Gdansk, Warszawa/グダンスク、ワルシャワ (2003.09.24-2003.09.26) ポーランドに戻ってきた。 ロシアの飛び地カリーニングラード州を迂回するように、リトアニアから直接ポーランド入りを果たす。今回の入国時にはグリーンカードの提示が求められた。どうも国境により対応が違うようだ。ポーランドのグリーンカードは、前回ワルシャワにいる間にArturに協力してもらって安い保険に加入しておいたので何の問題もなかった。 二度目のポーランドではバルト海沿岸の町グダンスクに行ってみる。第二次世界大戦中、完全に崩壊した町並みは戦後完全に修復されていて、見事なまでに美しい中世の世界が広がっている。かつての町並みの美を認識し、たとえそれが崩壊してもまた再現し保存しようというポーランド人のエネルギーには感服させられる。中央駅の近くに本屋があったので立ち寄ってみると、前回取材した記事の載った号が出ていた。隣で立ち読みしていた若者がその記事を見ていたが、さすがに本人が横にいるのは気付かなかったようだ。到底縁のないポーランド語で書かれた雑誌に自分が載っていると思うと、どうもくすぐったい。一応、記念に買っておいた。 せっかく近くまで来たので、再びワルシャワに戻った。前に泊めてもらったArturの自宅は元々の住人が夏休みを終えて戻ってきており、いっぱいだったようで、他のライダークラブのメンバElizaの自宅に泊めてもらう。Elizaは横江と同い年の主婦で、ご主人がBMWのGSに乗っているライダーだ。正直なところ、この後どういうふうに欧州を周るかあまり考えていないという話をすると、「あんた何馬鹿なこと言っているの、クロアチアに行きなさい。絶対良いから。」と熱心に薦めてくれる。確かに見せてもらった家族旅行の写真をみると悪くない。クロアチアは当初予定に入っていなかったが、いい加減寒いし、一気に南下するか、ということで腹を決めた。しばらくするとご主人が帰ってきたが、Arturも一緒で再会を祝った。 |
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