしているそうだ。

 筆者は選挙運動全部を見ていないが、多分そうだと思う。そしてそれが後々の自民党内での「総裁交代に向けた動き」に繋がると思う。


2017年10月22日(日曜日)

 (14:55)この手の会合は一年前には企画しますから、そりゃ無理だな。この天気になると予想するのは。

 この台風絡みの荒天にも関わらず、品川に仕事に来ています。あまり例のない日曜日のそれ。一日このセミナーをやっているそうですが、私はちょこっと午後の一部のセミナーに対談で。

 今朝もう雨が強くなり始めた箱根から帰ってきて、ちょっと休んで。その間の雨の降り方もひどかったな。杉並区に豪雨注意報 ? なんか杉並には注意報が良く出る。マンションの地下からホテルの地下に濡れないように車で来ました。

 都内は車が少ない。そりゃ雨でそうそう人は出ないでしょう。しかし午前10時でも、正午でも投票率は前回を上回るとか。私も今日の午前中に投票所に行ったのですが、印象を言うと、「いつもより人が多いな」というもの。

 加えて今回は期日前投票が非常に多かったそうだ。昨日を入れないで史上最高とか。加えて当日の投票率の高さ。つまり今回の衆議院選挙は「予想以上に高い投票率になる」ということか。

 ま、これだけ雨が降って「台風接近」とか言われると、「散歩がてらに投票所に.....」という人も多いでしょう。他にあまり行くところはないとも言える。投票所に行っても、このエクスポにはどうか。ホテルには着きましたが、今は出番待ちでカフェを。

 今日来る人は本当に熱心な人だ。その心得で話さないと。ははは。


2017年10月21日(土曜日)

 (05:55)昨日は面白いおっチャンがカメラ担いで(実際にはキャリーして)来たな。太った体で難儀そうに体を動かし、「俺はフロリダ生まれなので、長雨は嫌いだ」とかいいながら。でもいい人だった。

 メールが来たのです。CGTN というテレビ局から。「C」だからチャイナかなと思ったら、「国営テレビ局中国中央電視台の中国グローバルテレビジョンネットワーク(中国環球電視網)の英語による国際ニュース放送チャンネル」と解説が。かつては「CCTV-NEWS」「CCTV-9」「CCTV International」として知られていたそうだ。「CCTV」には「監視カメラ」との意味合いがあると、そのおっちゃん。確認はしてありません。

 何の話かと思ったら、「アマゾン効果の日本経済への影響」と。じゃあと受けて、昨日撮影の約束をした。最低2人来ると思った。担当者とカメラ。中国人二人で。そしたらこのフロリダ生まれのアメリカ人が一人で取材に来た。機材をキャリーしながら。

 大変そうでした。カメラをセットし、周辺を整え、そしてインタビューアーもする。インタビューをしながら絵が撮れているか確認する。せわしない。ワンマン・インビュー。今までで初めてだな。日本のクルーは普通は最低3人、多いときはスポンサーまで付いてきて4〜5人ですから。

 「どこで私の名前を...」と聞いたらウォール・ストリート・ジャーナルから、と。本当かな。まどこかで私の名前を見付けたのでしょう。で聞いてきた。どうせ使うのは2分がせいぜいなので、端的に。

 今の中国の体制は嫌いだが、中国の人々には尊崇の気持ちもある私。体制がらみでなければ、面白い仕事なら受けるというスタンス。そう言えば昨日も「上海に本拠を置く Ximalaya.com の日本拠点というところから、「日本市場向けに音声プラットフォームを運営」するので、「伊藤洋一様の書籍を音声化し当社のアプリ上で展開していただけないか」という話がメールで。

 ま、面白そうなのでちょい来週会って話を聞こうかと。「 Ximalaya.com は中国・グローバル市場において、4億人のユーザーを擁する業界最大手の音声プラットフォーム運営企業です」とのウリ文句も。

 全然知らない。どなたか知っていたら、教えて下さい。「第1弾として日本では、9月14日に音声プラットフォームアプリ「Himalaya」の配信を開始させていただきました」ともあった。

 「書籍の音声化」ね。需要が多いとは思えないな。


2017年10月19日(木曜日)

 (23:55)今ちょっと興味を持って見たら、予想通りポスト・シーズンに出ている日本人投手3人の防御率が凄い。

 田中      1.38
 ダルビッシュ  1.42
 前田      0.00

 前の二人は先発、前田はリリーフという差はあるが、この3人とも凄い成績ですよ。「続くのかな」と思うくらい。しかしこの3人は言ってみれば日本の球界を背負ってきた。「ここ」という勝負には高校時代から慣れていて、気持ちの持って行きようがうまいのかも知れない。アメリカには大きな、全国的な高校野球大会はないので。

 これでまた日本人ピッチャーの評価が高くなるのでは。大谷ね......。どうなるんだろう。二刀流は ? 楽しみやな。それにしても今日はアメリカ中のマスコミ、そしてかつての名選手がタナカ絶賛。本人も「自分を褒めたい」とどこかで聞いた台詞

 ニューヨーク・タイムズなどは「ヤンキースを苦しめてきたカイクルを、ヤンキース打線がいかに打ち崩したか」を記事の中心を置いているが、そうは言っても今日の試合は「タナカの試合」でしょう。

 見ていて本当に痛快だったが、7回は本当に疲れているように見えたし、やっと気持ちを入れて投げれている感じだった。第7戦がなく、リリーフにも出ないで、田中が少し休めることを希望する。


2017年10月19日(木曜日)

 (10:15)日本のスポーツアナウンサーのインタビューには、しばしば「唖然」としますね。「あんた、頭が熱くなっているんじゃないの....」と。

 試合に興奮しちゃいけないんですよ。プロとして。「ここは何を聞くべきか」を冷静に考えて、選手から貴重な言葉を引き出し、見ている人に新たな情報を提供し、その中で感動を呼び、そして「試合中の謎」を解いてくれる情報を聞き出さないと。

