長らくグリュックを指揮してくれたジェイブナー監督の後任には真田氏が選ばれた。 このオフの間にカルリトがMFにコンバートされた。スポンサーは10社そのまま契約続行で変わりなし。 2月は恒例のドイツキャンプ。春トーナメント
都並が帰国。守備陣が安定したのかジュビロ(5-0)、ヴェルディ(3-0)、アントラーズ(7-0)と 無失点で勝ち上がる。決勝戦こそフリューゲルス相手に1失点を喫す(5-1)が優勝。 MVPには屋野が初選出。1stステージ
4月は上々の滑り出し。立野がスーパープレイを見せ、秘書とワインで乾杯。 ところが5月にまたしても小村欠場の試合でエスパルスに惜敗。どうもエスパルスには分が悪い。 優勝は逃さなかったが、スッキリしない展開。スタメンから外国人選手を外して臨んだために MVPは本並と屋野で独占。得点ランクも小倉と福田が引っ張っている。 赤組はエレンシアとジェフ。 世界ランクを確認した所、GK本並とMF屋野が世界1位。 その他小村(DFQ)、立野(MFS)、トト(FWC)がランクイン。アジア杯
クウェートとの緒戦は去年の苦い思い出からプレミアを懸けて臨むが、延長に持ち込まれる。 何とか3-1で勝利。2回戦の中国戦はスッキリと90分で勝利(3-1)。決勝の相手は因縁の韓国。 2-1とリードしていたが終了直前、同点に追いつかれPK戦にまでもつれる展開。 韓国1人目が外して4-5。初優勝も心中複雑。ま、これでアジアの盟主だ。オールスター
西田が帰国。1年間ではあまり伸びが見られないが仕方がない。 来年のためにはこれしかなかったのだからな。金刀比羅宮から7度目の寄付を求められる。 いいんだけどさぁ、そんなにぼろかったか? オールスターには最多の10人選出(トト、小倉、ロナルド、立野、屋野、カルリト、葵、小村、都並、本並)。 ところが試合は1-0の接戦。ふーん。2ndステージ
8月は全勝が4チームと一歩も譲らぬ展開でMVPも黒崎に持っていかれる。 イマイチ伸び切らない相馬を半年間ドイツへ。 9月にはセレッソ森島の獲得のために、グリュック最古参の円藤を放出。 2年目の8月以来最終ラインをずっと守って来た彼だが、ここ2、3年は 控えに甘んじ、出場機会も失い起用法に疑問を感じていたそうだ。 第2の人生での活躍を祈ってるよ。森島合流後もチームは勝ち続け、 全勝優勝。小倉がMVPに初選出されるなど、日本人選手の地力が上がって来たか。 彼はまた、初の得点王(40点)に輝いた。一年遅れの栄誉だな。福田も28点で4位にランクイン。 日本人2TOPも着々と成長しており、嬉しい限りだ。今期の赤組はサンガとジェフ。アフリカ杯
福田 あ 小倉
沢登 あ 葵 あ 森島
屋野 あ 立野
都並 あ 小村 あ 西田
本並これまた日本人のみで挑んだこの大会。緒戦のナイジェリア戦に1-1と引き分けて不安が。 しかし続くザンビア(2-0)、南ア(1-0)はプレミアも効き連勝。 ところがカメルーン戦でまさかの敗戦(1-2)。首位転落するが、いつものことさ。 最終戦はガーナ相手にキッチリ圧勝(4-0)。無事優勝決定。グリュックの日本人選手=日本代表だからな。 良い練習試合になっただろう。 この大会直後沢登が、本大会を年頭に入れ半年ドイツ留学。
冬トーナメント
一体どうしたというのか。久しぶりにトトをスタメンに戻したにも関わらず、 緒戦のエスパルス戦で敗退(0-1)。エスパルスってそんなに強いのか? 優勝はサンフレッチェだそうです。今年は真田新体制の下で5月タイトルと11月タイトルを奪取。 特に5月タイトルはジェイブナー監督ですら手が届かなかった忘れ物であった。 暫定監督かとも思われたが、真田氏の続投は決定的だね。 来年のインターナショナルカップを想定して外国人の起用は極めて少なくなった。 ロナルドがベンチ要因とは贅沢なチームだよな。それでもエスパルスには勝てないのか・・・ 今年も不動産投資を行いつつ190億の黒字決算。484万の観客動員数。 世界ランクも飛躍的に浮上し何と20位。
このグリュックを陰ながら支えて来たホセスカウトが今期限りで引退。 これまた痛いねぇ。10年目の9月に就任して以来、 彼がグリュックに連れて来てくれた選手は以下の9人。 都並、小倉、カルリト、ロナルド、下川、西田、相馬、沢登、森島。 まさにホセスカウトこそグリュックの屋台骨だったといえる。 世界の舞台に我々を押し上げてくれたホセ氏に心から感謝しよう。 ジェイブナー氏に続き、偉大なスタッフを失い淋しい年越しだね。