 「謎」はいろいろあるじゃないですか。あの時なんであの球を投げたのか。あの時どうして走ったのか。監督の指示はどうだったのか、などなど。今日もNHKBSのインタビューアーは田中に、「昨日も言いましたけど...」と言われていた。今日だったら「7回はどうだったのか....」を聞くべきでしょう。

 昨日の田中の一言を聞いていれば「カイクルとの対戦でしたが.....」と聞く筈がない。昨日田中は「相手投手は関係ない」と言っている。さすがにマー君もむっとしていた。「こいつ俺の昨日のインタビュー聞いていないんじゃ....」と不信感を持ったんでしょうね。

 相撲も野球もしばしば日本のスポーツインタビューアーは「これをここで聞く ?」という質問が多い。要するに素人なんでしょうね。あまり当該スポーツにも詳しくない。しばしば選手にばかにされている。多少まともなのはサッカーかな。むろんそうじゃない人も一杯いますが。

 ところで時間がたてば分かるのですが、今朝の日経。『「ポスト習氏」 見送りか』は非常に理解が行く記事だな。毎日新聞は数日前に「陳敏爾氏は今回政治局常務委員(7人しかいない)に昇格したあと、来年3月の全国人民代表大会(国会)で国家副主席に就任することが内定した」と報じていた。

 でも昨日の3時間半に及ぶ長大な習近平の演説を見るまでもなく、彼は「やる気満々」に見える。後任らしき人を任命してしまうと、周囲がそう見るので、「習さんもあと5年か」という雰囲気になる。またもしかしたらその人を10年待たせるかも知れない。

 噂に上っている人は皆50台なので、10年待ったら60台の後半になったりする。それは指名された人も方が迷惑でしょう。それにしても習近平もなかなか挑戦的だ。正面から見て右の江沢民、左に胡錦濤を置いて、「過去に出来なかった改革(汚職撲滅)をしている」と言って見せた。

 その気の強さが彼を支えているし、しかしその気の強さが彼に災難をもたらすかも知れない。見ていてそんなことを思いました。


2017年10月19日(木曜日)

 (07:15)変な時間にMLBの中継、アリーグのチャンピオンシップ・シリーズをやっていて、それを見ているのですが、マー君調子良いですよ。5回を終わってアストロズをゼロで抑えている。

 相手投手は前回戦ったカイクル。前回は好投しながらも負け投手。今回は2-0で勝っていて、そのお返し ? 今回は田中が2−1で勝ち投手になるのが理想。今日のカイクルはちょっと制球が悪い、というか思う通りになっていないような気がする。

 むろん試合途中で結果は不明ですが、私が素人目で見る限りポスト・シーズンの最初の数試合凄かったアルツーベが調子を落としているのがアストロズの弱体化の原因のように見える。つまり彼を活性化させないこと。後はアストロズは救援投手が弱い。

 ところで一冊小説を読みました。最初は「清純な」印象。それが終わりに接近するに従って「ぐじゃぐじゃ」になる韓国ドラマのような設定ですが、舞台は面白い。フェースブックでのメッセージ交換の形で話が進む。

 とにかく小生の最後が終わりが、衝撃的、というかちょっとあり得ない単語で終わっている。多分読んだ人はこの一言が頭に残る。持つ印象は「乱暴だ」と思う人もいるかも知れないし「一刀両断で面白い」と思う人もいるかも知れない。

 しかし小説の進行と舞台設定はなかなか斬新です。私が知らないだけでSNSを舞台にした小説は既にいっぱい出ていると思うが、その一つの代表となるのでしょう。小説の題名はルビンの壺が割れたです。確かに「割れた感じ」で小説は終わる。さっと読めます。


2017年10月19日(木曜日)

 (05:15)今朝起きてさすがにビックリ。手元の温度を見たら外気温が11度。昨日の夜にテレビが言っていたような気がしたが、それにしても実際に見ると「えっ」と思う。

 では日中はどうか、と見たら「上がって12度」と。降雨確率は東京は100%(ずっと)なので、今日は対策をして出ないとちょっと体調を崩してもおかしくない。気を付けよう。

 北海道の特に北の方は温度がゼロ度に接近しているところもあるそうで日本の気温は全般的に冷え込んでいるが、「相変わらず熱い」のはニューヨークのマーケット。昨夜寝る時にもうすでにかなり上がっていたので「どうした」と思って見たら、ダウは160.60ドルも大きく上げて、引けは21363.05となっている。

 S&P500も1.90上がって2561.26での引け。Nasdaqは0.56挙げて6624.22での引け。ダウの上げ率(0.70%)が他の指数の上げ率(S&Pは0.07% Nasdaqは0.01%)より大きいのは、指数を構成している銘柄の中に大きく上げた著名企業があったため。

 それはIBM。最近はIBMが決算を発表する度に同社株が下がる事が多かった(過去18度の同社四半期決算発表で、同社株が上げたのはたった3回だったそうな)が、昨日のニューヨークの場合は決算発表と同時にIBM株が急騰して、それがダウ指数の上げ幅を大きくした。

 同社が発表した四半期決算は一株当たり3.30ドルというもの。これはロイターなどの予想の3.28を上回った。クラウド、AIなどへの注力がようやく同社の業績にプラスになってきたとの見方。

 IBM株は18日のニューヨーク市場で実に9%も急騰した。これは2009年以来の大幅な上げだったようで、同社株はまだ「今年これまで」で見ると4%ほど下がっているそうだが、このIBM株の大幅上昇がダウ30種平均を大きく押し上げた。構成銘柄30しかないのだから、一社の9%にも及ぶ上げは指数全体のプラスに大きく働く。

 これで昨日ザラ場で一時23000を付けたニューヨークダウは、引けでも23000ドル台の史上最高値更新となった。22000を越えてからのここに到達する時間の短かったこと。iPhoneのチャートで見ると9月11日と読み取れるから一ヶ月ちょっとしかたっていない。当然「年末までには24000も」という声が出ている。IBM以外で上がった銘柄を見ると、「金利上昇が追い風」になると見られる金融株などが上がっている。例えばゴールドマン。

 日本の株も9月の末までは20000円に乗ったり落ちたりが長く続いたが、その後はずんずんと上がって昨日は21363.05円の引け。同じ20000台でもダウに数字で抜かれたのは企業業績の差でしょうが、ニューヨークダウが上がれば上がるほど、日本の株は相対的に割安とはなる。

 ま、ニューヨークの株がどこまで上げ続けるのか、という問題はありますが。


2017年10月17日(火曜日)

 (07:15)連日の雨って、こんなにうっとうしいものなんですね。久しぶりの長雨。梅雨時にもなかったような。

 おまけに寒い。家の中でユニクロの薄手のダウン着ているって、どういうこと! 今手元を見たら13度。外はもっと寒いんでしょうね。でも運動したいし。午後は雨は上がって一部では晴れるらしい。それにしても地球はうまくはいかない。

 かなり前からのカリフォルニア州での山火事(多大な被害が出ている)に加えて、最近はスペインやポルトガルで大きな山火事が起きていて、既に死者が40人も出ているという。日本のこの長雨をカリフォルニアとかスペイン、ポルトガルに送ってあげたい。

 ところで、どのくらい本気に実施するのかは知らないが、プーチン大統領が「国連による対北朝鮮制裁」について、「ロシアが実施するための大統領令」に署名したそうな。今まで対北朝鮮制裁の抜け穴はもしかしたらロシアになるかもしれないと思われていただけに、「少なくともロシアも表面的には対北朝鮮制裁の隊列に加わった」との印象。国連で賛成していましたから、当然と言えば当然ですが。

 最近北朝鮮の外交官を国外追放したり、域内で独自に北朝鮮の労働者が働けなくする措置を取る国が増えている。金正恩に「我が国は孤立しつつある」と認識させるには良い事だと思う。

 今日プーチン大統領が北朝鮮制裁の大統領例に署名したのは意味のあることで、なぜなら今ロシアで南と北の朝鮮半島の2カ国代表がともに出席する会合が開かれている。ロシアはそれを「最近では最初の南北対話の場」にしようと思ったが、北朝鮮が「準備が出来ていない」と断った。

 それと相前後してのプーチン大統領の署名。EUも俄然北朝鮮問題に興味を持って、域内で働く北朝鮮労働者の追放に向けた措置を取り始めた。「あまり追い詰めても....」(ロシア上院議長)ということもあるが、では逆に自由で良いのかというとそうではない。

 一部の報道によると、つい最近まで北朝鮮と国交を持つ国は135カ国もあったそうな。しかしそのいくつかが国交を断絶するかどうかは別にして、国連決議に従って制裁措置を取り始めたとしたら、「何の役にたつのだ....」といわれた国連決議も、それが度重なるなかで実際に措置を取る国が増えている。だとしたら、「案外役立つ」ということになる。


2017年10月17日(火曜日)

 (06:15)他のメディアのサイトを見ても何もそれらしい情報は書いてないので、毎日新聞の「抜き」なんですかね。中国の最高指導者である習近平の後任に、陳敏爾(ちん・びんじ)・重慶市党委書記が決まったそうな。

 習近平国家主席は現在64歳。通常ならあと5年やれば引退となる。しかし「さらに5年やるのでは」との噂がある中での後任決定(?)。これは通常考えれば「5年後は彼に代わる」とも読める。

 陳敏爾・重慶市党委書記は現在57歳だそうで、「習近平氏の最側近」として知られているそうな。そりゃ習近平さんは心配でしょう。汚職撲滅の名の下に、名だたるライバル達を追い落としている。

 自分の後任は自分の意見に配慮する人間でなければならない。さもないととんでもないしっぺ返しを食らう。私の中国に関する知識では、陳敏爾氏がどのような資質の持ち主なのか知らない。最近いろいろ問題があった重慶市のトップについていたことぐらいだ。

 毎日新聞によると陳敏爾氏は今回政治局常務委員(7人しかいない)に昇格したあと、来年3月の全国人民代表大会(国会)で国家副主席に就任することが内定したという。

 毎日新聞は記事のソースを「中国筋」としか明らかにしていない。どのくらいの信頼性があって、それが世界的な「抜き」なのか、また事態がその通り動くのかどうか。いずれにせよ、今後の中国を考える上で、ひとつ大きな人物になりそうな気がする。

 お顔の感じだとやや小柄の印象がするが、とにかく情報がない。あとで調べよう。


2017年10月14日(土曜日)

 (09:15)説明を一瞬聞いて、「そりゃそうだよな。“顔認証” “顔認証”とこれだけ騒いだら、顔認証を拒絶は出来ないのか、認証されるのは嫌だ.....と考える人、ニーズは出てくるな」と思いました。

 「顔認証」は今年の11月に発表・発売されるiPhoneのX(テン)で採用されることになって俄然注目されているが、実は既にいろいろなところで使われていると考えられている。我々が道路を歩いていてもそうだし、モール、デパートなどに入るときも実は「どのくらいのお客さんか」と使われている可能性がある。

2000万ですって  「そんなの嫌だ」と思う人は当然いるわけです。顔認証されない顔をどう、何で作るのかは一つのテーマになり得る。で写真のような眼鏡が考案され、改良(右から左)が重ねられている、と。この写真の特殊用途眼鏡は鯖江の会社さんの作品。初期が右、左に行くに従って「実際に使える」タイプになっていく。

 お話を聞くと、人間の顔は一番は目周りで認識されるらしい。システムには。なので、目周りを機械で認識できないようにすると(写真の中のテレビ画面のように)、実質的に顔認証が出来ないということになる。ただのサングラスじゃダメみたいですね。

 でも一番右では露骨でしょう。徐々に普通のサングラスに近い形になっている。「まずこういう製品があるということを知ってもらうことが必要です」と説明員の方。そりゃそうだ。記憶にとどめておきたいテクノロジーだ。

結構広い、この左側に分別されたトイレが  実は昨日のお台場には、私にとって面白いテクノロジーが満載でした。朝の放送が終わった後、ochiちゃん(自分がコンピューターのリスク管理しているから、他の方法も知りたいと)に誘われて行ったのです。おもろかった。今書いた鯖江の眼鏡も面白かったが、危機管理産業展2017テロ対策特殊装備展'17なんて身を乗り出すほど面白かった。

 なんたってこの展覧会には公安調査庁とか内閣情報調査室とかとか、通常の展覧会ではブースを出していないところも小ぶりでしたが、出展、資料提供していた。私も少しもらってきたので、あとで読んでみようと思う。

 面白かったのはネットランチャーかな。犯人にネットを撃ちかける装置。そのネットの糸が細いのだが、とっても強いのだそうだ。あと防災シェルターも実物があって面白かった。

 中にはトイレもあり、8人分の椅子もあって、床下には食料とか水とか。けっけう大きかった。写真の通り津波で流されてもだるまさんのように水にきちんと正しい姿勢で浮くらしい。「おいくら」と聞いたら、2000万円程度で。お金もそうですが、一番の問題は置く場所かな。

 あとは電波傍受システムなどなど、興味深いものが一杯。ネットランチャーは学校とか警察に結構売れているようで、「確かに家に一つ、車の中に一つ入れておいても......」と思いましたが、まあ使わないでしょうね。

 接近してきたドローンを機種、敵性などを判断して、それを無力化し、こちらサイドのコントロール下に置くシステムも面白かったな。最近空港などにドローンが侵入したりして問題になっているじゃないですか。それを正に無力化し、こちらのコントロール下に置けば、脅威、危険はかなり削減できる。


ネットランチャー


いろいろな資料を頂きました


2017年10月13日(金曜日)

 (10:15)なんか寂しい。あまりにも親しみのある企業の名前が次々に登場して。

 日産、神戸製鋼、そして商工中金。業種にして見れば「自動車、鉄鋼、金融」ですからね。むろんそれぞれの業界には、これら3社以外の企業も多く、多くは問題なくうまく経営されている。

 しかし3社はそれぞれトップではないが、各業界において存在感のある会社です。それらの企業で不祥事が起きている。私は「寂しい」が実感だな。会社ぐるみもあるし。日本の企業に「そんなはずがない」とも思っていた。

 何でしょうね。ノルマ ? 納期の達成 ? それぞれのケースでそれぞれの理由があると思う。コスト削減 ? しかし問題が起きた瞬間に、各企業は存在そのものを問われる。

 企業内論理もあるだろうし、時にそれも必要だが、社会的に見て「どうなのか」はいつもチェックする必要がある気がする。最近の不祥事続発にそう思う。


2017年10月12日(木曜日)

 (23:15)ああ、やっと分かった。今日の日中ずっと不思議だったのは、出足とても好調だったサバシアがなぜ4回と1/3で降板して、勝ち投手の権利がロバートソンに付いているかだった。予定が立て込んでいてずっと見れていなかったので。

 5回に4連打されて2点とられたんですね。サバシアが。でロバートソンが2回しか投げていないのに勝ち投手。前田に勝ちが付いたのと同じ状況。ちょっと予想外のヤンキースの粘り、地区シリーズ突破。ナイス。

 マー君がシャンパンファイトで「初めて貢献できた」と言っているが、その通りだと思う。今シーズンは彼にとっても「うまくいかないな」という試合、登板が多かったでしょうから。

 一つ言えるのはヤンキースをエナジャイズしたのは、第三戦の田中の好投です。行き詰まるような試合での、覚悟溢れる。彼としては満足でしょう。そして達成感が高いと思う。インディアンズはミスが多かった。フランコーナ監督も言っていた。

 次はリーグ優勝をかけてヒューストンとですか。ヤンキースは。強いですよ、アストロズは。田中はいつ登板するのか。第二戦か。ニューヨーク対ヒューストンの試合は13日から始まるらしい。MLBのポストシーズンは予定が詰まっている。

 昨日の夜10時過ぎからマスコミ各社が直近世論調査結果を出はじめている。昨日は確か朝日、読売、そして日経かな。今日は確か共同。結果がとっても似ているので「本当か?」と思ってしまうが、ほぼ予想通りでしょうか。

 しかし逆に予想が傾いているが故に、結果が動くこともある。色々なことが起きているので、まだまだ見守るという状況でしょうか。しかし時間の経過が明らかにする事がある。これから10日ほどの時間の経過がどの政党に有利に働くのか。


2017年10月11日(水曜日)

 (06:15)相変わらず時間が出来たらグーグル・ホームをいろいろ試しているのですが、その中で思うのは「ライブラリーとは何か ?」という思いです。

 ここで言う「ライブラリー」は、具体的には自分の音楽ライブラリーです。しょうがないので Google の Play music に三ヶ月無料のトライアルベースで入って、それをグーグルサイドが認識してくれたので、昨日から歌手やグループの名前を言うと「Play music から....」と反応するようになり、その膨大なライブラリーから音楽を送ってくれるようになった。

 自分の音楽ライブラリーだとランダムを選ばない限り「この曲の次はこの曲」と分かっているじゃないですか。だって自分が持っているCDやitunesライブラリーの曲順は覚えていますから。

 しかしPlay music から音楽をやらせると、ある意味「順不動」です。何から演奏し始めるか分からない。思わぬ曲から入ってくるし、同じ歌手・グループを挙げても、演奏順番は毎回違う。

 物理的なCDや、もっと昔のLPに関してもそうですし、itunes などに関しても「自分のライブラリー」には限界がある。しかしPlay music は登録されている歌手・グループに関しては無限大に思える。個人のライブラーに比してです。

 それはそれで楽しみがある。なぜなら「聞き慣れた曲を繰り返し聞く」(自分の音楽ライブラーの演奏)に対して、Play music では「こんな曲もあったんだ」「こんなカバーもしているんだ」とビックリすることも多い。それはそれで楽しみです。曲順が新鮮なのとあわせて。

 自分の音楽ライブラリーを振り返ってみると、スタートはLPです。何百枚とあったが、今残っているのは僅か。なぜなら引っ越しの時に重いので持ち運べない。次にCD。面積は取らないが、角が尖っていて、それはそれで扱いにくい。どちらも今住んでいる家にはあまり置いていない。実家に戻したり、徐々に散逸した。

 ここ数年ずっと使っていたライブラリーはitunes のそれですが、これもコンピューターを代える度に引っ越しを繰り返して、なんだかライブラリーそのものが曖昧になってきた。そして今はPlay musicという膨大なライブラリーを必要なときに使える状態になった。

 それはある意味凄い。「高橋真梨子の曲をやって」というと延々とやっている。順不動で。例えば「J.S.バッハの曲をやって」と言ったら何日間でもやっていると思う。こちらは何もしなくても。これはある意味便利です。今度「リラックス出来る曲を...」と言っても何日でもやっていると思う。

 私の呼びかけに答えなかった歌手はいた。「安室奈美恵」とか「アリアナ・グランデ」と言ったら、「すみません...」だった。私の契約内容によるのかもしれないが、ライブラリーの構築にはいろいろ難しさがあるのでしょう。

 笑えたのは「yesterdayやって」と言ったら短く「昨日」と答えてきた。そりゃそうだが、笑えた。このグーグル・ホームのシステムを実は車の中で欲しい。最新ニュースもチェックできるし、好きな歌手やグループの音楽を聞き続けられる。時としてFM放送も喋りが邪魔です。うざい時がある。

 そうなると「自分のライブラリーとは何か?」と考えるわけです。間違いなく「一つの選択肢」ではある。しかし私の直感を言うと、多分私のライブラリーはあまり時間をおかずにPlay musicのようなパブリックなクラウドになる。多分itunes もあまり使わなくなる。そう思う。

 良いかどうかは分からない。しかし何一つ手を下さずに好きな音楽が十分に聴けるのなら、その方が使う気がする。


2017年10月10日(火曜日)

 (00:15)それからこの週末に私的に「発見したこと」を一つ。それは一台のスマホに複数のスイカを入れることが可能だ、ということです。

 今まで私は一台のスマホには一つのスイカしか入れられない、と思っていた。多分当初(ウォッチ発売の)はそうだった。しかしこれは不便です。アップルウォッチに入れたスイカは便利なのですが、時にはスマホだけもって違う時計(アナログの)をして出かけるときがある。その場合に。

  ところが、多分遅ればせなのですが、私はこの週末に発見した。アップルウォッチに移したスイカとは別に、スマホサイドには別にスイカを設定できるということ。伊勢丹のアップルショップの女性に教えてもらった。

 簡単でした。スマホ(私の場合はiPhone)のスイカアプリの右上の「+」(suica一覧の右)から、新たにスマホ用のスイカを入れられると分かった。簡単な入力だけで。左上にウォッチマークが付いたスイカと、そうではないスイカが二枚入る。

 これをすると、スマホアプリがスマホ上でスワイプするようになり、それぞれの残高が示される。つまりそれぞれに入金し、残高管理することになります。実は今私の「7」には三つのスイカが稼働する状態になっている。アップルウォッチを用途によって二つに分けて使っていますから。

 でもスワイプは一回です。「その時」に使っているウォッチは一つですから。一台は完全にラン・歩用の安い奴です。もちろんそれぞれのスイカアプリに入金しないといけませんが。

 しかしそうしておくと、とっても便利です。入金は面倒ですが、オートチャージにしておけば、地下鉄やスイカ、パスモ対象交通機関を頻繁に使っている人には何の面倒もない。

 もっとも私が気がつくのが遅れただけで、多くの方はもう知っているのかもしれない。しかし知らない方もいるでしょうから、参考までに。


2017年10月08日(日曜日)

 (22:15)びっくりした。本当に......そこまで聞き耳を立てているとは。

 グーグル・ホームです。ちょっとベッドで横になっていて、「そう言えば何かニュースが....でも立ち上がるのは面倒」と思って、「ok google 最新ニュースは ?」と声を掛けたのです。少し大きい声で。しかし距離は15メートルくらいあり、しかも曲がっている。壁があるので。「無理やろな....」と思って。

 しかし言い終えたら「午後9時のNHKニュースをお伝えします....」と最新ニュースを読み上げ始めた。ビックリしました。本当に。ということは、リビングルームに一台グーグル・ホームを置いておけば、ベッドルームから起き上がらずに声を掛けて、ベッドルームの電灯を消すことが出来る....ということです。

 使い始めてから一日とちょっと。うーん、今書いたような驚きもあるし、要は繋がりが進めばもっともっとグーグル・ホームを使える用途が増えると言うことなので、多分「とっても面白い」と思う。アメリカで人気が出ているのが分かる。

 例えばベッドルームに居て、「ねえ、グーグル お風呂を沸かして」と言えば沸かしてくれるようなシステムが出来れば、とっても便利になる。繋がりが重要です。というよりも家に向かう車からコマンドを入れることも可能になるでしょう。将来。

 ずぼらになるのでは.....という懸念はある。しかし大丈夫。私は外に出たくて仕方がないタイプなので。それよりもまだ設定の問題なのですが、「ビートルズのyesterdayかけてよ」と言っても、「すみません、お役に立てそうにありません....勉強中なので」という答え。音源の設定を数日中にします。

 計算はうまいですよ。電卓いらず。辞書代わりにもなる。動物や鳥の鳴き声は得意ですよ。まだゆっくり付き合っていないのですが、とにかく家に帰って「ok google 最新ニュースは」と聞く癖が付いてしまった。スマホ見るのも、テレビつけるのもかったるいじゃないですか。

 一つ言えることがある。それは「このマシンが出来る仕事はずんずんと増える」ということです。IOTなどの進展次第、私の家の仕組みの組立具合次第です。ニュースもNHK、TBS、ラジオ日経などなど、既にいろいろ揃っている。読み上げの順番を変えることも可能。しかし一番最新なのは毎時のNHKかな。

 ちょっと面倒なのは、必ず「”ok” か ”ねー”」を入れて「google」と呼びかけなくてはいけないこと。飽きたので「おーい google」と言ったら反応しなかった。「ok google」と「ねえ、グーグル」が決め文句で、それが言ってみればスイッチなのです。その二つのフレーズで音声認識をする。

 値段もそんなに高くないし、miniも出る。おもしろいんじゃないでしょうか。AIなので、使えば使うほど賢くなってくれるかも。いろいろ忙しくてまだPhillips hue とchromecast ultra の設定をしてない。この二つを設定すればもっともっと用途が増えると思う。


2017年10月07日(土曜日)

 (12:15)これでマー君は崖っぷちでの登板か。監督のせいで負けてますよ、ヤンキースは。数年前から「なんで彼をクビにしないんだろう」と思っている。

 勝ち投手の権利をみすみす失ったサバシアは、私の見るところ少なくとも2回はジラルディに対して怒りを覚えたと思う。一回はワンアウト2,3塁で敬遠を指示されたとき。指示も何も今のMLBでは監督の四本指で強制的に。あの時彼は勝負したかったと思う。

 もう一回は当然6回。確か6点差で勝っていて、インディアンスのランナーが1塁に出たとき。ジラルディは好調に投げていたサバシアを代えた。騒然ですよ。昔からコチョコチョ動く監督ですが、アメリカのテレビのアナウンサー、解説者も「?」と言っていたらしい。

 「ロバートソンを今日の試合では使いたくない」と言っていたのだから、調子を戻したサバシアにもう1〜2イニング投げさせていれば、楽々、チャップマンやベタンセスを出さなくても勝てていたのに、サバシアに代わったグリーンが満塁HRを被弾。ポールに当たるHRは印象に残るんですよ。

 キャッチャーなのにピッチャーの気持ちが分からないというか、今日なんかサバシアは呆然としているでしょうね。ピッチャーの使い方に全く「哲学」が感じられない。分かりませんよ、ここから勝ってワールドチャンピオンになるかもしれない。ヤンキースは。実に久しぶりに。

 しかし今日はチャップマン、ベタンセスまで出す羽目になって、しかも二人とも回をまたいだ。マー君がよほど頑張らないと、この後もヤンキースは苦しい試合が続く。結果はインディアンス9ー8ヤンキース。これで地区シリーズの結果はインディアンス2勝、ヤンキース0勝。


2017年10月06日(金曜日)

 (23:15)今荷ほどきしたばかりで、中をこれから見ますが、ちょっと楽しみ。

 今週初めかな。「木曜日に発表会があるので、いらっしゃいませんか」とグーグルの広報の方からメールでお誘いがあった。しかし私は木曜日は朝から徳島。「残念です....」と申し上げたら、「では送ります」と。

これから使える状態に  金曜日に我が家に運ばれて来たのは、グーグルが六本木ヒルズの本社で行った発表会で公表した日本語ババーションのグーグルホーム。うーん、楽しみや。明日の午前中は雨らしいので、組立に最適。

 私が興味があるのは、この放送でも言ったのですが、「siriとの違い」かな。どちらも音声を聞き取る。しかしsiriは口を近付けて.......と。

 グーグルホームはどのくらいで音声を聞き取るのか。実際にやってみます。家の各種機器と繋がっていなければこの日本で「AIスピーカー」と呼ばれるデバイスの本当の価値、効率性、利便性は分からない。しかしその端緒は見えるかも知れない。

 ところで徳島。iPhone8でも問題なのでは..........と書いたが、実は羽田に向かう地下鉄の中で、「ありゃ、7からイヤホンジャックを入れる穴がなくなっていたな」と思い出した。6Sまであったのがない。

 ということは「8」を使って音声付き動画でプレゼンするにはどうしたらよいのか.......と俄然問題意識が浮かんできた。たまたま「もしも.....」と6Sをリュックの中に入れていたので、「困ったら6Sを使えば.....」と思ったのですが、もうSIMを外しているので8からテザリングしなければならない。

 結局動画は使わずだったので「8」で出来たのですが、後で調べたらまたまた専用の端子を買う必要があるらしい。つまりプロジェクターに繋ぎ、かつ音声を出すには。面倒やな。

 いつまでもSIMを外した6Sを持ち運ぶわけにはいかないので、アップルショップに行って何千円だか知らないが、端子を買います。あ、その時にワイヤレス充電のアップルバージョンも買ってこようかな。「8」の発売時は品切れだった。


2017年10月05日(木曜日)

 (07:15)さて、今日の徳島の天気は.....降雨確率20%で、晴れか曇り。よしよし.........

 ま、どなたでもそうでしょうが、出張の日は「行く先が雨か、そうじゃないか」を一応確かめます。着るものがちょっと変わってきますから。今日は大丈夫そう。

 徳島新聞社の後援で行われる「サイバーセキュリティセミナー 経営課題として考える情報セキュリティ対策とは」という長いタイトルが付いた会合の特別講演を頼まれているので。

 主催者に「私、特にセキュリティの専門ではない....」と言ったら、「経営者中心に来ていただくので、伊藤さんには広い話題で........」ということで引き受けたもの。私のあとは二人セキュリティの専門家が。その話を聞くのも楽しみ。

 今日は初めてiPhone8を使って講演して見ようかと。ま、全然大丈夫でしょう。今までは6Sでやっていたが、「8」は「7」を含めた集大成の器機なので。プロジェクターに繋げて、音も出して。

 「iPhoneを使う」というと今でも相手方が緊張しているのが分かる。以前は「そんなことできるのか ?」「接続器機がない」が多かったが、最近は「実際にやって大丈夫でしょうか?」が多い。ま、プロジェクターサイドに15ピンのメスがあれば大丈夫。接続器機は多くのケースにおいて私が持って行く。

 徳島は久しぶりかな。渦潮も見れないだろうし、祭りもやっている時期ではないが、久しぶりに先輩の内藤さんの顔が見れるのが楽しみかな。最初は一泊を検討したが、結構前後がタイト。金曜日は朝からラジオがありますし。

 トランプ政権は「大丈夫 ?」っていう状態が続いている。今朝のニュースではティラーソンが「私は離職を考えたことは一度もない」と記者会見。そりゃそうだ。トランプに「(彼の)北朝鮮との交渉は時間の無駄」に加えて「「Save your energy Rex, we'll do what has to be done!」」なんて「!」マーク付きでツイートされたら記者会見の羽目になるのは目に見えている。

 アメリカに詳しい友人達によると、「なぜ誇り高い彼がトランプなんかの下で働いているのか」との疑問に対しては、奥さんに「あなたやったら.....」(家にいられたくない ?)と言われたというのが一種の都市伝説。ほんとかどうか知らないが、今年末にまた一幕あるかもしれない。

 プエルトリコでの一連のトランプ発言も目を覆うような印象。ビックリするのはそれが当たり前になったこと。ティラーソンがトランプに対して使ったと言われる「moron」(お馬鹿さん)が当たっているのか、演じているのかは不明。多分両方の要素が。

 今日は今都議会最後の5日ですか。橋本さんのように「2万%」とは言わないが「100%ない」と言い続けている小池さんはどう今都議会を総括するのか。最近は都知事としての予定キャンセルが多いそうな。

 「よく黙っているな....音喜多君は.......」と思っていたら「離党」だと。都議会では彼の方が先輩ですからね。「何も言わせて貰えない」「会派運営が非民主的」と予想した通りの理由。

 彼とはテレビで一緒したことがあって、とにかく弁舌は立つ。「あの弁舌が封じられては...本人もいつか嫌気が」と思っていた。イギリスではメイ首相の地位が危ないし、スペインでは国王の演説に独立志向のカタルーニャの人々が反発。

 酷いのはまだラスベガスの50人を超える死者が出た銃乱射事件の「犯人の動機」が不明なこと。動機が捕捉できなれば、予防のしようがない。ま、世界はmovingであるということですが、悲惨な事件が多いのはかなわない.......


2017年10月03日(火曜日)

 (11:15)頭の体操です。私がそれを希望しているとか、そうなるだろうとか考えているわけではない

 視点を「女性初の日本の首相」になりたいであろう小池百合子(今は都知事)に置く。多分彼女にとって一番良いのは22日の選挙結果を受けて、「希望+自民+公明」の大連立政権ができる事です。というか「作る」ことです。

 選挙戦を戦ったばかりの政党が連立 ?と思う人もいるかも知れない。しかし先進国に例はいくらでもある。つい先頃までのドイツがそうだった。ましてや自民党と希望の党の政策は、ドイツのキリスト教民主同盟と社会民主党の間よりも極めて近い。

 今見える違いは19年に消費税を上げるか否か、原発をどうするかだけです。その他は憲法改正を含めてほぼパラレル。多分小池さんはこう考えている。過半数の233を越える候補者を用意するが、多分過半数を単独で取ることは難しい。

 取っても「希望の党」には十分な政権運営能力があるかは全くの未知数。多分小池さんが全てを差配しようとするだろうが、政府のガバナンスはあまりにも複雑です。今の希望の党では誰にどの大臣をやらせるのが良いかも分からない。

 小池さんにとって一番良いのは、つい最近までいた自民党の比較的豊かなリソースを使うことです。人材、官庁のマネッジメント能力・ノウハウ、組織などなど。今日にでも希望の党は名簿を発表するらしい。しかし恐らくそこには国民が知っていて「この人なら任せられる」という人は少ない。都民ファーストの会のように。

 しかし選挙は国民が一人一票を持つ制度で、より多くの人が「安倍さんもいろいろ問題があるし、モリカケも曖昧」「ちょっと嫌な印象」「今回は小池さんに入れよう」と考える人が多ければ、予想外に自民の票が減り、希望が増える。  彼女の視点から言うと、一番良い選挙結果は

  1. 希望の党が第一党で獲得議席は220と過半数にちょっと届かない程度
  2. 第二党が自民党で獲得議席は200飛び程度
 が良い。その場合「希望の党+維新の会」の連立も取り沙汰されるだろうが、それは現実的ではない。直ぐに政権運営に行き詰まる、と私は思う。両党に政権担当能力のある人は少ない。

 小池さんとしては経験豊富な自民党の人材を使いたいだろう。若狭、細野両氏くらいは閣僚に取り立てるかも知れないが(そうでないと格好がつかない)、実は小池さんはこの二人をあまり信じていないと思う。だから簡単に「リセット」の対象になるし、若狭発言を簡単にひっくり返す。

 しかし彼女が自民党を出るのに逡巡したことで示されるように、彼女にとっては自民党はいろいろな意味で魅力があるはずだ。人材も相対的に豊かで、適切な配置をすれば政権も長持ちする。女性初の首相が一年ももたないのでは歴史に残れない。

 自民党はそれを飲むか。飲むと思う。なにせ村山さんの社会党とも組んだことがある政党だ。なにせ憲法改正が出来る。だから小池さん的には希望の党が第一党になって、「希自公」連立政権を樹立し、そのトップに自分がなることを真剣に考えているのではないか。

 65才というお年を考えれば、そのルートが小池さんにとってもっとも素早く「女性首相」に到達する道ではないか........とさっき考えた。むろんその前提はいくつかある。今回の選挙で結局小池さんが選挙に出てこなければこのルートはない。5日までは都議会だ。6日から注目。

 「希自」で十分なのになぜ公明党を入れるのか。それは東京と知事選挙で助けてもらった恩返しもあるし、大連立の中で自民を牽制するためでもある。


2017年10月03日(火曜日)

 (07:15)そう言えば、横須賀港のクルーズ船からは今話題の二つに関連した施設が見れました。一つは横浜ベイスターズの練習場。説明を聞いたときに「横須賀にあるんだ」と思いました。巨人で言えば多摩川。外見は小さい。

この目でロナルド・レーガンが大きさ比較してみたかった  もう一つは大量リコールを発表した日産の追浜工場。クルーズ(商品名は「「YOKOSUKA軍港めぐり」」)船の案内人(面白い若者でした)が日産の工場を見ながら、「いま日産さんは大変なことになっていて.........」と。あのニュースが伝わったのは前日でしたから、「よう勉強している」「組み込みが素早い」と思いました。

船番もなしで真っ黒の保護色  軍港である横須賀港と長浦港を巡る海上観光は多分初めて。日曜日は天気も良くて大勢の人が繰り出していてビックリ。長身のカメラを抱えた人が多い。ファンが多いんですね。詳しい人は船にふられた番号を見ただけで船名、船長名、その出身などなどが瞬時に分かるそうな。

 所要時間45分くらいのクルーズ。出発して直ぐに、右がアメリカ軍の使用区域、左が自衛隊の使用区分という説明から始まって、湾内に停泊している艦船を説明してもらいないがら。

あと二ヶ月で退役・解体の木造掃海艇  ちょっと驚くのは「写真、ビデオ自由」という点。空軍基地は厳しく管理さていますから。まず見えたのは「いずも」で、これは大きかった。そう言えば直ぐ近くの公園で「空母はいらない」と集会を開いている人達がいました。なので機動隊も。

 レアだったのは、ソマリア沖から帰還した「てるづき」が私たちがクルーズに出発する15分ほど前に入港したこと。なので帰還歓迎、家族再会など式典が行われていて、それも見れたこと。実に間近で。音楽が華々しかった。

 艦船番号もなく真っ黒なのが潜水艦。見ただけで2隻が停泊していましたが、あと面白かったのは木とプラスチックの二つの素材で出来た掃海艇かな。木製の掃海艇はあと2ヶ月で解体の運命。劣化したが新たに作れる木工職人がいなくなって、とのこと。

 それに代わるのがプラスチック製の掃海艇。爆弾の中には鉄で出来た船に磁気で反応して爆発するものがあるため。爆弾処理というのは難しい仕事だと思う。あとは合計10隻はいたイージス艦かな。日米豪など全部で。「これだけイージス艦が停泊している港はここだけ」と説明員。

その代替で作られたプラスチック製の掃海艇  改めて思ったのは日本が完全な海洋国家で、海の安全を守るのは非常に重要な任務だと言うこと。北朝鮮のような日本本土に上陸して、日本人を拉致するような国までありますから、その重要性は強調してもし過ぎることはない。

 軍港を見た後は、お決まりの海軍カレーでした。今回はTSUNAMIで。私たちは最初のグループで入ったのですが、その後は長い行列。天気も良かったし、散歩がてらに横須賀の街を散歩しながら昼飯にはカレーをという人が多かったようです。

 天気も良くとっても気持ちが良かった。軍港クルーズはその日、その時によって見れる船が違う。また行きたい。ロナルド・レーガンはミッション中でした。朝鮮半島 ?

 うーん、「いずも」と「レーガン」の大きさ比較がしてみたかった。この目で。横須賀ではタイミングがあえばそれが可能。


2017年10月01日(日曜日)

 (07:15)房総半島にかかる日の出前の夜明け風景と、半島の鋸山の左手からのご来光を眺めた後、「ライコウ」が出現しているのを発見して、「あ、今日から10月だ」と思いました。

 1001は左右対称。1年で左右対称はあまりないし、その中でも一番対称感が強い。何か縁起の良いような気がする。それにしても10月ですか。あと3ヶ月。ちょっと頑張ろう。ははは。

 写真はいずれも三浦海岸から撮ったモノです。三浦海岸に来たのは「海釣り」の入り口として、「みうら海王」(三浦漁協がやっている)さんがやっている湾内の釣り場(岸からは離れていて、深さ10メートルくらい)で釣りをするため。

 私でも結構大きな真鯛が3匹ほど釣れて面白かった。今度は「青」(大きな、背中の青い魚)を釣りたい。





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